欧米は学歴社会です。
昔から言われていることですが
欧米の大学は勉強しなければ卒業できないからです。
仕方がないことですが
日本の大学は勉強しなくても卒業が出来ます。
特に戦後は、入るまでは勉強しないと大学に入りずらいのですが
入ってしまうと遊びを覚えるシステムになってしまっています（笑）
それでも経済が成長している間は良かったのですが
バブル経済崩壊以後は
大卒の価値が年々下がってきました。
それでも入社の条件が「大卒」である会社は
免許証ぐらいの価値があるようです。
ゆとり教育の頃は
卒業することだけでなく
入るのも簡単になってきたそうですね（笑）
よって残念ながら格差社会は進みます。
昨日のブログにも書きましたが
これからは「学ぶ力」と「コミュニケーション力」が
重要になるからです。
欧米の大学では
自分で考えて論文を書いて
教授にダメ出しを食らいながら鍛えられるそうです。
ディスカッションの場では
自ら進んで発言しない人は
何も考えていない人と認識されるようです。
日本の場合は
楽して入り、楽して卒業するという
「学ぶ力」と「コミュニケーション力」を下げる
方向に舵を切ってしまったようです。
一方、社会はグローバル化やIT化が進み
企業は対応をしなければ生き残っていけません。
「働き方改革」もそうですが
社会人・企業人としては
欧米社会の有り様にチェンジしています。
残念なことですが
「学ぶ力」と「コミュニケーション力」が低い場合
雇ってくれなくなります。
「学ぶ力」と「コミュニケーション力」が高い場合は
どんどんキャリアアップが出来ます。
日本の大学も
「学ぶ力」と「コミュニケーション力」を高める方向に
進んではいるとは思われますが
改革のスピードが遅すぎるのも、また日本的ですね（笑）
とすると、自らやるしかありませんね。
学歴が本当の意味で社会に通用するように
自らの実力を、自ら付けるしかありません。
格差社会を防ぐには
大学は遊ぶところではないとの認識が
必要なのではないでしょうか。
