僕が子供の頃、「よく学び、よく遊ぶこと」が
良いと言われていたものでした。
残念ながらこの言葉の解釈を
学ぶこと=受験勉強と捉えた人が多かったみたいです。
ゆえに
学ぶこと=苦となり、遊ぶこと=楽になりました。
大学進学までは学び、入学後は遊ぶという
システムも出来上がってしまいました。
ひどい場合、その低レベルの苦さえも回避させるために
幼稚園や小学校から楽をさせる
親御さんも増えてきました。
持ち上がりの学校に行かせることに
必死になる親も
子供の進学に興味のない親も
根っこの部分では同じ
魂のレベルなのです。
学ぶことは本来愉しいことです。
受験勉強は学ぶことの一部にすぎません。
人間界はあらゆることが
学ぶことになるのではないでしょうか。
本来、遊ぶことも学ぶことなのです。
苦しいことを楽しくやるには
遊び心を持ってやることです。
残念ながら多くの場合
遊ぶことが楽しく
学ぶことや働くことが苦しいことと
刷り込んでしまっているのが
現状ではないでしょうか。
これが人生の生き苦しさを
増やしている原因のひとつかも知れません。