８０年代の半ばに美容師になりました。
その時にビックリしたことは
せっかく美容師を志したにもかかわらず
遊びたい、怠けたい、楽をしたいという人が
あまりにも多いことに驚きました。
遊ぶことによって
感性を高めるなどと言い訳している
若者が沢山いました。
平和な時代に生まれた若者の生き方ですね。
昔からいつの時代も
金持ちのドラ息子はいたものです。
ところが一億総中流を達成した
８０年代の日本は
貧乏人のドラ息子が出現したと
本で読んだことがありましたが
本当でした。
若いころに楽を知ってしまうと
苦を感じるハードルがとても下がってしまいます。
これが精神病の増加の原因のひとつです。
それに加えて
知識・情報化社会のせいで
頭でっかちになり
遊ぶこと、怠けることの正当化をしてしまいます。
マスコミも加担しています。
人間は完全ではないので
遊ぶことも、怠けることも、楽をすることも必要です。
執着しなければ、悪いことではありません。
ただ学ぶことも、働くことも、鍛練することも
実は愉しいことだと気付くと
魂のレベルが上がります。
ドラ息子の自覚がある人には特に
学ぶこと、働くこと、鍛練することは重要です。
運も良くなります。
