小児歯科について
子供たちが楽しく治療を受けられることを目標にしています。夕方の5時ころにただ、遊びに来ている子供たちもいます。歯科医院は治療するところだけではなく虫歯や歯周病にならないように予防する所でもあります。子供達が虫歯にならない予防の会=守る会で10年以上1本も虫歯になっていない子供達がいます。是非一度遊びに来て下さい。
・入会無料
・フッ素のうがいをしてもらいます
子供が虫歯にならないようにするには、赤ちゃんがお腹にいる時から母親がお口の中を清潔に保ちましょう。妊娠して安定期に入ったら、歯科医院で検診を受けましょう。
「歯みがき開始は何歳ぐらいから?」
歯が生え始める前はとくに必要ありません。歯は大体6~7ヶ月の時に生え始めますが、赤ちゃんによって個人差があります。まだ前歯の生えはじめであるこの時期は、歯みがきも準備段階。いきなり歯ブラシのような固いものを入れられてゴシゴシみがかれたら、赤ちゃんもびっくりしてしまいますから、少しずつから始めましょう。歯をみがくというよりも、歯みがきを嫌がらないよう、歯ブラシなどを口の中に入れられることに慣れるのが第一の目標です。慣れないうちはみがくのも大変ですから1日1回機嫌のいいときに。慣れてきたら、離乳食の回数に合わせて1日に1~3回程度が適当でしょう。
よく噛んで食べるための工夫をしましょう
急いで食べないゆっくりと味わって食べましょう。食べ物によって噛みごたえはちがいます。噛みごたえのある食べ物は、1口30回を目安によく噛んで食べましょう。
飲み物で流しこまない食べ物が口の中にある時は、飲み物を摂らないようにしましょう。よく噛むと、食べ物が細かくなり、自然に飲みこめるようになります。
「子供によく噛んでもらうために」
軟食・飽食の時代といわれている現代、“噛まない子”“噛めない子”が問題になってきています。子供の頃から、よく噛んで食べる習慣を身につけることが大切です。幼児期から学童期にかけては、そしゃく機能を育てる大切な時期ですので、ご家庭においても指導が必要です。食事やおやつに噛みごたえのある食べ物をとりいれましょう。「硬いもの」「食物せんいが多いもの」などは噛みごたえがあり、自然と噛む回数が増えます。
POINT
煮干、リンゴ、フランスパン、せんべい、ガム、生野菜、レンコン・ゴボウなどを料理やおやつに取り入れるといいです。
乳歯のむし歯の多発期
乳歯は8ヶ月頃から生えはじめ、3歳頃に生えそろいます。その後の2~3年がもっともむし歯になりやすい時期です。むし歯予防のために定期健診や予防処置(フッ化物塗布など)を受けましょう。
口腔内を清潔に
むし歯の原因菌は、生後、保護者から唾液(だえき)を介して伝わることが明らかにされています。これを予防するには、お子さんが生まれる前から、保護者自身のお口を清潔に保つことが大切です。
おやつのとり方
おやつの回数や時間を決め、多くても1日2回にしましょう。量を決めて食べすぎないようにしましょう。糖分が多く含まれるおかしや飲み物の摂りすぎに注意しましょう。食べたら歯をみがく習慣を子供の頃からつけましょう。
歯みがきの習慣づけ
歯が生えてきたら、歯みがきのスタートです。練習により、子供自身もみがけるようになりますが、1人でみがけるようになるのは8~9歳頃です。それまで、3歳頃までは「保護者みがき」が、3歳をすぎたら「仕上げみがき」が大切です。
年齢別みがき方と注意するポイント!
年齢別みがき方と注意するPOINT!
1歳 保護者みがき(全面的にみがいてあげる)歯と歯の間、歯と歯肉の境目のプラーク(歯垢)除去
2歳 模倣みがき(両親や兄弟の真似をしてみがく)+保護者みがき 奥歯のかみ合わせ(咬合)部分の溝のプラーク(歯垢)除去
3~5歳 練習みがき+仕上げみがき 歯と歯の間のデンタルフロスでの清掃
乳歯のブラッシングのPOINT!
寝かせて(みがく)
保護者がみがいてあげる場合、頭やあごを固定し、指で唇、頬、舌を軽くのぞきながらみがきましょう。
特に上の前歯と奥歯はむし歯になりやすいので丁寧にみがきましょう。