滋賀県 建築家 / 建築設計事務所イデアルの小さな独り言

建築家・清水精二のブログ、何でもあり独り言集・・・。

ベルナール・ビュッフェの闘牛士

2021年10月24日 | 独り言

前回の記事では「暑さも寒さも彼岸まで」と言っていましたが、10月になっても暑い日が続きましたね。今年に関しては「暑さも寒さも彼岸まで」という慣用句は当てはまらなかったようです。でも・・気候変動でこれからはもっと合わなくなっていくかも知れません。慣用句が当てはまるように頑張って「脱炭素」しないといけませんね・・。それで先週ぐらいから、ようやく気温も下がって本来の気候に戻ってきたのはいいんですけど、足元が冷たいので最近は電気ストーブを足元に置いて仕事をしている今日この頃です。私が冷え性という事もあるのでしょうけど、この間まで半袖でウロウロしていたのに今はストーブを使っているというのは変な気分です・・。

 

話は変わりまして、画像は我が家にあったベルナール・ビュッフェの闘牛士です。"あった"と過去形になっているのは、先日甥っ子が結婚して新居に飾りたいからと持って帰ったからです。画像は甥っ子が持ち帰る前にこのビュッフェの作品があったことを記録にしておこうと撮影したものです。ビュッフェの硬質で鋭く太い針金のような輪郭線で描かれた表現は強烈な印象を与えていて、ゆるぎない存在感があることから、一目でビュッフェの作品と分かるものが多いですよね。我が家にあったこの作品はリトグラフという技法によるものです。リトグラフとは版画の技法の一つで、版を削らずに水と油の反発作用を利用して作品を刷る技法です。念のため言っておきますと、このビュッフェの作品はポスターや複製ではなく本物のリトグラフです。

この作品は、同居している私の父親が30年ぐらい前に昨年閉店した西武大津店の画廊で購入したものです。購入後は、我が家の階段の踊り場に立て掛けてありました(なぜか壁には掛けずに踊り場の床に置いて立ててありました)。階段を上がる正面の壁に立ててあったので、2階に上がるときには必ずこの闘牛士が目に入ります。つまり、1日に何回かは見ていたワケです。それが先日甥っ子が持って帰ったので、今は階段を上がるといつも私を睨んでいた闘牛士はいなくて・・ただ壁があるだけです。私はこの作品が特に気に入っていたワケではありませんが、30年も踊り場に居座った闘牛士がいなくなると違和感があるというか少し寂しく感じます。私の父親は、甥っ子が「持って帰ってええ?」と聞くと「おう、やるわ!!」と軽く持って帰らせましたけど・・。

画像を見てお気付きになっていると思いますが、この作品の上部(闘牛士の頭の上部分)はずいぶん色褪せてしまっています。最初はもっと赤かったハズなので、ネットで同じ作品を探してみたところ(この作品はリトグラフにより150枚刷られているようです)、同じ作品が販売されているのを見つけました。それと比べると我が家にあった作品は、やはり闘牛士の背景の赤色がかなり褪せていたようです。まぁ、30年ほど階段の踊り場に置かれていたうえ、踊り場は直射日光は当たらないまでも、朝夕は結構明るい場所なので色褪せてしまったのでしょうね。もう少し管理をしっかりしていれば良かったのに・・と思っても遅いですよね。ちなみに、甥っ子には「一応ビュッフェの闘牛士やけど、だいぶん色褪せてるでぇ・・」とは言っておきましたが、どこまで分かってるのかなぁ・・。

という事で、今回は我が家にあった色褪せたビュッフェのリトグラフを甥っ子が新居に持ち帰ったというお話でした・・・。

 

 

 


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