人・企業・地域を元気に!いでっちの奮戦記

イデアパートナーズ㈱の井手修身(おさむ)の地域再生、観光地活性化に関する人・企業・地域の様々なエピソードを紹介する日記。

観光協会の再生と自立(コラムより)

2007年10月22日 | Weblog
静岡県の稲取温泉観光協会が全国公募によって大阪出身のシングルマザー
を採用し、マスコミをにぎわせた。

長崎県の平戸観光協会もそれより少し前に全国公募し、東京から赤木望さん
を事務局長に採用した。

それから約1年経ち、平戸観光協会は「攻めの観光協会」へと変貌。
今年8月には第三種旅行業者資格を取得し、観光協会が着地型企画旅行の
取り扱いを開始する。

 従来の観光協会の役割は、旅館や土産物店等の会員への互助サービスが
大きかった。
しかし、一人十色の個人旅行時代においては、観光客への多様なサービス
提供の充実、つまり「顧客サービス事業者への変換」
求められている。

また、全国の観光協会では、市町村の合併に伴う統廃合が進む一方、
会員の減少や補助金削減による財源不足で、人材不足に陥っている。

そのため意思決定のスピードが弱まり、事業展開の遂行能力が欠如する
といった課題が蔓延。

行政に頼らない「観光協会の再生と自立化」
が急務となっている。

そのためには、自主事業の展開、財源の確保、キーマン人材、
が重要となる。

自主事業の展開には着地型旅行業サービス、ネットでの観光情報サービス
やオリジナル特産品販売、物産店の受託等がある。
これらによって財源を確保し、その一方で情熱に溢れ、マネジメント力に
たけた人材を誘致していくことだ。

そしてもっとも重要なのは、観光協会という組織の明確なテーマ(活動目的)
を設定することだ。
地域活性の何を観光協会は担うのか。
それを絞り込み、達成する人材をいち早く誘致するのである。
この様な状況は、観光協会に止まらず、財団法人や社団法人で官民の
中間組織には同様の課題が見られる。

そういう意味で一歩先を走り出した平戸市の取り組みに注目したいものだ。

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