感染症診療の原則

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厚生労働省にメールや電話で意見を伝えた、の結果

2011-01-31 | (ちょっと休憩)ほんとに休憩
感染症に限ったことではないですが、「個人でできることなんてあるの?」と思う方は少なくないですね。

最終的に行政の施策に反映するためには、その必要性が認知され、議会で予算が確保される必要があります。「これは問題じゃないか?」「こうしたほうがいいのではないか?」ということは、気づいた人にしかいえないことですので、メール等でおくりましょう。

住んでいる市や県のホームページから首長あてにおくることもできますし、
議員のホームページやブログにもおくることができます。
そして、厚生労働省へ意見や提案をする窓口は常に開かれています。
トップページから送ることができます。「国民の皆様の声」というアイコンをクリックします。

そして、集計報告が定期的に行われ、それぞれどんな対応をしたのかも説明があります。
「厚生労働省に寄せられる「国民の皆様の声」につきましては、厚生労働行政の政策改善につながるきっかけとなるものであることから、一週間分の集計結果と現時点での対応等をとりまとめましたので、お知らせいたします。」とあります。

本日公開されたのは平成23年1月21日から平成23年1月27日受付分です。

本省で受け付けたものは1202件、施策に関係するものはこのうち245件。
厚生労働省に寄せられた「国民の皆様の声」の集計報告について

ちなみに、感染症や予防接種関係を扱う「健康局」関連を見てみると・・・電話5件+メール101件=106件の意見が寄せられているそうです。

このフィードバックシステムはすばらしいのですが、唯一残念なのは“主な国民の声”が3件しか提示されておらず、しかも「なんとなく無難なもの?」という印象がぬぐえないことです。

労働基準局は118件で6件。他の局も、もう少しこみいった具体的なものを呈示しています。このあたりはコミュニケーションとしてもう少し改善できるのではないでしょうか。

内容分析など●●について、●●について、と円グラフなどでみせると国民の関心事項などがわかっていいのではないでしょうかね?・・・という提案メールをしてみるか
(^^)。
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