世の中的にはお休みの方もおおいでしょうね。お仕事の皆さんお疲れ様です。
さて。夜中の動きです。もともとのフェーズ5の基準にはあてはまっていたので(米国とメキシコbyマーガレットチャン)、驚きのフェーズ5!!!ではないですが。
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Phase 4 ヒト-ヒト感染がおき、地域でアウトブレイクがおきている
Phase 5 ウイルスのヒト-ヒト感染が同一WHO地域の少なくとも2カ国以上でおきている
Phase 6 パンデミック期(世界的な流行期)
複数の異なるWHO地域で、地域アウトブレイクがおきている状況
図はこちらに↓
http://www.who.int/csr/disease/avian_influenza/phase/en/index.html
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ここから記者会見情報
■フェーズを5にする
■ブタインフルエンザとよぶのをやめる 2009 H1N1
■ヒトの移動の制限や国境の封鎖は必要ない
■豚肉をたべることや製品を食べることは問題ない
-----(ここまで)-------
「マニュアルをはしからはしまで読んでいたわけではないので状況がよくつかめていない/先のほうまでよんでなかった・・・」ということもよくききます。
手元には国のマニュアル、自治体のマニュアル、病院のマニュアル。
成田空港のある千葉県のマニュアル
http://www.pref.chiba.lg.jp/syozoku/c_kenfuku/kikikanri/inful.html
参考までにフェーズ5の医療のところ。
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[症例定義]
・国が示す新型インフルエンザに対する症例定義の変更について、関係機関に
周知する。(健康福祉部)
[疑い症例への対応]
・県民からの相談、患者の早期発見や感染拡大防止等を目的とした発熱相談セ
ンターを県庁及び健康福祉センター(保健所)に設置する。(健康福祉部)
[検査]
・新型インフルエンザ疑い例(要観察例)については、原則として感染症指定
医療機関において、検査のための検体を採取する旨を周知する。(健康福祉部)
・検体は、衛生研究所へ送付し、亜型検査、遺伝子解析等を実施するとともに、
確認検査が必要な場合には分離されたウイルス等を国立感染症研究所へ送付
する旨を周知する。(健康福祉部)
[診断・治療方針]
・新型インフルエンザ疑い例(要観察例)は、原則として、感染症指定医療機
関において診断・治療を行うこととし、一般医療機関においては、本人の渡
航歴等を確認し、新型インフルエンザの疑い例(要観察例)に該当する場合
は、健康福祉センター(保健所)に連絡し指示に従うよう周知する。(健康福
祉部)
・新型インフルエンザの症例定義により患者(疑似症患者を含む)となった場
合は、感染症法に基づき入院勧告を行う。(健康福祉部)
-----(千葉マニュアルここまで) -----
・・・・みなさんのところとすこしずつちがうかもしれませんが。
診療としては通常やっていることを続けるだけですね。検査もいつもの検査です。
インフルAについては検体を自治体が集めるようなアルゴリズムがあるのか(定点機関以外にも)。あまり情報はながれていません。
新しい対応は、いつもはしていない「報告」、患者さんへの「説明」が増えますね。
世の中のひとはマニュアルがあることや、突然県から電話がきたりすることをよく知りません。個人情報の扱い方を事前に言わないと不安のもとになります。
確認は現在できません。可能性例、疑い例など症例定義を国や自治体がまわすことになるとおもいますので、そういったところから病院への連絡→現場の医師に周知されるというルートの確認をしておくとよいかも。。。
■WHO専門委員の国立感染症研究所インフルエンザウイルス研究センター長の田代先生のコメント
『今回のウイルスは「弱毒性」との見解を示した。強毒性のH5N1型鳥インフルエンザが新型に変異した場合に比べ「それほど大きな被害は出ない」とみられ、「全く同じ対策を機械的に取るのは妥当でない」』
『致死率などについては、疫学的調査が終わっていないため「実際の数字は分からない」と説明。そのうえで、メキシコで感染が疑われる患者が1000人を超える一方、同国以外は数十人規模であることから「割合からすれば(他の国で多くの)重症者が出なくても当たり前かもしれない」と述べた。』
http://www.pref.chiba.lg.jp/syozoku/c_kenfuku/kikikanri/plan/plan5.pdf
疫学情報が待たれます。
さて。夜中の動きです。もともとのフェーズ5の基準にはあてはまっていたので(米国とメキシコbyマーガレットチャン)、驚きのフェーズ5!!!ではないですが。
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Phase 4 ヒト-ヒト感染がおき、地域でアウトブレイクがおきている
Phase 5 ウイルスのヒト-ヒト感染が同一WHO地域の少なくとも2カ国以上でおきている
Phase 6 パンデミック期(世界的な流行期)
複数の異なるWHO地域で、地域アウトブレイクがおきている状況
図はこちらに↓
http://www.who.int/csr/disease/avian_influenza/phase/en/index.html
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ここから記者会見情報
■フェーズを5にする
■ブタインフルエンザとよぶのをやめる 2009 H1N1
■ヒトの移動の制限や国境の封鎖は必要ない
■豚肉をたべることや製品を食べることは問題ない
-----(ここまで)-------
「マニュアルをはしからはしまで読んでいたわけではないので状況がよくつかめていない/先のほうまでよんでなかった・・・」ということもよくききます。
手元には国のマニュアル、自治体のマニュアル、病院のマニュアル。
成田空港のある千葉県のマニュアル
http://www.pref.chiba.lg.jp/syozoku/c_kenfuku/kikikanri/inful.html
参考までにフェーズ5の医療のところ。
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[症例定義]
・国が示す新型インフルエンザに対する症例定義の変更について、関係機関に
周知する。(健康福祉部)
[疑い症例への対応]
・県民からの相談、患者の早期発見や感染拡大防止等を目的とした発熱相談セ
ンターを県庁及び健康福祉センター(保健所)に設置する。(健康福祉部)
[検査]
・新型インフルエンザ疑い例(要観察例)については、原則として感染症指定
医療機関において、検査のための検体を採取する旨を周知する。(健康福祉部)
・検体は、衛生研究所へ送付し、亜型検査、遺伝子解析等を実施するとともに、
確認検査が必要な場合には分離されたウイルス等を国立感染症研究所へ送付
する旨を周知する。(健康福祉部)
[診断・治療方針]
・新型インフルエンザ疑い例(要観察例)は、原則として、感染症指定医療機
関において診断・治療を行うこととし、一般医療機関においては、本人の渡
航歴等を確認し、新型インフルエンザの疑い例(要観察例)に該当する場合
は、健康福祉センター(保健所)に連絡し指示に従うよう周知する。(健康福
祉部)
・新型インフルエンザの症例定義により患者(疑似症患者を含む)となった場
合は、感染症法に基づき入院勧告を行う。(健康福祉部)
-----(千葉マニュアルここまで) -----
・・・・みなさんのところとすこしずつちがうかもしれませんが。
診療としては通常やっていることを続けるだけですね。検査もいつもの検査です。
インフルAについては検体を自治体が集めるようなアルゴリズムがあるのか(定点機関以外にも)。あまり情報はながれていません。
新しい対応は、いつもはしていない「報告」、患者さんへの「説明」が増えますね。
世の中のひとはマニュアルがあることや、突然県から電話がきたりすることをよく知りません。個人情報の扱い方を事前に言わないと不安のもとになります。
確認は現在できません。可能性例、疑い例など症例定義を国や自治体がまわすことになるとおもいますので、そういったところから病院への連絡→現場の医師に周知されるというルートの確認をしておくとよいかも。。。
■WHO専門委員の国立感染症研究所インフルエンザウイルス研究センター長の田代先生のコメント
『今回のウイルスは「弱毒性」との見解を示した。強毒性のH5N1型鳥インフルエンザが新型に変異した場合に比べ「それほど大きな被害は出ない」とみられ、「全く同じ対策を機械的に取るのは妥当でない」』
『致死率などについては、疫学的調査が終わっていないため「実際の数字は分からない」と説明。そのうえで、メキシコで感染が疑われる患者が1000人を超える一方、同国以外は数十人規模であることから「割合からすれば(他の国で多くの)重症者が出なくても当たり前かもしれない」と述べた。』
http://www.pref.chiba.lg.jp/syozoku/c_kenfuku/kikikanri/plan/plan5.pdf
疫学情報が待たれます。