感染症診療の原則

研修医&指導医、感染症loveコメディカルのための感染症情報交差点
(リンクはご自由にどうぞ)

所かわれば品かわる

2007-04-30 | Aoki Office
(GW中ですが勉強したい方に)
抗菌薬使用&耐性問題が病院によって異なることはすでにご存知だとおもいます。
また使用届出・許可などのシステムを取り入れているかどうかという違いもあります。
グラム染色や臨床検査室での実習を研修医教育に取り入れているかどうかという違いもあります。
病院だけでなく国によっても大きな違いがあります。
販売量の70%が日本での使用といわれるのはタミフルだけでなくカルバペネムも同様とのことです(あまり名誉でない特徴ですが)。

たとえばヨーロッパ。
http://www.md.ucl.ac.be/seminfect/Goossens-22-02-07/Goossens-22-02-07.pdf

季節によるトレンド、国によってはセファロスポリンをほとんど使っていないなど細かな違いをみていくと面白い(はまる?)です。
細かいデータの見方でよくわからない場合は大曲先生のブログで勉強してから戻りましょう。
http://blog.livedoor.jp/lukenorioom/archives/50860371.html
(写真はオランダのライデン。ダーハさん撮影)
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