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若手医師セミナー2019 心電図 香坂先生 Q&A

2019-10-03 | Aoki Office
若手医師セミナー2019 心電図 香坂先生 Q&A

質問内容 :
左心肥大とは左心室の壁厚が厚いということを意味すると思いますが、肥大に加えて、左室の拡大や壁運動低下が出現すると心電図は変化していくのでしょうか。

回答 :
こうした左室全体の拡大、すなわち線維化(Remodeling)が進んでくると様々な心電図変化はでてきます。ただ特異的な心電図というのはないのです。



質問内容 :
心臓の回転、電極の張り方によっては心尖部をうまく反映できなかったりはしませんか。

回答 :
そうですね、そのあたりはなんとも対応し難いところではあるのですが、いまのところレントゲンやCTに応じて心電図のリードを動かそうという話はでていないです。ただ、そのあたり手袋型の心電図のリードが開発されて、心尖拍動が触知される部分を基準に心電図を取ってみようという試みもなされていますので、将来に期待です。



質問内容 :
典型的な症状のない新規の左脚ブロックは、アメリカのガイドラインではカテ適応にはならなかったように思うのですが、その場合も循環器科にはコンサルトしたほうが良いでしょうか?

回答 :
ありがとうございます。おっしゃるとおり「症状がない」LBBBにはほとんど介入の余地はないと思います。ただ、3ヶ月前に胸部症状があったとか、虚血のイベントを疑わせるようなことが問診でききとれたようなケースではコンサルトして頂いたほうがよいかと思います。


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