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予防接種の専従者がたくさんいる国(米国予防接種会議)

2011-03-28 | 毎日いんふぇくしょん(編集部)
ブログ編集部、臨時ワシントンDC特派員頼りです。
3月28日~31日とワシントンDCのヒルトンホテルで開催される予防接種会議の情報をレポートします。しばらく予防接種ネタが増えます。

ワシントンDCは成田からユナイテッド/ANAの直行便が飛んでいます。
空港から市内へは市バスA5で6ドル。

世界銀行に勤めていた友人を訪ねて初めてきたのが14年前。なのであまり記憶がありません。ホロコーストミュージアムの記憶だけが鮮明に残っています。
日本人が多いエリアで、NIHもホテル近くの地下鉄レッドラインですぐです。
ワシントンDCは桜の花が咲き始めています。
日本の災害支援のための募金のよびかけもあちこちでみかけます。

さて。今回参加しているNational Immunisation Conferenceの主催はCDCです。
毎年1回開催で、CDCのあるアトランタと別の地域で隔年で開催されているそうです。

この会議は、エモリー大学に留学されていた神谷先生から勧めていただきました。

正直いいまして、予防接種の情報だけなら教科書もありますし(英語ですが)、インターネット情報もたくさんあります。
もちろん、外国の情報がそのままつかえるわけではありません。

しかし、戦略やノウハウというのは参考になるのではないかと思いますし、何より、米国には予防接種に専従で取り組む医療関係者が多数いるのだというお話を神谷先生からおききしていたので、プロフェッショナルという意識をもって関わる人たちがどのように訓練され、どのような問題解決をしようとしているのかと知ることはとても意味があるのではないかと思ったのが参加の動機です。

4日間の会議の参加費は早期割引登録で225ドルでした。今回の会議は全額自費参加なので少しでも安くなるのはありがたいです。
飛行機はマイレージを使えばタダだなあ、とおもっていたのですがあいにく無料チケット枠は満席だったので、ユナイテッド格安航空券を購入しました。12まんえんほどです。ホテルも会議の特別割引で宿泊ができます。

27日(日)は16時から前日受付がはじまりました。

受付横には飲み物と軽食コーナーが設置されていたのですが、おどろおどろしい色のソフトドリンクに、砂糖の固まりのような固いケーキ類。直径10センチのクッキーをほうばる人の群れ。

健康のための会議ではありますが、しょっぱなからウウム。
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