感染症診療の原則

研修医&指導医、感染症loveコメディカルのための感染症情報交差点
(リンクはご自由にどうぞ)

レジオネラ

2010-03-31 | 毎日いんふぇくしょん(編集部)
1976年7月、フィラデルフィアのホテルで開催された在郷軍人の大会に参加した4403人のうち182人が肺炎になりました。 この182人のうち29人が死亡。

CDCが行った疫学調査により、当時ホテル近くを通行していた39人も症例がおり、肺炎で5人が死亡していたことが判明。会合参加者と通行人の感染源は同一の曝露が原因で発症したと推定されました。
剖検によって菌が分離され、『Legionella pneumophila』という名前がつきました。


2010年1月にドイツで過去最大規模のレジオネラ集団感染が大学病院でおきています。
(Eourosurveillanceの記事をIASRが紹介)
http://idsc.nih.go.jp/iasr/31/361/fr3611.html

病院の風呂が感染源と推定されたレジオネラ肺炎の1例
http://idsc.nih.go.jp/iasr/21/247/dj2475.html

老人福祉施設におけるレジオネラ集団感染事例-岡山県(IASR 2008年12月)
http://idsc.nih.go.jp/iasr/29/346/dj3462.html
本邦初の乳児施設でのレジオネラ集団感染(福島県 2002年)
http://journal.kansensho.or.jp/Disp?pdf=0780050404.pdf
レジオネラ症:「集団感染」が実際はそうでなかった (Eurosurveillance 2006年11月)
http://www.forth.go.jp/official/061206_04.html

2010年 3月 30日の新聞記事によると、日本の会社が電気分解で除菌する自動制御の「温泉水電解除菌システム」を実用化にこぎつけた、というニュースがありました。
コストや消毒剤使用の減少などが期待できるそうです。
http://www.nikkan.co.jp/newrls/rls20100330k-04.html

ジャンル:
ウェブログ
この記事についてブログを書く
« 総務省から依頼されてどうす... | トップ | かけこみ検診 »
最近の画像もっと見る

毎日いんふぇくしょん(編集部)」カテゴリの最新記事

関連するみんなの記事