冷たい風のような火

メモ書きですが、それにしても何で公開の場で書くんでしょうね。

AIは政治家の代替として利用するのがいいと思う

2018-01-11 18:04:37 | 社会
AI関連の記事が毎日たくさん。人間の仕事を代替するなら、政治家を代替してもらいたい。経済指標や社会統計、世論調査の結果やいろんなビッグデータ、そして国際統計や国際情勢についての情報をインプットして、必要な政策の優先順位付けと予算配分、あるべき税・社会保障費、国債の内訳の計算などやってもらう。決めてもらう。コンピューターの得意とするところでしょう。明らかに機能不全の政治、日本だけではなくて世界的に、これをAI様にお任せするのがいい。

もちろん、これの意味するところは民主主義の放棄。でも、どうせ民主主義は終わってると思う。選挙して政治家を選ぶだけの民主主義じゃなくて、リベラルデモクラシー、自由民主主義の話だけど。民主主義という言葉だけなら、北朝鮮もロシアも中国もジンバブエもベネズエラも民主国家をうたっているし、実際に選挙もある。要は、リベラリズム、つまり個人の自由権を重視することが大事。そして、その自由を謳歌する個人が責任を持って公共の利益のために参加する政治体制としての民主主義が自由民主主義なのだと思う。これは壊れた。リベラルが行き過ぎて、自由権とかいう話とは関係ないくらい我儘で強欲でジコチューになったから。ジコチューを正当化するための詭弁の嵐。それを詭弁と指摘すれば、寄ってたかって皆でそれを攻撃する。こうなると当然トランプ政権も出てくるし、アメリカなんか今後25年くらいのうちにジコチューのあり方によって4つくらいに分裂してもおかしくないと思う。リベラリズムが上手くいかないと、そもそも共和制が上手くいかないから、民主主義なんて形だけ、選挙があるだけになる。

リベラリズムを前提にした形では上手く民主主義を機能させられないなら、指導者(指導層)にある種の強権を認めることで中国やロシアのような強権制民主主義というか全体主義の香りがするシステムにするのも一つのアイデアではあると思う。でも、しょせん誰がリーダー(リーダー層)でも愚かな人間のやることなんか合理的ではないなので、AI様に政治は導いていただく方がよさそう。


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