ICT工夫
全ての自由を奪えても、自由を求める自由だけは奪えない
  だからネットの使い方も 工夫 したい こうふ のブログ




「リニアを国民の立場で検証する集い」 を開催します。 <リニアは誰のために走るのか?>
日時 : 2012年12月16日(日) 13:00~17:00 (受付 12:30~)
会場 : 「主婦会館」 9F スズラン 東京四ツ谷駅麹町口1分
定員 : 150名、参加費 : 1,500円・・・・(申込などはリンク先広報ページをご参照ください)
【ゲストスピーカー】
 橋山禮治郎氏(千葉商科大学院客員教授)
 広瀬 隆氏(作家)
 Q&A : 講師と参加者との質疑応答タイム…45分間。

広報ページは、 Women's Action Network に置かれています。私はこのサイトを初めて知りましたが、時間がある時に一通り確認しておきたいのでリンクしておきます。
What's New で広報されることは、このサイトに参加されている全国の方々の目にも留まるということです。イベントなどに参加はできなくとも情報をそしゃくし問題は把握することができる、自前のサイトがあっても、このようなポータルサイトを上手に使っておられると感じました。
主催される 「南アルプスの自然を愛する会」 は、おそらく長野県大鹿村ご関係者の方々で、サイトは koufuusou.jimdo.com かと思います。

こんな脆い地質・地層に、JR東海はリニアトンネルを造っていいのか!? というページに書かれた内容は、2012年9月30日の甲府集会で紹介されたことを覚えています。
「美しい村」の議員日記(前にもリンクしましたが、大鹿村議会議員の河本明代さんのブログ) 2012年11月06日の「議会報告会」記事で、村内でのリニア問題にも触れておられますが、2012年11月16日「飯舘村へ農産物支援」の記事は単なる視察ではありませんでした。原発事故から全国激震人災化したのが如何なる人々か、よく見えてくる記事です。


リニア・市民ネットの情報です。「リニア中央新幹線」計画の凍結を求める署名が始まっています。第1次集約 : 2013年3月30日とのこと。
◇ 「リニア新幹線沿線住民ネットワーク」結成総会の開催予定。2013年2月10日(日)午後の予定、会場は神奈川県相模原市「ソレイユさがみ」、広瀬隆さんの講演もある。(予告広報ページ


全く別件ですが、やまなし Free Wi-Fi プロジェクト にNTTデータが参加して、2013年度に予定されていた外国人観光客向けのプロジェクトが前倒しで始まっています、一通りソースが確認できたので記事を更新公開しました。



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首都圏反原発連合 「脱原発 『あなたの選択』 キャンペーン」 原発の無い未来のために あなたはどの政党を選択しますか?

首都圏反原発連合

今回の総選挙は「脱原発」にとっては正念場! いまこそ連携・団結して脱原発議員を国会へ送りこもう! どの政党、どの議員が本当に脱原発を果たしてくれるのか、資料となるフライヤー(チラシ)とポスターを作りました。
配布のご協力を宜しくお願いします。ひとりひとりできることをやりましょう!

・・・ということなので、チラシの一部だけ切り出して掲載させていただきます。首都圏反原発連合が分析した各政党の主張・政策については 「2012年11月20日現在」 とPDFファイル(1,893 KB)には記されています。
ポスティングされた紙のチラシがゴミになるより、ネットさえ使えれば自分の意思でソースを確認して判断できる、そういう時代です。

『総選挙は国民目線でいえば、消費税、原発、TPP,オスプレイなどが争点になるべきだが、財務省や米国とともに既得権益にしばられた大手メディアも争点隠しの世論操作に邁進するに違いない。野田総理の「自爆テロ」解散の背後にある、官僚主導による日本の談合体質は、実に危険な時代の予兆である。・・・「コンクリートから人へ」の政策は再び「人からコンクリート」に暗転する・・・・』 【岡留安則の「東京-沖縄-アジア」幻視行日記 2012年11月16日記事から引用しました。その後の11月21日の記事も個人的にはお勧めです。11月25日は三島由紀夫さんご命日】

山梨県内でも既に多くの方々が気付いておられると思いますが、リニア中央新幹線問題は、311以前の原子力発電事業と同じ程度に沿線地域外の国民は無関心(認識されていない)と私は感じています。リニアに批判的立場にある方々の新たな活動については別記事にします。


疎開裁判がふくしまの子どもを守る、2012年11月26日に「仙台高等裁判所」 第二回審尋です



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おおやけの発表情報としては多分2例目になると思いますが、Google 「直ちに2次検査」 検索 して出てくるメディア記事が、山梨県地元紙でも掲載されて話題になっているようです。
最初の発表とその後の問題は既にブログに書いていましたが、今回はマスコミ情報を見ていなかったので後から知りました。

「甲府の給食を考える会」-11/22(木)10時より 甲府市議会民生文教委員会で参考人として質疑を受けます。 との記事が出ています。
これらの問題は地下茎で根っこがつながっているものですから、「無関心」はいずれ我が身に降りかかるでしょう。

2012年11月19日-ヘレン・カルディコット医学博士の衆議院第一議員会館における会見記録

会見を司会された木下黄太さんのブログ記事で書かれていましたが、「きのうのカルディコット博士の記者会見は、記者も議員関係者も極めて少なかった」  と、そして、『質問の中身が、一般講演の参加者よりも、はるかに低いレベルのものだったり、あきらかに推進側の視点しかない質問もあって、日本の記者や政治関係者がほぼ全部、「何にもわかっていないし、いまだに見ようとしていない」状況を再認識させられました。』とのことです。
おそらくそういう実状を見ているのでしょう、カルディコット博士は、『福島の結果どんな影響が起きて日本に今なにが起きているのかということを、広く一般の人に知らせる責任がメディアにはあると思いますが、今のところ全体的にみてその責任は果たされていないように見えます。』と語られていることが書き下ろし記事から読めます。

チェルノブイリを診てきた方々から発信されていることを、311以後の我が身に降かかっているリスクだと考えて、まずはその方々から提言されている安全サイドで対応する。「総合的に判断します」とは「とにかく政府に従います」宣言に過ぎないのです。
そこには「組織益本位の姿勢(市政)立場」はあっても「国民本位の立場」は無いことを語っています。震災がれき引き受け宣言の時に既に分かっていたことですが・・・・なんの反省・自省・自立心もない人々が甲府市行政を牛耳っておられるのか。ことに教育委員会は民主党幹事長の輿石東氏を送り出した組織らしいので、輿石氏の言動はこの組織の実態を映す鏡かも知れないと私は感じています。

放射能、放射線、外部被曝、内部被曝、ベクレル、シーベルト・・・・分からないことを勉強するのはまず安全サイドで対応してからで良いと、私は考えてきました。そのように身内の子育てママ達に伝えてきました。「だろう運転」ではなく「かもしれない運転」が自分も他人も守れるものだと。
今度の衆院選での選択については、これから話をしに出かけねばならない、ちっちゃな子ども達を膝にのせて、この子たちの為に何を選ぶべきかをママ達とじっくり語り合いたいと思っています。



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2012年11月16日 一般社団法人 日本経済団体連合会「衆議院解散に関する米倉会長コメント」、が出ていましたので残します。

与野党間の信頼関係を維持し、政治を前に進める観点から、野田総理の決断を評価する。

目下わが国は、震災復興、デフレ脱却と経済再生、エネルギー政策の見直し、社会保障制度改革、外交・安全保障問題など課題山積の状況にある。
これらの重要政策を前進させるためには、政治の強いリーダーシップが求められる。
各党には、政策本位の選挙戦を通じ、わが国の進むべき道筋を国民に明確に示してもらいたい。

参議院でいずれの政党も過半数を持たない状況に鑑みれば、総選挙の結果がどうであれ、与野党の協力なしに法案を成立させることはできない。総選挙後、与野党が、国益・国民生活本位の立場から、力を合わせて重要政策を推進することを強く期待する。

以上

「国益・国民生活本位の立場」 「国益」と「国民生活本位」 この言葉は単純に並列して使えるものではないことは、3.11以来(私のように分かっていなかった人間としては)はっきり分かったことでした。
「国益」 という言葉はこれまでも様々な場面で使われてきました。それがどういうことを意味するものなのか、私は理解不足です。
それとも、「国益本位と国民生活本位との合意形成をする立場」 との意味でしょうか、それなら分からなくもない。

「地球にやさしい」 というキザな言葉があります。今、自分としては一番楽な方法も否定せねばならないことを意味するものだと、私は理解しています。タバコのポイ捨て、一番楽です、でもそれは地球にやさしくない、というような。

「国益・国民生活本位の立場」 は両立し併存するものかどうか、そのことをじっと見ていきたいと私は思っています。
これを敷延して考えれば、「組織益」 とは何のために守らねばならないものなのか、それを考えることに繋がると思っています。
弱いから群れるのではない、群れるから弱いのなら、組織の強さとは何か。誰が何のために組織の強さを求めるのか、そこの部分でしょうか。「一将功成りて万骨枯る」 そんな言葉をふと思い出します。

見栄え良い単語を並べられて騙される、まるでオレオレ詐欺に引っ掛かるようなもの、そんな自分から抜け出したい。

葉隠聞書にある言葉ですが、「人は生きるほうが好きだ、好きな方に理屈がつく」 と。すなわち、二つの道があれば自分が生き延びる有利な方にもっともらしい理屈をつけて自分を守る道に進むものだが、武士道というものは自分が死ぬ方を選ぶものなのだと言うのです。 私の判断、行動はいつも 「武士道とは死ぬこととみつけたり」 にのっとりたいと思っています。

衆議院議員選挙 公示 12月4日、「ウェブページ」に設定したページで山梨県での立候補予定者と報じられている方々のサイトリンク集を置きました。私は単細胞ネティズンです。候補者とそれを支援する「組織」に関する落選サイトはこれから検討します。



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国土交通省関東地方整備局に置かれている 首都圏渋滞ボトルネック対策協議会 が実施主体です。
2012年11月18日(日)迄・・・『今後の渋滞対策を効率的・効果的に進めていくために最新の交通データを用い、「渋滞箇所の候補」を選定しました。 この「渋滞箇所の候補」が皆様が日頃から感じている実感に合っているかお聞かせ下さい。 また、抽出されていない渋滞箇所があればお聞かせください。』
渋滞に関するアンケート これがアンケートページです。

首都圏渋滞ボトルネック対策協議会
【首都圏渋滞ボトルネックについて[PDF:6166KB] 】から抜粋

◇ 2012年11月07日、関東地方整備局記者発表-教えてください! あなたの地域の渋滞(首都圏) が今回アンケート本筋のプロジェクトです。対象は首都圏の1都3県(埼玉、千葉、東京、神奈川)

1都3県以外の関東整備局管轄地域各県でもこのアンケートが実施されていますが、、山梨県では
◇ 甲府市-渋滞に関するアンケートを実施します(更新日:2012年11月9日) 甲府市都市基盤整備室道路河川課道路係
 今後の渋滞対策を効率的・効果的に進めていくために最近の交通データを用い、「渋滞箇所の候補」を選定しました。この「渋滞箇所の候補」が皆様が日頃から感じている実感に合っているかお聞かせください。また、抽出されていない渋滞箇所があればお聞かせください。
■アンケート対象
 ・対象エリア: 茨城県、栃木県、群馬県、首都圏(埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県)、山梨県、長野県における高速道路・首都高・一般道の主要渋滞箇所に関するご意見
 ・実施対象: 各家庭で所有する車両を主に運転される方で、普段移動するルートの中で特に渋滞していると感じる箇所を中心にご回答ください。
■募集期間  ・平成24年11月9日(金曜日)~平成24年11月18日(日曜日)

◇ 山梨県-教えてください! あなたの地域の渋滞(更新日:2012年11月9日)
 ○甲府河川国道事務所と山梨県では、山梨県内の渋滞を解消し、円滑な交通流を確保するため、「山梨県道路交通円滑化・安全委員会」を設立し、地域のご意見を伺いながら検討を進めているところです。
○今回は、最新の交通データから抽出した渋滞箇所の候補について、皆様のご意見をお伺いするため、アンケート調査を行ないます。
アンケートに関する問合せ・・・山梨県道路交通円滑化・安全委員会事務局(国土交通省関東地方整備局甲府河川国道事務所計画課)
 ○関連資料--案内広告(PDF:597KB)  【編注・ちなみに同様なPDFファイルは甲府河川国道事務所や、各地の関東地方整備局の事務所・管理所にもあるようです】
○関連リンク--あなたの地域の渋滞 http://www.ktr.mlit.go.jp/jutai/jutai.html 【編注・これは上記の 「渋滞に関するアンケート」 ページにジャンプします】

このアンケートページから読み出せるのですが、山梨県内で指定予定の渋滞箇所63地点の一覧表です。
これについて、1都3県の地点公表データ 【協議会第2回-主要渋滞箇所の候補リスト[PDF:220KB]】 と比較すると分かりますが、指定される理由(データ解析結果)が不明です。単なる地点一覧表です。
この事に疑問を感じたので、ブログに書いておく事にしました。
ちなみに、同じ一覧表で 長野県は交差道路も表記されていて分かりやすいです、地域性の違いかな。

以上の考察(ここに書きませんが他県の情報を含め)から、山梨県内のアンケートは首都圏渋滞ボトルネック対策協議会によるアンケートと同期して、1都3県以外の茨城、栃木、群馬、長野と同時に実施されているものです。甲府市の広報ページでは県内の実施主体が不明ですが、山梨県庁が知らせているのが・・・・
甲府河川国道事務所-山梨県道路交通円滑化・安全委員会事務局
このページで、【第11回 山梨県道路交通円滑化・安全委員会、資料2 委員会資料(本編)[PDF:2259KB] 】の 10/19 ページが一般道路の主要渋滞箇所の候補の選定データです。

しかし、9/19 ページに書かれている「渋滞箇所選定の視点」は、首都圏渋滞ボトルネック対策協議会【第2回(平成24年7月26日) 指標の考え方(参考)[PDF:510KB] 】 と比較すると、全く意味不明です。山梨県ではどんな状況を指して渋滞と言うのか私にはわかりません。会議録を全部読んでみれば、どこかに書かれているかもしれませんので後日。
「指標の考え方」も私には難しいですが、「損失時間 80万人・時間/年」 などの理論的な事が理解できれば、数値的にも理解できるかも知れません。

平均速度 20km/h が渋滞査定の閾値とは知りませんでした。これでは東京中心部では常時渋滞と査定されるでしょう。私は都内走行では 4km/15分(16km/h) を想定して時間を読んでいました。外へ出るときはその倍速で想定してほぼOK、100キロなら3時間。

・・・ということで、首都圏(埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県)以外でも実施されている渋滞アンケートは、それぞれの地域で行政と国土交通省が組んで遂行する施策を推進するためのアリバイ工作だと私には思えました。山梨では新山梨環状道路北部区間=国道20号線の渋滞解消というメインテーマに関わっているでしょう。
そもそも、こういうアンケートで 「渋滞の定義」 を説明することなく問いかけている点からして税金の無駄遣いだと私は思いました。普遍的に「定義された渋滞」と、地域性が反映された「渋滞の実感」、その比較も大切だと私は思います。(私は山梨県内を走行していて「渋滞」を感じることはほとんどありません、交差点の通り方が下手だなぁと感じることの方が多いです、これは山梨県外でも同じです。)
それにしても、甲府市や山梨県のこの分野の広報記事には十二分に用心してかかる必要があると、今回も感じることになったのは残念です。


アンケート終了告知

茨城県移動性・安全性向上委員会事務局 国土交通省関東地方整備局常陸河川国道事務所計画課
道路行政マネジメントを実践する栃木県会議事務局 国土交通省関東地方整備局宇都宮国道事務所調査課
群馬県域移動性(モビリティ)・安全性向上検討委員会事務局 国土交通省関東地方整備局高崎河川国道事務所計画課
首都圏渋滞ボトルネック対策協議会事務局 国土交通省関東地方整備局道路部
山梨県道路交通円滑化・安全委員会事務局 国土交通省関東地方整備局甲府河川国道事務所計画課
長野県移動性・安全性向上検討委員会事務局 国土交通省関東地方整備局長野国道事務所計画課



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読売新聞山梨版で~発展支えた「大事業」 あす中央道全線開通30年~という2012年11月9日記事を読み1982年11月10日に全線開通だったことを知りました。
◆ブドウ農家 移転を説得、◆3キロ直線事故に注意、との二つの項目で当時の様子が紹介されていて、とても参考になる記事でした。

私は全線開通以前に大月~河口湖線が開通していた当時に、このルートをしばしば利用していました。都内から富士市、富士宮市方面に仕事で出かけることが多く、行きは環八から東名で富士IC、戻りは139号線を利用する方法を使っていました。大月から中央道に乗るか、そのまま20号線で戻ることが多かったです。時には逆に中央道経由で出かける場合もありました。それで本栖湖、精進湖、鳴沢、勝山、富士吉田、都留などは山梨県の地域、風景として記憶に刻まれたものです。
途中のどこでだったか覚えていないのですが、お店にあれば「月の雫」か「信玄餅」を買い求めるのも習慣で、それは山梨土産の定番という認識でした。

時間に制約が無い場合は一般道を走る方が好きなので、甲府に来てからは勝沼IC~相模湖・八王子間のみ利用することが多いです。東京、神奈川から戻るときは20号線とも思いますが、夜間は特に走りにくく危険が多いのでリスクを避けて中央道に入っています。カーブで中央線を踏んでくる対向車や車間を詰めてくる後続車が多いからなのですが、そんなマイカードライバーが多いのも自己中世相ゆえかもしれません。
私が甲府南ICから西で中央道を利用した事は未だ無いのです。松本・長野・富山・新潟方面に行きたいと思っているので、その時に使うことになるかもしれません。

発展支えた「大事業」 という読売新聞の見出しが意味するところを私は未だ十分には理解できていません。調べかけて中断しているのですが、山梨県内の産業立地・企業誘致に関する経緯を知りません。工業団地が多数ある事は知っていますが、それらの具体的な状況を整理する予定は中断しています。これも3.11が原因だと自分の不甲斐なさを言い訳しています。
道路、鉄道などの交通インフラと地域の発展の関係については、きちんと勉強せねばいけないと自戒しています。私はリニア中央新幹線プロジェクトを批判的に見ていますが、「シロウトが何を言うか」と自分自身でも思っています。



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第1回山交古書祭り 山梨県甲府市の山交百貨店(JR甲府駅南口前)で開催中の「第1回山交古書祭り」で、私は初めて「甲斐飯田銭」(甲斐飯田所鋳銭)を知りました。
「甲斐飯田銭 大字玉点宝(母銭) 寛永通宝」 と 「甲斐飯田銭 小字玉点宝 寛永通宝」 (いずれも明和2年-1765-です)
これは老舗古書店の風雪堂さん出品販売品としてガラスケース内に置かれていました。

飯田とは、飯田球場や山梨県立大学のある土地の地名です。移転前のNHK甲府放送局もここにありました。
偶然ですが9日に甲府市中心街に所用で出かけた時に、渋滞を避けてこの飯田グランド通りを抜けて行ったのです。そしてふと思い出して古書祭りを訪問したら、この古銭に出会いました。まさか、あそこで銭が鋳造されていた歴史があったとは。私は甲州の貨幣といえば甲州金のことしか知りませんでした。
国立国会図書館の資料を検索したら、日本貨幣図鑑の「寬永通寳」の項に「明和甲斐飯田所鋳銭」と記載されています。 山梨中銀金融資料館は未訪問なので、これを機会にぜひ訪ねてみたいと思います。

甲府の古書祭りは、昨年の第10回までは「甲府古書祭り」として開催されてきました。10年の節目を経て今年からは同じ会場で古書籍商組合が主催する「山交古書祭り」、その第1回ということです。
本日はデジカメ持たずに出かけたのでエレベーターの中の案内掲示のみ携帯写真です。後日古書祭りのWebページを再構成する予定です。



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「微生物の力で農産廃棄物からバイオ燃料を作る」 一般社団法人 廃棄物資源循環学会関東支部シンポジウム
日時・2012年11月10日(土) 13:30~15:30
会場・山梨大学甲府東キャンパス A2号館,A2-11教室 (山梨県甲府市武田4-3-11)
参加費・無料
主催・一般社団法人 廃棄物資源循環学会関東支部
共催:国立大学法人 山梨大学、山梨大学国際流域環境研究センター、廃棄物資源循環学会バイオマス系廃棄物研究部会

<プログラム>
 はじめに:このシンポジウムのねらい
 ・・・・・・・・ 山梨大学工学部  金子栄廣 氏 
 講 演 1:
 南アルプス市における再生可能エネルギー生産への取り組みと
 バイオマスエネルギー生産の現状と将来性
 ・・・・・・・・・・・ 南アルプス市  樋泉孝司 氏
 講 演 2:
 微生物の力で農産廃棄物からバイオ燃料を作る
 ・・・・・・ 山梨大学 生命環境学部 生命工学科  長沼孝文 氏

 南アルプス市と山梨大学の包括連携協定の一環で,微生物を用いて規格外農産物からバイオ燃料を作る研究が進められています。また,この取り組みは,官学連携によるリサイクル関連事業としても注目されています。
 本シンポジウムでは,まず,再生可能エネルギー生産への取り組み、およびこの研究テーマを提案した背景について、南アルプス市の樋泉さんからお話していただきます。続いて,研究を担当している山梨大学生命環境学部の長沼先生に、内容・成果および実用化への取り組みについて、微生物とはどのようなもので、どのような働きをするのかといった基礎的なお話しを含めながら、わかりやすく解説していただきます。
 最後に,おふたりの講演者を交え,参加者全員で未利用バイオマスの利活用や官学研究連携の果たす役割について意見交換を行います。

申込締切は11月6日でした。産経新聞山梨版 2012.11.5 記事で読んだのですが、ソースの確認ができたのでブログに残します。
自治体と大学の包括連携協定についても私は関心があります。



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久しぶりに甲府市サイトを急速巡回していて開いたタブの中に 学校給食で使用する食材の放射性物質測定の結果について(更新日:2012年11月8日) がありました。そういえば最近は見ていなかったなぁと思いながらサッーとスクロールして気付きました。

測定日 11月1日、使用日 11月2日、測定品目 乾燥わかめ、産地 韓国
 10月18日、10月19日、乾燥ひじき、韓国
 10月9日、10月10日、さわら、韓国

「パン」の場合に、【主原料:小麦粉】カナダ、アメリカ 埼玉、群馬の混合のような記載があります、これは分かります。確か茨城か千葉の工場製品で粉ミルクの放射能汚染が見つかった時に、工場の空調の関係とか伝えられた記憶があります。

「乾燥わかめ、乾燥ひじき」 は韓国産のものを東日本のどこかで「乾燥」させたものだと、甲府市教育委員会は確認して測定対象としたものでしょう。・・・・そのことを明確に記載しておく必要があります。

「さわら」 については、同類のネット記事があったと思いますが産地偽装(国産魚を韓国産と偽ったもの)であると確認して測定したものでしょう。・・・これも明確に記載しておくべきです。

3.11以後の甲府市給食食材測定結果記録からは、韓国産のものを測定した記録は見つかりません。
甲府市教育委員会は今回の三件について、2012年11月8日のページは明確な説明を付記して更新すべきです。今後も同様に外国産食材も製造過程や産地偽装まで確認の上測定対象にするなら、それも明記すべきです。
友情都市 清州市(大韓民国忠清北道) との関係も大切にする「おもてなしの山梨」の県都甲府市です。・・・山梨県忠清北道姉妹締結20周年記念行事の実施について(発表日:2012年11月7日 )

山梨県内で給食食材の放射能汚染を測定している状況については、山梨の給食放射能情報ページで整理された情報を確認できます。



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平成24年11月11日(日曜日)13時甲府駅北口に新県立図書館開館!! と書かれた山梨県教育委員会「図書館」のページがあります。
いくたびかこのページを開いてきたのですが、11月7日現在、これが新図書館の開館を広報する内容かと、ガッカリしております。
新山梨県立図書館とは場所貸しの箱物施設で、そこで開催されるイベントを知らせている? そうではないはずです。

県立図書館の新規利用登録をする方法とか、朝日新聞山梨版が報じたように「旧県立図書館の利用者カードは、各階のサービスカウンターに身分証を提示して更新する必要がある。」 などの図書館利用者向けの情報、
旧図書館のように館内に持ち込めない手荷物を預るロッカールームがあるなら、その利用方法、
書架や閲覧ルームなどに持ち込めない手荷物、器材など制約条件、
そして、パンフレット7頁に記載されている重要問題、『新県立図書館では、住民基本台帳カード(住基カード)が、利用カードとして使えます。』 も分かりやすく記載しておくべきです。これは県内市町村経由で県民に繰り返し広報されているのかもしれません、それが総務省のご意向にも添うものですから。

これらの情報発信のためにも県立図書館公式サイトがある。
しかし、山梨県立図書館公式サイト は開館してから改装版が公開される予定のようで、全く役に立たない。そこからリンクされているのは上記の教育委員会の「図書館」ページ、しかし、そこからさらに「新図書館建設室」ページに分かりやすいリンクは無い。(サイトを読み慣れた人なら左目次で気付く)

山梨県教育委員会の新図書館建設室(2012年10月31日廃止)に施設の詳しい資料があります。(指定管理者公募時の資料)
 一般向け資料としては、PDFファイル8ページのパンフレットがアップロードされています。(2012年7月21日 改訂版)(これはおそらく県内で広く配付されているかも知れません)
 収蔵能力 110万冊、そのうち開架 15万冊です
 指定管理者は 山梨文化会館・甲府ビルサービス・NTTファシリティーズ共同事業体、2012年6月山梨県議会で承認されました。指定期間は 2012年11月1日~2017年3月31日

ちなみに、イベント広報の中で気付きましたが図書館駐車場は有料です(1時間は無料。そのあと30分ごとに 150円)、(しかし1時間無料となる図書館利用証明の取得法はまだ不明です)
これも来館者にとっては重要な情報じゃありませんか。

とにかく、11月11日に開館、イベント施設(生涯学習施設)に付属した大型公立図書館という珍しい箱物は出来た後で本当の勝負です。山梨県立図書館司書の方々のご苦労は、こういう「情報の扱い方に全く無知な」教育委員会事務局(山梨県教育庁)の下で仕事せねばならない部分に多く関わるのではないかと、私は同情を禁じえません。
(事務局がのさばるから視察に出かけても記憶に無い議員がはびこり、報告書をきちんと出せる議員の方が逆に疎まれるのと似ています)



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