山梨総合研究所サイトで 2018年4月27日に公開されていたことを知りました・・・
Vol.237-2 山梨県における労働力不足の実態
以下のような項目について考察されています・・・
はじめに
1.労働力不足の実態
2.労働力不足の原因
(1)景気拡大に伴う雇用の増加
(2)団塊世代の退職に伴う人員補充
(3)人口の減少
(4)景気拡大に伴う人口の県外流出
(5)就業率の向上による就業希望者の減少
3.なぜ、バブル期と比べて労働力不足感が強い?
4.労働力人口を増やすには
(1)産業構造のウエイト修正
(2)将来性ある中小企業の発信力の強化
(3)山梨が首都圏からも通勤可能な県(地域)であることの周知
(4)潜在的な就労可能者の掘り起こし
最後に
4.(1)「産業構造のウエイト修正」 に書かれているのですが、
『このように、製造業、とりわけ機械電子工業は雇用の安定という面でみる限り大きな波乱要素を有している。山梨の産業の核となる業種であるが、労働力需給の安定を図るためには、製造業、特に機械電子工業への依存を下げていくことが有効と思われる。』(強調は引用者による)
機械電子工業に労働力需要を頼らずにすむようにするには、山梨県の産業構造を知った上で考察したいと思いましたが、考えてみたら私にはその知識はありません。地域財政や人口変動と産業構造の関係を学ぶのは難しいと思っていて、不精な私は手が出せずにいます。
この論説では機械電子工業に代る労働力需要の大きな、業績が安定した産業は**であり、それを山梨県で拡充していくという方向は示されていないように思いますので、課題を投げかけられたように感じました。
私が山梨に来て最初に関心を持ったのが「山梨テクノフェア&マルチメディアエキスポ」でした。現在は「山梨テクノICTメッセ」と名前が変わって開催されています。IT産業は山梨の中核産業なのかと思っていて、その後に宝飾産業や土木建設産業の事なども少しずつ知るようになりました。今だに無知なのは農林・果樹産業、種々のサービス産業など多数ありますし、山梨県全体の産業構造やその地域財政との関係なども不勉強です。
久しぶりに山梨総合研究所の論考に接して学習意欲も戻って来たようです。私が自分の仕事以外に関心をもって調べているリニア中央新幹線事業と地域活性化、街づくりテーマにも繋がることです。やはりネットはありがたい。