2007年8月8日のNHK山梨のニュースがアンケート結果を伝えていました。
老朽化のため建設が計画されている市役所の新庁舎について甲府市が市民を対象にアンケート調査を行った結果、半数以上が現在の場所で建設を希望していることがわかりました。これは7日開かれた市議会の調査特別委員会で市が報告しました。甲府市役所の本庁舎は昭和36年の完成で老朽化が進んだため大地震に耐えられる新庁舎の建設が計画されています。
市が7月、市民750人を対象にアンケート調査を行った結果、現在の場所で建設を希望する人は53パーセントと半数を超え、甲府市相生の旧相生小学校の跡地での建設を希望する人40パーセントあまりを上回りました。
また市は現在地と旧相生小学校の跡地について5つの項目を調べた結果、現在地の方が広い道路で災害が起きた時にアクセスしやすいなど安全性や社会性それに機能性の3項目で上回ると説明しました。
これに対し委員から▼現在の敷地の地盤が心配だという意見や、▼市民の声を聞いて適切な規模の庁舎の建設を求めるという意見が出ました。
調査特別委員会は平成22年度の着工に向けて9月末ごろまでに新庁舎の建設場所について委員会としての意見をまとめる予定です。
アンケート結果を決定の参考データとして扱いたい時には、アンケートの項目と対象者の選定方法を明確にせねばならないと思います。そんな事は特別委員会の議員さんもご存じでしょうし、NHKが伝えなかっただけか思います。甲府市サイトで公開されるのを待ちます。

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