ICT工夫
全ての自由を奪えても、自由を求める自由だけは奪えない
  だからネットの使い方も 工夫 したい こうふ のブログ




別記事でメモっておきましたが、甲府市議会に設置されたリニア中央新幹線対策特別委員会での審議内容は公開議事録にはありませんし、定例会ごとに発刊されている甲府市議会だよりでも、常任委員会の概要は記載されていてもこの特別委員会については委員の交代だけが書かれています。2013年3月定例会で委員長から調査活動について中間報告があったということなので、3月議会の本会議議事録を確認できるまで待ちたいと思います。6月定例会の前にはネットで読めるようになるはずです。(ちなみに甲府市市議会の委員会議事録はネットでは読めません、これは甲府市に限らないと思いますが、地方自治が形ばかりのものである一例です)

甲府市中心市街地活性化事業に関わる委員会、協議会はそれなりに議事録を公開してきましたので、門外漢の私でも何がどのように進められているかを推察することはできました。情報を発信し市民の意見を訊きながら進めてきた中心市街地活性化事業ですら事業成果の明確な報告を市民にすることが出来ないまま1年延長したのです。
いわんやこのリニア特別委においておや・・・県庁は既にはるか先を突っ走っているようで、甲府市内に予定される駅周辺地域の変貌を画す事業企画について公募型プロポーザル方式で進めています。


2012.03.26 : 平成24年3月定例会(第6号) 本文

森沢幸夫君外11人から甲議第3号 リニア中央新幹線対策特別委員会の設置についてが提出されました。既に各位のお手元に配付いたしてありますので、御了承願います。

27 : ◯森沢幸夫君
◯森沢幸夫君 案文の朗読をもって、提案理由の説明にかえさせてだきます。
 リニア中央新幹線対策特別委員会の設置について
1 設置理由
 リニア中央新幹線中間駅の位置について、山梨県は、本市大津町付近が適切とし、その旨をJR東海に要望するなど、リニア中央新幹線の建設に関し、本市を取り巻く環境は大きく進展している。
 本市においては、商工業や観光など、リニア中央新幹線開業の効果を最大限に生かした産業振興と、高速交通拠点に対応した土地利用を図っていく必要があり、リニア中央新幹線の建設は、その中間駅周辺だけではなく、甲府駅周辺とのアクセスなど、本市全体の交通体系に影響を与える。
 このため、地方自治法第110条の規定により、「リニア中央新幹線対策特別委員会」を設置する。
2 付議事件
  リニア中央新幹線及び総合交通体系に関する諸問題の審査及び調査
3 委員数
  定数は16人とする。
4 期  間
  平成24年3月26日から審査及び調査が終了するまでとする。
 以上でありますが、よろしくお願いいたします。

28 : ◯議長(清水 保君)
◯議長(清水 保君) 以上で説明は終わりました。
 これより質疑に入ります。
 質疑はありませんか───質疑なしと認めます。
 これより日程第32 甲議第3号を採決いたします。
 本案は、提案のとおり決することに御異議ありませんか。
              (「異議なし」と呼ぶ者あり)

29 : ◯議長(清水 保君)
◯議長(清水 保君) 御異議なしと認めます。
 よって、本案は提案のとおり可決いたしました。
 お諮りいたします。
 ただいま設置されましたリニア中央新幹線対策特別委員会の委員選任につきましては、委員会条例第8条第1項の規定により

    佐 藤 茂 樹 君    荻 原 隆 宏 君    原 田 洋 二 君
    大 塚 義 久 君    鈴 木   篤 君    坂 本 信 康 君
    石 原 秀 一 君    金 丸 三 郎 君    桜 井 正 富 君
    輿 石   修 君    植 田 年 美 君    中 村 明 彦 君
    長 沢 達 也 君    内 藤 司 朗 君    飯 島 正 樹 君
    山 田 弘 之 君

以上16人をリニア中央新幹線対策特別委員会委員に指名いたしたいと思います。
 これに御異議ありませんか。
              (「異議なし」と呼ぶ者あり)

【追記】 ネット発信を確認してみたら、委員の中で山田弘之さんが一度だけこの委員会についてツブヤキを掲載していましたが、その他の方々は完黙でした。神山玄太議員は、「2012年08月30日【議会報告】リニア中央新幹線対策特別委員会」を書いておられましたが、議題の紹介のみで内容には触れていません。委員では無い者が勝手に書くなという議会の約束があるものと思えます。毎度のことで私の揣摩臆測ですがネットを使わない議員を優先して委員に選んだのかも知れません。視察報告すら自ら公開している議員は数人しかおられないのが甲府市議会です。そういう状況の典型が見えて、「2012.06.29 甲府市議団による震災がれき視察の報告」 という記事を書きました、1年前の事ですが、この震災利権獲得騒動は結局どうなったのかな。

30 : ◯議長(清水 保君)
◯議長(清水 保君) 御異議なしと認めます。よって、ただいま指名いたしました以上の諸君を、リニア中央新幹線対策特別委員会委員に選任することに決しました。
 ただいま選任されました諸君は、休憩中委員会を開き正副委員長を互選し、速やかに委員会の構成を終わるようここに招集しておきます。
 暫時休憩いたします。
                午後1時53分 休 憩

31 : ◯議長(清水 保君)
◯議長(清水 保君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
 報告事項を申し上げます。
 休憩中、リニア中央新幹線対策特別委員会を開き、正副委員長の互選を行いました。委員長に荻原隆宏君が、副委員長に輿石 修君が選任されました。
 以上で報告を終わります。
 次に、リニア中央新幹線対策特別委員長から付議事件について、会議規則第87条の規定により、別紙申出書のとおり閉会中の継続審査及び調査の申し出がありました。
 お諮りいたします。
 リニア中央新幹線対策特別委員長から申し出のとおり、審査及び調査が終了するまで、閉会中の継続審査及び調査に付することに御異議ありませんか。
              (「異議なし」と呼ぶ者あり)


2012.06.18 : 平成24年6月定例会(第5号) 本文

79 : ◯議長(佐藤茂樹君)
◯議長(佐藤茂樹君) 御異議なしと認めます。
 よって、ただいま指名いたしました諸君が甲府地区広域行政事務組合議会議員の補欠議員に当選をされました。
  ただいま当選されました諸君が議場におられますので、本席から会議規則第32条第2項の規定により告知いたします。

 次に、リニア中央新幹線対策特別委員会委員のうち、輿石 修君、私、佐藤茂樹がこのたび特別委員会委員を辞任をし、2人の欠員を生じました。
 お諮りいたします。
 この際、リニア中央新幹線対策特別委員会委員の補欠委員の選任を日程に追加し、行いたいと思います。これに御異議ありませんか。
              (「異議なし」と呼ぶ者あり)


80 : ◯議長(佐藤茂樹君)
◯議長(佐藤茂樹君) 御異議なしと認めます。
 よって、さよう決しました。
 これより、リニア中央新幹線対策特別委員会委員の補欠委員の選任を行います。
 選任については、委員会条例第8条第1項の規定により、リニア中央新幹線対策特別委員会委員の補欠委員に、清水 保君、清水 仁君を指名いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
              (「異議なし」と呼ぶ者あり)

 



2013.03月議会、甲府市議会だより 第177号

 なお、最終日にリニア中央新幹線対策特別委員長から調査活動について中間報告がありました。


とりあえず以上を書き留めて甲府市議事録の公開を待ちます。甲府市リニア中央新幹線対策特別委員会の審議内容が分かった時には、県庁が進めるリニア駅周辺整備基本方針策定業務の委託先が既に決まっているかも知れないのですが・・・このパターンは甲府市中心市街地活性化事業の遂行状況で感じた司令塔無しで船頭が多い泥船状態とどこか似ている・・・甲府市の一番の不幸は県庁所在地であることかも知れないと時々思うのです。



コメント ( 0 ) | Trackback ( )


« 聳ゆる富士の... リニア中央新... »