ICT工夫
全ての自由を奪えても、自由を求める自由だけは奪えない
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山梨県水晶宝飾連合会(水宝連、井上善展会長)と甲府商工会議所の共同プロジェクト「Koo―fu(クーフー)」が中小企業庁の「JAPANブランド確立支援事業」に採択されたという日本経済新聞甲信越版の記事がありました。
中小企業庁のサイトでは、JAPANブランド育成支援事業で広報されています。「平成19年度採択プロジェクト一覧表(ブランド確立支援事業)(PDF/192KB)」によると山梨県については以下の通りです。


【ジュエリー産地山梨・産地ブランド「Koo-fu」プロジェクト】
活用する地域資源 : 宝飾品
 素材(産地のオリジナル地金)、技術(貴金属加工技術)に伝統技術(宝石研磨)を加え、2007年秋を目標に「Koo-fuコレクション商品」を開発するほか、商品開発力向上を目指した人材育成、消費者向けホームページ開設などの広報活動を行う。
地域が一丸となって「山梨がジュエリーの生産地であること」を国内外に知らしめると共に、商品、技術およびマーケット情報の共有化により、商品開発力、販売力をネットワーク化して、産業全体の活性化と「産地のジュエリー」としての差別化を図る。


2007年2月20日にブログでジュエリー産業を書いた時にはこの申請情報は気が付かなかったのですが、リンク先や甲府商工会議所サイトを確認したいと思います。
上記中小企業庁のサイトからリンクされている日本商工会議所:地域のブランド戦略があるので訪問しました。後日ゆっくり確認します。

驚きました、このサイトではリンク先にマウスを載せてもアドレスが表示されません。その代わりに「JAPANブランド育成支援事業」は・・・云々のメッセージがステイタスバー(ブラウザの最下部枠)に表示されるでしょう。ソースを確認しブラウザの設定を変えて問題が判明しました。
<BODY onmouseover="window.status=’JAPANブランド育成支援事業」は中小企業庁からの補助金で補助事業として運営しています。’;return true" ・・・ <br /> 日本商工会議所がこんなページをつくるようでは、日本のICTも未熟というか、あまりに情けない。ちなみにマウスが載った時にメッセージを表示したい方法でこの段落を書きました。フラッシュもそうなのですが、行き先を示さずにジャンプさせるページというのはスパムメール同様に危険なものなのです。今、見ているページが真正の日本商工会議所のものなのかどうか、それを確認せねばこのようなページから次のリンク先に進む事は危険なのです。うっかりすると騙しページの詐欺にひっかかります。
読者に安全安心であり制作側の意図も反映したい技はここに示したように可能なのです。そして制作は下請け任せでもテストは発注者がせねばなりません。「日本商工会議所」ならなおさらです、会員企業へのIT講座など実施しておられるのでしょう。中小企業庁が平気でリンクしているのも見過ごせない問題だと思いますが・・・

ちなみに、日本経済新聞甲信越版は以下のように伝えています。
甲府商工会議所(荻野浩会頭)は4日、山梨県水晶宝飾連合会(水宝連、井上善展会長)との共同プロジェクト「Koo―fu(クーフー)」が中小企業庁の「JAPANブランド確立支援事業」に採択されたと発表した。毎年3000万円の補助金を3年間受け、宝飾の産地ブランド確立の基盤づくりに取り組む。
 2007年度はインターネット上に「バーチャル(仮想)デザイン室」を開設。著名クリエーターを室長に招き、加盟各社のデザイナーや技術者などが商品開発に当たる。各社の商品とは別に、ブランドの顔となるコレクションを今秋に発表。県内外の流通業者などを招き、展示会を催す。
 重点素材として従来の純度95%のプラチナ「Pt950」に、ニッケル不使用のホワイトゴールドを加える。貴金属に凹形の彫りを施す「インタリオ」技術による製品も開発する。

「バーチャル(仮想)デザイン室」っておもしろそうです。楽しみに待ちたい。



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