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2008年03月20日の日本経済新聞甲信越版は、『風林火山博、黒字4200万円・跡地に「時代館」』 として次のように報じました。

山梨県甲府市で開催した「甲斐の国 風林火山博」の実行委員会と推進会議は19日、甲府商工会議所で合同解散総会を開いた。予想を上回る入場者数で4200万円の黒字で終わった決算を報告。余剰金を山梨県大型観光キャンペーン推進協議会に寄付し、跡地の一部を「風林火山なるほど時代館」として活用する。
風林火山博の2006年5月―08年3月の収支決算は、収入が4億6500万円と予算額を2億円強上回った。入場者が当初予想の2倍以上の48万6000人にのぼり、入場料収入や物販手数料が伸びた。
補助金は山梨県と甲府市がともに6000万円を拠出した。
支出は施設設置費が中心。1月の閉幕後に、一部展示を会場1階に移設し「時代館」として県が管理するのに伴う改修費用を計上した結果、閉幕時に7000万円程度としていた黒字は最終的に4200万円となった。
余剰金は公共的団体に寄付すると定めた実行委員会の規約により、山梨県大型観光キャンペーン推進協議会への全額寄付を決議した。推進会議は総会後解散。実行委員会は残務を整理した後に28日に解散する。

山梨県と甲府市が補助金を出すことは当初から知られていました。公式サイトとしては主催・協賛の皆さんに対してはもとより、県民に向けても事業・決算報告を掲載してから閉じることになるものと思います。


この件に関連して先日メモしておいたのですが、2008年03月15日の山梨日日新聞によると、「風林火山博」が開催された県民情報プラザの今後の活用策がまとまったとのことです。
観光情報の発信拠点や市中心部の憩いの場にしようと、地下1階にあった展示物を1階に移設し、地場産品の直売コーナーやイベントコーナーを開設する。4月1日の大型観光キャンペーンのスタートに合わせ、「風林火山ガーデン」の名称でリニューアルオープンする。展示コーナーは約130平方メートル。「風林火山なるほど時代館」と銘打ち、のろしのリレーゲームや躑躅(つつじ)ケ崎館のジオラマ、武田氏の年表などを展示。3月末に解散する同実行委に代わり、県観光部が運営する。地場産品の直売コーナーはJA山梨中央会が運営し、県産フルーツなどを販売する見通し。喫茶コーナーの開設も検討されている。同プラザ1階には「ジョブカフェやまなし」などが入る「仕事ひろば」が開設。県観光物産連盟が引き続き事務所を構える。

県民情報プラザは山梨県庁の耐震改築構想にともない取り壊されて新県庁に建替えられる計画があります。「風林火山ガーデン」は山梨デスティネーションキャンペーンとの連携として良い企画だと思います。3月19日には「山梨の特産品 オンラインショップ」もオープンしました、こちらはJA全農やまなしが中心ですが「風林火山ガーデン」とも連携できるとよいですね。



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