ICT工夫
全ての自由を奪えても、自由を求める自由だけは奪えない
  だからネットの使い方も 工夫 したい こうふ のブログ




2010年01月28日 上杉隆さんの「検察という国家権力にすり寄る記者クラブメディアの醜悪」という記事が多数のブログでも取り上げられています。記事は『「週刊朝日」先週号(検察の狂気)への反響が凄まじい。』と始まっています。
2010-01-28 「杉並からの情報発信です」によると、「東京地検特捜部暴走の真の指揮官は大鶴前特捜部長現最高検検事」
・・・とにかく追いかけきれないほどブログ記事が出ています。昨日27日にはテレビニュースが5千万円引渡の場面を再現していました、紙袋の仕様まで説明され、変声させた当事者の談話まで流していたのですが、その企業側の方々は既に検察の手にあるのでしょうか、マスコミのニュースすら追いきれません。
2010 年1月27日 「弁護士業の現場から 第二回」という記事で、『以下に掲げる文書は石川議員の弁護人になった安田好弘弁護士らが法務・検察や裁判所にあてて出したもので、初めて公開されるものです。』として膨大な文書が掲載されていました。


2010年1月23日 《THE JOURNAL》編集部 "鼠一匹"も出ない? 小沢事情聴取ーー追い詰められているのは検察である、コメントが100以上あり、両論並立という状況で問題が浮き出されているように思えました、ベンキョウになります。
小沢一郎さんの記者会見は地上波テレビ中継がなかったようですが、ビデオニュース・ドットコム インターネット放送局に、「プレスクラブ(2010年01月23日) やましいことは何もない 小沢氏が検察の聴取後緊急会見」 とのタイトルで22分の録画(説明7分+質疑応答15分)がアップロードされていました。私の環境では Windows Media Player で再生できました。今後のテレビニュースなどでは適当に編集されて放送されるだろうというコメントもあり、そういうマスコミ情報を確認する意味でもソース全部録画を見られることはインターネットのお蔭です(^o^) テキストは読売新聞の「激震民主」にも掲載されていました。


「関係者」がリークするのと記者会見で発表する違いをはっきりさせるためには、私が以前から感じていたことですがおおやけのサイトでは記者会見発表を掲載することを法的に義務づけるべきだと思います。発表内容は記者クラブが管理するものでは無いが、記者会見の参加については会見の主催者は誰かに関する別問題でしょう。2010.01.22 宮崎学・緊急告知が出ていたので追記しておきます。
ついでに、野党自民党の河野太郎さんが2010年1月21日ブログ記事で、『裁判員制度が始まったことでもあるし、日本の司法制度をもう一度きちんとあるべき姿にしていく必要がある。』と書かれているのに気が付きました。「問題を理解して声をあげる人々 >> 分かっていてとぼけている人々」という社会になるのがブロードバンド、ユビキタス(何時でも何処でも誰でも)ネットワークの日本であって欲しいと思います。


H17930v223p247s (クリックすると1頁分の画像が開きますが原寸の80%程度に縮小されています)
ソースは総務省、2004年度の官報号外第223号247ページ(PDFファイル 1,172 KB)、画像はその右上部の部分です。

「小沢一郎」と「小澤一郎」の違いを追求しているブログもありました。「小沢一郎」で検索しても出て来なかったから不記載だったとされた、などと書かれている記事もありましたが、一般的に言えば検索ツールの使い方も難しいものなのです。例えば検索設定は「小沢」or「小澤」and「一郎」のようになるかも。しかし異字体が複数あるとか、文字コードに関係する問題もありそうです。エクセルで作成した名簿を整列させる必要があるならローマ字フリガナという項目を作らないと漢字のままで整列はうまくいきません・・・このブログはアナログ(テキストと画像)がデジタル化して保存されアナログに復元して画面に表示されていて、検索はデジタル0,1の世界の一致個所を探ることで可能になっている・・・(おっと、また脱線)

法人格の無い任意団体が数千万、数億というお金を動かしている政治の世界は私には全く無縁のものです。収支報告だけではわからないので貸借対照表、財産目録の年次推移も見る事が出来るなら普通のビジネスマンでもこういう組織の財務状況は判断できると思います。
単年度、予算重視で使い方とその結果はなおざりにされているような感じを受ける公的会計について、私は未だ勉強が進んでいません。会計システムそのものを「仕分け」してみたら、国も自治体も全滅するのではないかな(^o^)

「阿修羅」というサイトに「拍手ランキング画面/阿修羅ランキング」というページがあって記事に対する読者の反応が拍手数という形でランキングされているようです。

便所の落書きと笑い飛ばすのは簡単でしょうが、そうばかり言っていると大事な情報を見落とすことになりそうだと思います。少なくとも新聞など紙媒体とテレビ情報だけに頼って何かを考察し自分の立ち位置を決めるのは難しい社会になったと思います。そのことを分かっているから国策ブロードバンドが進められたはずだ・・・地デジは逆に国民に与える3S(スリル、スピード、セックス)の役割を担わされているかも・・・両者の上に立って巧みに操る人々がいることは当然・・・

このブログは数日前に準備したのですが、それが下の部分です。これ以後もかなりの記事を読んでいますが私には未だよく理解できていません。気にかかっていた政治資金報告について確認できたところで終りにします。下にリンクした記事もその意味では中途半端です。

最初の頃の報道では、「政治資金報告に法令違反があった」と伝えられていたように理解したのですが、こうして色々読んでいったら、その違反とは何を示しているのかが私には分からない。
公共事業に関係して裏金(贈収賄)が動いた問題を追求する目的で、とりあえず別件逮捕で本筋に迫るという手法なのか、それも分からない、政治、検察特捜の世界など私には遠い霞の中にある・・・(^o^)

追記・その霞を吹き払おうとするブログで最新記事があったのでリンクしておきます-2010.01.21 「東京地検特捜部がまたデマをリーク」『身柄を拘束されている石川氏と面会した安田好弘、岩井信両弁護士によると、石川氏は取り調べにおいてそのような供述はいっさいしておらず、これまで通リに潔白を主張しているという。』


読売新聞に激震民主というシリーズがあることに気が付いた。
これは私がリンクしている植草一秀の『知られざる真実』から辿って読んでいったブログで気が付いた。その他のブログをリンクしておこうと思う。

上げたこぶしを下ろせなくなった地検特捜部の暴走(浮高亭瓢箪)
小沢一郎が民主党2010年度定期大会で心情露呈!(これでも検察が横暴でないと言えるのか!)  (この記事から読売新聞シリーズを知った)
小沢一郎をめぐる攻防は他人事じゃない
チャンスを棒に振る自民党
ムネオ日記(鈴木宗男さん)
ただの献金記載漏れでの石川議員逮捕は想定内
◇ ついでに、以前私も書いた八ッ場ダムについて、八ッ場ダム最大のタブーは品木ダムにある
まあ、こうして一つの記事からリンクを辿っていくと、マスコミからだけでは見えないものが見えてくるような気がする。自分がネット使いであることを幸いだと思う。

小沢一郎さんについては何も知らないに等しいが、以前から自分の感性とは一致しない人と感じている。私はけっこう直感的な好き嫌いが激しい(^o^)
だがそれとこれとは別問題で、私は昔から警察国家・官僚主導国家を嫌っている。植草さんの事件も今回の問題もその点で周波数が一致して、これらのようなブログに共鳴する部分がある。

二つの「取材」記事、上野原市問題
 元大月市議に贈賄依頼・上野原贈賄事件(2010年01月17日 朝日新聞山梨版)、この記事は「捜査関係者への取材でわかった」ことが書かれている。取材を受けて話した捜査関係者の立場やこういう取材記事のあり方はそれでよいのか疑問だ。小沢一郎問題に関係して被疑者供述などは検察関係者がリークしてマスコミがそのまま書いていると言われているのと似たものを感じる。

 契約継続要求 市が拒否 贈賄申し込み事件業者、書面で申し入れ(2010年1月17日  読売新聞山梨版)、この記事は「**容疑者は逮捕前、読売新聞の取材に対し・・・」と書かれている。事前に何らかの形で**氏の名前を知った読売新聞が取材したものと思う。捜査関係者が話すことと内容が同じでも読売新聞山梨版の能力はかなりのものと評価できそうだ。そう言えば山本美保さん拉致問題をきちんと取り上げているのも読売新聞山梨版だ。
「激震民主」という本紙のシリーズに気付いたので、小沢一郎問題の「真実」についても読売新聞には注意していこうかと思っている。「眼光紙背に徹す」という言葉はインターネット時代になっても死語にはならない。

相変わらずの「大本営発表」かと苦笑したくなる記事に対抗してきたのが市民のホームページ(Webページ)で、更にそういう「記者クラブ記事」を打破するに至ったのが市民のブログ(報道論評)だろう。

既存のマスメディアの力は取材力とそれによって社内に蓄積された情報の歴史・データベースにあると私は思っている。それをビジネスとして収益に結びつける方法は必ずあるはずだ。しかし「大本営発表」だけを蓄積してきた御用メディアには生き残る道があるだろうか。



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