2024年8月18日 10時45分
自然や人々の営みを繊細に 島崎藤村著「千曲川のスケッチ」(朝日新聞)【新聞記事の本文は掲載しません。】
朝日新聞から・・・甲府市中心街の「春光堂書店」店主の宮川大輔さんが、甲信越にゆかりのある本を紹介する「この一冊」。今回は、島崎藤村著「千曲川のスケッチ」を取り上げます。(シマザキ・トウソン)
宮川大輔さんから・・・店を拠点に朝の読書会などを開催。朝日新聞山梨版などで原則第3日曜日に「この一冊」を連載中。
春光堂書店 〒400-0032 山梨県甲府市中央 1-4-4 電話:055-233-2334
(有)宮川春光堂本店 甲府銀座通りのアーケードの中にあります。
地図画像 月-土 10:00-19:00 日曜休み 祝日はお問い合わせ下さい。
【記事に掲載された画像は 新潮文庫 の本です。】
千曲川のスケッチ 島崎藤村/著 新潮文庫 605円(税込)頁数224ページ
詩から散文へ、自らの文学の対象を変えた藤村が、めぐる一年の歳月のうちに、千曲川流域の人びとと自然を描いた「写生文」の結晶。
千曲川のスケッチ 島崎藤村/原作 、江守徹/朗読 3,300円(税込)
教師として信州小諸に赴いた島崎藤村は、目の前に広がる光景を正確に描こうとペンを取った。詩的情緒あふれる『千曲川のスケッチ』より、25編を選んで収録。
千曲川について千曲川(⼀般社団法⼈ 信州上⽥観光協会)
上田市を東西に流れる清流・千曲川は、新潟県および長野県を流れる一級河川です。
このうち長野県域では千曲川(ちくまがわ)と呼びますが、新潟県域では信濃川(しなのがわ)と呼ばれ、信濃川がこの水系の本流とされています。
国土交通省 千曲川は、長野県、埼玉県、山梨県の3県の境にある甲武信ヶ岳(こぶしがたけ)にその源を発し、佐久、上田の2つの盆地を経て長野市のある善光寺平にて最大の支川犀川と合流します。長野市の東縁を流下すると、治水の難所である立ヶ花狭窄部を抜け飯山盆地を貫流後、新潟県境に至り信濃川と名を変えます。途中の支川を合流させると流域面積7,163km2、流路延長214kmの日本最長河川である信濃川の長野県内部分をいいます。
千曲川 歌詞と解説 五木ひろし(世界の民謡・童謡)
『千曲川(ちくまがわ)』は、五木ひろしの歌で1975年5月にリリースされた歌謡曲。作詞:山口洋子 作曲:猪俣公章。
曲名のとおり、長野県を流れる千曲川(新潟県から信濃川)を題材としており、失恋後に信濃路を一人旅する情景を歌った長野県のご当地ソングとなっている。