Thank you for the music

好きな音楽のこと、あれこれ。その他諸々もあり。

ルル、3錠=1+1+1錠

2013年11月13日 23時35分33秒 | Weblog

 このところの急激な寒さに、とうとう風邪を引いた模様。くしゃみ鼻水、のど痛いし微熱もある。
 薬のんで早く寝なくちゃ、、、
 食欲はあるので、普通に夕飯を食べた。「食後なるべく30分以内に」と書いてあるから、あまり時間が経たないうちに薬をのもうとしたが・・・
 のめない
 食後すぐで胃がふくらんでるせいか、すんなりのめずに吐いてしまった。げんなり
 私は子どもの頃から、錠剤をのむのが下手。2錠や3錠、一度に一口の水でのめる人は珍しくないと思うが、私は一度に1錠ずつでないと無理。一口二口の水で飲み下せず、がぶがぶがぶっと飲んでも薬は口の中に残ってたりする。
 とにかく確実にのむために、少し時間をおいて1錠、また少したって1錠、さらに待って1錠。なんとか最終的に3錠のんだが、最初の1錠と最後の1錠の間に30分はあったかも 薬の効果としては微妙?!

 あ、もう寝よう(この時間に寝るのが“早い”というのがそもそも、、、)

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グランプリファイナル2013進出予想(男子・女子)

2013年11月12日 18時51分13秒 | スポーツ

 フィギュアスケート・グランプリシリーズ2013も、6戦のうち4戦が終わった。例年だと、グランプリファイナル進出が決まった選手が何人か出ているんだけど、今年はまだ少ない。男子ではまだ1人も、女子も浅田真央1人だけ。
 あとはエリック・ボンパール杯(フランス大会)とロステレコム杯(ロシア大会)、どんな順位になれば誰が出られる?!(カッコ内はポイントと最高順位)

<男子>
 現在の進出ポイントランキング。1:高橋大輔(24、1位) 2:織田信成(24、2位) 3:アダム・リッポン(22、2位)
 エリック・ボンパール杯に出場する中でポイント上位に入る可能性があるのは、
 パトリック・チャン(15) 閻涵(Han YAN)(15)
 羽生結弦(13)
 ミハル・ブジェジナ(9)
 15ポイントを持つチャンと閻涵は、3位以上で(26、1位)以上となり、ロステレコム杯と合わせてそれを上回る選手が最大で4人、つまり5番目以上が確保されるので、確定となる。4位の場合は高橋大輔との得点合計比較で、チャンは242.50以上、閻涵は258.90以上で決まる。
 同様に羽生は、優勝で(28、1位)、2位で(26、2位)となり、確定する。ただ3位だと(24、2位)となり、織田信成と得点比較で251.37以上が必要になる。
 ブジェジナは優勝以外は厳しい。なお、その得点が286.19以下だと、高橋大輔より下のランクになり、高橋大輔の進出が決まることになる。

 日本勢としては、羽生結弦がきっちり2位以上になって、チャンか閻涵のどちらかが5位以下だったりすると、織田信成の可能性が大きくなるんだけど^^;

 ロステレコム杯に出場する選手では、
 町田樹(15)
 マクシム・コフトゥン(13)
 ハビエル・フェルナンデス、ほか2名(7)
 町田樹は3位以上で確定。エリック・ボンパール杯の優勝がブジェジナ以外なら、4位でもいいことになる。
 コフトゥンは2位以上で26ポイントになり、進出できる。3位だと(24、2位)、これもエリック・ボンパール杯の優勝がブジェジナ以外の場合のみ、織田信成と得点比較、247.52以上でOK。
 フェルナンデスが優勝して(22、1位)にした場合、可能性があるかどうか。7ポイント持っているのは、エリック・ボンパール杯出場のジェイソン・ブラウン、ロステレコム杯出場のリチャード・ドーンブッシュ、ジョシュア・ファリスと全部で4人いるが、、、
 (22、1位)の選手が6番手以内に入るには、まず24ポイント以上の選手が5人以内でなくてはならない。すでに高橋大輔、織田信成と2人いて、エリック・ボンパール杯でさらに3人は出てきそう。するとロステレコム杯で、町田が5位以下、コフトゥンは4位以下といった条件がそろわないといけない。
 ただ、ロステレコム杯のみ出場のブライアン・ジュベールやエフゲニー・プルシェンコの出来次第で、意外と簡単にそんな条件がそろってしまうかもしれない。そういう意味では、フェルナンデスあたりは望みを捨ててないかな

 やはり、町田樹にはもう一度表彰台に乗って、実力が本物になったことを証明してほしいところ。あとは織田信成の進出がコフトゥンくん次第、かな^^;

<女子>
 現在の進出ポイントランキング。1:浅田真央(30、1位) 2:エレーナ・ラディオノワ(24、2位) 3:鈴木明子(24、2位)
 エリック・ボンパール杯出場で進出可能性が大きいのは、
 アンナ・ポゴリラヤ(15)
 アシュリー・ワグナー(13) アデリナ・ソトニコワ(13)
 クリスチーナ・ガオ(9)
 ポゴリラヤは4位以上で(24、1位)になり、それを上回る可能性があるのは最大エリック・ボンパール杯で2人、ロステレコム杯で2人なので、6番目までに入れることが決まる。
 ワグナーとソトニコワは、2位以上で決定。3位で(24、2位)となった場合は、ラディオノワや鈴木明子との得点比較でランクが決まる。ラディオノワより上位になるためには、ワグナーは181.96、ソトニコワは201.07が必要になってくる。
 ガオは優勝すれば、(24、1位)でなんとか可能性を残す。ロステレコム杯でリプニツカヤが圧勝してくれたほうが、かえって助かる?!

 日本勢としては、ポゴリラヤの好調が続くようだと、鈴木明子のチャンスがなくなっちゃうかな・・・

 ロステレコム杯で有力なのは、
 ユリア・リプニツカヤ(15)
 カロリナ・コストナー(11)
 エリザヴェータ・トゥクタミシェワ(9) 村上佳菜子(9)
 リプニツカヤは3位以内で26ポイントとなって確定。4位の場合は、優勝がトゥクタミシェワまたは村上佳菜子でなければいいことになる。
 コストナーは優勝すればいいが、2位だと急に厳しくなる。トゥクタミシェワか村上が優勝し、リプニツカヤが3位か4位だと、202.37以上でなければラディオノワの上に入れなくなってしまう。自分が優勝できないなら、リプニツカヤに優勝してもらったほうがいい?!
 トゥクタミシェワと村上佳菜子は、優勝しさえすればいい そしてそれ以外はたぶんアウト。

 日本女子が最大3人になるためには、、、エリック・ボンパール杯で(24、1位)より上の選手が1人にとどまり、ロステレコム杯では村上佳菜子が優勝するパターンしかない、かな

 エリック・ボンパール杯の結果によって、また最終的な予想は変わってくる。さてさて、どうなる?

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レイトショーもOK

2013年11月12日 00時29分57秒 | Weblog

 日曜日、午前中せっせと添削に励む次男。バイトで塾の講師をやっていて、宿題の作文にコメント入れたり花マルつけたりしている。
 ようやく一段落して、「今日は絶対見たかったんだ」と映画に出かけた。「1時台か2時台の回に間に合う」と言ってたが、、、しばらくして電話。
 「甘く見てた
 なんと、夜9時台の回以外、チケット売り切れとは そんなに人気なのか~。「他の映画館に回ったら?」「いや、それでもたぶん無理だろうから」
 まあ、12時に駅に着けば終電には間に合うことはわかっているし、なにしろもう20歳だし 「というわけだから、心配しないで」はいはい。
 自分の宿題(大学の課題)を持って出たから、ファミレスで腹ごしらえがてら、片付けるという。用意のよろしいことで(笑)

 子どもが平気でレイトショーが見られる年齢に達してるって、いよいよびっくり

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NHK杯アイスダンス・フリー

2013年11月10日 14時36分57秒 | スポーツ

 フィギュアスケート・グランプリシリーズ2013第4戦NHK杯、最終種目アイスダンス・フリージャッジスコア)。ショートダンスは、出かけていて録画をまだ見てないのでまたあとで。
 珍しく、NHKが録画中継(追っかけ)している。遅れること1時間だから、まあ仕方ないか^^;

ヴィクトリア・シニツィナ/ルスラン・ジガンシン(ロシア) SD:44.34 FD:79.89 合計124.23
 オペラ「ノルマ」より♪ 若々しく爽やかなカップル。男性のジガンシンは、姉のネッリ・ジガンシナがドイツ代表になっている。クラシックな雰囲気の曲によく合っていた。

キャシー・リード/クリス・リード SD:51.91 FD:81.85 合計133.76
 「Shogun2」♪ ツイズルの出だしはタイミングが合ってないかと思ったが、最後はぴったり合って好印象。全体に伸びやかでミスもなく、見ていて嬉しくなる演技だった。キャシーの組み紐のような髪飾り、素敵

タニヤ・コルブ/ステファノ・カルーゾ(ドイツ) SD:52.39 FD:78.12 合計130.51
 映画「魔法にかけられて」♪ おとぎ話のお姫様が現代社会に出てきちゃう話だったかな? 衣装も王子様とお姫様っぽい。優雅な滑りの中にダイナミックなリフトが溶け込んでいて、なかなかいい。

パイパー・ギレス/ポール・ポワリエ(カナダ) SD:55.20 FD:88.87 合計144.07
 映画「ヒッチコック」♪ ドラマチックなストーリーを表情豊かに演じていく。ギレスの透ける生地に銀糸刺繍のスカートが魅力的。

エレーナ・イリニフ/ニキータ・カツァラポフ(ロシア) SD:61.35 FD:94.02 合計155.37
 「白鳥の湖」♪ 二人とも衣装は黒、つまりイリニフは黒鳥。飛翔するような姿勢のリフトや、きれいな姿勢のスピン、一蹴りがよく伸びて、今季GP初戦としてはいい仕上がり。本人たちも満足のようだ。

マイア・シブタニ/アレックス・シブタニ(米) SD:63.09 FD:94.49 合計157.58
 マイケル・ジャクソンメドレー♪ 今季はアップテンポな曲でフリーを踊る。こういう曲もしっかりこなせるようになって、素早い動きを粗くならずにきれいに見せてくれる。黒の中に少しだけ混ざる赤のクリスタルがお洒落な衣装。終わってアレックスが「Yes!」とガッツポーズ。

アンナ・カッペリーニ/ルカ・ラノッテ(イタリア) SD:64.58 FD:95.48 合計160.06
 「セビリアの理髪師」♪ 曲調と振付の動きがぴったりで、いい感じに小さい盛り上がりが何度も起こって、その積み重ねで最後まで飽きさせない。ところどころコミカルな仕草が入るのも可愛い。

メリル・デービス/チャーリー・ホワイト(米) SD:73.70 FD:112.95 合計186.65
 「シェヘラザード」♪ デービスの鍛え抜かれた体のなんと美しい リフトのポジションチェンジやローテーションの速さといったら、、、アイスダンスとは思えないほどの加速があるステップ。オリンピックに向けて準備は完璧だ。

 結果、優勝はデービス/ホワイト、2位にカッペリーニ/ラノッテ、3位にシブタニ兄妹。リード姉弟は6位。デービス/ホワイトはファイナル進出決定。

 一生懸命日本語でインタビューに答えてくれるキャシーとクリス。ところどころ「So,,,」なんか入っちゃうけど。「ひざ、いたいです。でも、がんばって、がんばって、いけいけ、すべて、おわり」とクリス、偉い

 全種目が終わったが、全体にいいパフォーマンスを見せる選手が多く、充実した大会だったと思う。いよいよ、会場で観戦してみたい気がしてきた

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NHK杯2013女子フリー

2013年11月10日 12時56分55秒 | スポーツ

 フィギュアスケート・グランプリシリーズ2013第4戦NHK杯、女子フリージャッジスコア)。
 ゲデバニシビリの演技の後、採点システムのコンピューターにに不具合が生じた 「以前にもこの会場でシステムダウンしたことがある」と解説の荒川静香さんがいう。長洲未来は次の滑走順で、待ってる間にきれいなジャンプを何本も跳んじゃった^^; 盛り上げたのでエキシビションに出場が決まる
 あまり長くなるので、「昨日の浅田真央選手のショートプログラムを」と画面で流し始めたが、会場の音声が消せないので、早い復旧を期待する観客の手拍子などが重なって、なんか変
 20分の中断でなんとか復旧した。中断が長くなりすぎると、もう一度6分間練習をすることになるそうで、そこまでいかなくて済んでよかった

エレーネ・ゲデバニシビリ(グルジア) SP:45.14 FS:84.10 合計129.24
 「ジゼル」♪ 素肌が見えている背中がきれい^^; ステップはのびやかだった。ジャンプは予定どおりの回転数で跳べたものが少なく、、、終盤のスピンでもちょっとバランスを崩した。ジャンプにしろスピンにしろ、いつもより回転が遅く感じた。

長洲未来(米) SP:51.01 FS:90.70 合計141.71
 映画「007」より♪ 黒の衣装でシャープな印象。さんざん待たされてる間に中途半端に体力を使ってしまったか、ジャンプは完璧にはいかなかった。さっきはきれいに跳べたのに~ でも笑顔を絶やさずに頑張って滑り切った。3本目のダブルアクセルが無効になってしまって残念。

アリョーナ・レオノワ(ロシア) SP:55.86 FS:106.68 合計161.94
 「カルメン」♪ 鮮やかな真紅の衣装。いい表情で大人の女を演じられる年齢になった。冒頭は3回転+3回転の予定だったのかもしれないが、着氷が乱れる。全体としては悪くなかったけど、ソチ五輪に出るにはロシアの若手たちが強すぎる

宮原知子 SP:58.39 FS:111.82 合計170.21
 「ポエタ」♪ 待たされた分固まった体をほぐしたかったのか、名前が呼ばれてから何度もジャンプを確かめ、1分間ぎりぎりまで使ってスタート位置についた。冒頭の3回転+3回転はセカンドが回転不足で下りてしまったが、後半のダブルアクセル+3回転トウループや3連続コンビネーションなど、きっちり跳ぶ。フラメンコのリズムにしっかり乗って、日頃の練習で高橋大輔の滑りを見て吸収してるだけのことはあるかな

ヴァレンティナ・マルケイ(イタリア) SP:61.90 FS:107.05 合計168.95
 「ミッション・インポシブル2」♪ 多少のミスがあっても崩れなくなって、今できることは必ずできる!みたいな自信が感じられる。トリノ五輪のとき19歳だったので、頭角を現すのが早ければ十分出場の可能性があった年齢だが、8年後に出場を叶えられそう。鈴木明子もそうだけど、続けるといいことはやっぱりある。

グレイシー・ゴールド(米) SP:62.83 FS:114.98 合計177.81
 チャイコフスキー「眠れる森の美女」♪ バレエ音楽に合わせて優美な印象の衣装。冒頭のルッツで転倒したのと、サルコウが2回転になった以外は、きっちりとこなした。元気いっぱいの少女的なイメージだったけど、表現の幅が広がった気がする。

エレーナ・ラディオノワ(ロシア) SP:62.83 FS:128.98 合計191.81
 映画「フリーダ」より♪ スケートアメリカで見た時は、背伸びして大人っぽく見せようとする感じがうまくはまってない気がしたが、今回は元気よく踊るほうを優先したのがかえって良かった。振付もこなれてきて、その中でほとんどミスなく全部のジャンプを決めまくる。終わった瞬間はガッツポーズ、少しうれし泣き

鈴木明子 SP:66.03 FS:113.29 合計179.32
 「オペラ座の怪人」♪ 14歳の少女の後に、大人の女性が登場 冒頭は3回転+2回転+1回転(予定は2回転)の3連続コンビネーション。転倒や回転抜けもあって、満足な演技とはいかなかった。でもスピードにのったステップやコレオシークエンス、最後のポーズの美しさ。本物のクリスチーヌはきっと次に見られるはず。

浅田真央 SP:71.26 FS:136.33 合計207.59
 ラフマニノフ「ピアノ協奏曲 第2番」♪ 落ち着いて力強く滑り出していった。トリプルアクセルはまた両足になってしまい、3回転フリップ+3回転ループはループが2回転に。けれど不安を感じさせない。終盤のステップの素晴らしさは格別! 本人は終わった後、ちょっと変な顔をした。サルコウが2回転になってしまったことを気にしたのかと思ったら、リンクサイドに戻って開口一番「また足ついちゃった」。トリプルアクセルの方か
 また自己ベスト更新で2大会連続200点越え。本物

 結果、優勝は浅田真央、2位にラディオノワ、3位鈴木明子。4位ゴールド、宮原知子が5位。浅田真央はグランプリファイナル進出が決まった。ラディオノワと鈴木明子は共に24ポイントで最高順位2位だが、得点合計でラディオノワが上位にランク。ファイナル進出はあと2戦の結果を待つ。

 録画はHDD容量との戦いだけど(笑)、やっぱり生でテレビで見られるって、嬉しい NHK杯、いいわぁ

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NHK杯2013男子フリー

2013年11月09日 18時21分54秒 | スポーツ

 フィギュアスケート・グランプリシリーズ2013第4戦NHK杯男子フリージャッジスコア)。

コンスタンチン・ミンショフ(ロシア) SP:73.57 FS:147.45 合計221.32
 ルネ・オーブリ「アレグロ」♪ 今大会の男子の中で最年長の30歳。トリプルアクセルがダブルになった以外は概ね予定どおりに4回転2本も決めた。ロシアの選手は、バリバリのクラシックも使うが現代音楽もわりとよく使う。この曲も独特で、本人のキャラにも合っている。

マックス・アーロン(米) SP:76.21 FS:147.14 合計223.35
 「カルメン」♪ この曲で全身黒の衣装というのは、どうなんだろう・・・? 4回転1本はきれいに入ったが、1本はちょっと手をついた。後半にも組み込んでいたが、それは2回転に。トリプルアクセル2本が後半と、点を稼げる構成ではある。相変わらずビュンビュン飛ばすスケート。

ジェレミー・アボット(米) SP:78.78 FS:158.63 合計237.41
 「エクソジェネシス交響曲第3部」♪ あの印象的なステップの曲を今季また滑る。冒頭の4回転は3回転になったが、滑らかな流れの中でしっかりとほかのジャンプは決めていった。多少こらえて立ったジャンプがあっても流れが遮られず、終盤のコレオステップに引きこまれていく。本人も久々に満足の出来。

セルゲイ・ヴォロノフ(ロシア) SP:79.80 FS:141.38 合計221.18
 「ア・ロス・アミーゴス」♪ 黒のレースのシャツに赤のパンツと、タンゴに合わせて妖艶な衣装。前半に4回転2本入ったが、ルッツが1回転に。オーバーターンなど細かいミスがほかのジャンプにもあって、全体に少し荒削りに見えてしまった。シーズン後半はもっとよくなるといいな。

無良崇人 SP:79.97 FS:147.25 合計227.22
 「Shogun」♪ 昨シーズンの曲に戻した。やっぱりこっちのほうがいい 前半の4回転はじめ快調にジャンプを決めていて、これはパーフェクトになるかと思ったが、最後の2つのジャンプが1回転になったりオーバーターンしたりで、めっちゃ残念。

アダム・リッポン(米) SP:82.25 FS:151.46 合計233.71
 「牧神の午後への前奏曲」♪ スケーティングが優雅 4回転をこらえながら下り、“リッポン”ルッツ2本も決まったが、キャメルスピンでバランスを崩してしまったのが惜しい。ステップの芸術性は評価したい。

織田信成 SP:82.70 FS:170.46 合計253.16
 「ウィリアム・テル序曲」♪ 最初の4回転+3回転が3回転+1回転になったときはどうしようかと思ったが 次の4回転を決めたら波に乗った。どのジャンプもほぼ減点されそうな要素がなく、終盤ノリノリのコレオシークエンスで会場大歓声。スピンの回転の速さ、最後に腕を突き上げるタイミングがカッコよかった この得点は全日本に向けて大きな自信になっただろう。

ハビエル・フェルナンデス(スペイン) SP:84.78 FS:145.67 合計230.45
 ドラマ「ピーター・ガン」より&「ハーレム・ノクターン」♪ ジャズテイストの曲。3本予定していたはずの4回転、入ったのは1本だけ。そのほか細々と取りこぼし、、、NHK杯は相性が良くない?!

高橋大輔 SP:95.55 FS:172.76 合計268.31
 ビートルズ・メドレー♪ 引きしまった顔で滑り出し、まず4回転決まった! 2本目は3回転となったが、曲の流れの中でごく自然にジャンプを決めていく。曲が変わるたびに表情が変わり、視線の動き、所作の一つまで曲を表現する。後半、2本目のトリプルアクセルで手をつき、なんとかセカンドをつけてコンビネーションにしたが、フリーレッグをついていたので認められず、シークエンス扱いとなってしまった。しかしはっきりしたミスはこれくらい。コレオシークエンスは心を開放するような伸びやかさ。
 「自信を取り戻す大会に」と言っていた高橋大輔、完全に取り戻した。でも「まだまだです」という本人だから、なお嬉しい。

 結果、優勝は高橋大輔、2位に織田信成、3位にSP7位から挽回してアボットが入った。無良は6位だが、こちらもある程度自信を取り戻せた出来だったと思う。高橋大輔の演技構成点はトランジション以外9点台。織田もトランジション以外8点台がそろったのは喜ばしい。

 女子フリーが始まる前に、用事こなさないと
 

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NHK杯2013ペア・フリー

2013年11月09日 16時10分28秒 | スポーツ

 フィギュアスケート・グランプリシリーズ2013第4戦NHK杯ペア・フリージャッジスコア)。

<マルチュシェワ/ロゴノフ(ロシア)> SP:48.97 FS:96.40 合計145.37
 「枯葉」♪ 若々しくてロマンチックな雰囲気。スローで転倒が1回。ロシアのペアにしては、少し線が細い感じがするんだけど、これからどうなっていくかな。

<高橋/木原> SP:49.54 FS:86.59 合計136.13
 「レ・ミゼラブル」♪ 今日も丁寧に一つ一つこなしていった。ツイストは昨日よりも高さが出たかな? スロージャンプの両足着氷などはあったが、とにかくコケなかったからまずは良し?! サイドバイサイドスピンのユニゾンも良くなってるし、リフトのワンハンドもスムーズにできるようになっていて嬉しい。成美ちゃんはリンクサイドに戻った時咳をしていたが、風邪を引いていたそうな。演技に大きな影響が出なくてよかった。

<ローレンス/スウィガース(カナダ)> SP:52.78 FS:100.77 合計153.55
 映画「オズ はじまりの戦い」から♪ 女性がわりと可愛らしい 以上

<カステリ/シュナピア(米)> SP:58.60 FS:110.29 合計168.89
 映画「007/スカイフォール」から♪ 曲に合わせて男性はYシャツにショルダーホルスターをつけ、女性はナイトドレス風の衣装。スロー4回転サルコウに挑戦!惜しくも両足着氷。リフトのスプリット姿勢を見ると、近い将来また高橋成美選手の美しいスプリットを見たいな、と思う。男性の体格がいいので、リフトは安定感がある。ソロジャンプが決まらなかったのが課題か。

 インタビューで、成美ちゃんも木原くんも「すごく緊張してた」という。コーチからは「Good job」と言われたそうな

<デニー/フレイジャー(米)> SP:58.67 FS:109.18 合計167.85
 「ノートルダム・ド・パリ」♪ 羽生結弦が使ったあの曲♪ SPより大人っぽい雰囲気。スロージャンプはすごく距離が出る。片手でウエストあたりを支えて女性が前向きでアピールするリフトは迫力。

<彭/張(中国)> SP:65.09 FS:117.09 合計182.18
 「ピアノ協奏曲 黄河」♪ 男性の髪に辮髪のエクステが 4回転ツイスト、まるで3回転みたいに決まった サイドバイサイドスピン、あまり合わせる気がない?と思ったが最後が合ったからいいのか^^; 曲の盛り上がりにうまく要素や振付がはまって、いいプログラムだと思う。

<隋/韓(中国)> SP:70.13 FS:101.19 合計171.32
 「カリンカ」♪ こちらも負けじと4回転ツイストを決めた もう中国のペアは4回転がデフォルトか^^; しかしソロジャンプのミスや、スローの転倒、上げられずに終わったリフトなど、満足な出来ではなかった。スピンなんかはとてもいいんだけど。

<ボロソジャル/トランコフ(ロシア)> SP:82.03 FS:154.46 合計236.49
 「ジーザス・クライスト・スーパースター」♪ この二人の辞書には、失敗という単語はないらしい、、、。ソロジャンプが単独もコンビネーションも完璧にユニゾンで下りて、ツイストもスローも全く隙がなく、すごいポジションのリフトも軽々。終わった瞬間、トランコフはガッツポーズ。わずかに自己ベストに届かなかったが、毎回このレベルって、どんだけ~~~

 結果、優勝はボロソジャル/トランコフ、2位に彭/張、3位隋/韓。
 優勝インタビューでトランコフが、「ミナサン、コンニチワ、アリガトウゴザイマス」と日本語の単語を交えながら、「素晴らしい応援でまるでロシアで滑っているようだった」「日本の皆さんの前で初めて滑れて嬉しい」「今日のような演技をオリンピックでもしたい」と英語で答えてくれた。

 ボロソジャル/トランコフはこれで30ポイントでファイナル進出決定。彭/張と隋/韓は共に24ポイント(最高2位)、彭/張組が得点合計で上位となるが、この2組はまだあと2戦の結果を待つことになる。

 この後は、男子フリー

 

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NHK杯2013女子SP

2013年11月08日 22時06分48秒 | スポーツ

  フィギュアスケート・グランプリシリーズ2013第4戦NHK杯、いよいよ女子ショートプログラム(ジャッジスコア)。実況アナが「浅田真央、鈴木明子の2人には最後のNHK杯」と言うので、、、それはそうだけど、言われちゃうと寂しくなる。

宮原知子…「戦場のメリークリスマス」♪ 静かな曲でステップシークエンスから入る。曲調が変わるとぐっとスピードを増して、3回転ルッツ+3回転トウループ、3回転フリップときれいな流れの中で決めていく。レイバックからビールマンのスピンは軸が1ミリもぶれない。音をしっかり拾う振付で表現力もアピールできた。堂々たるシニアデビュー、58.39で自己ベスト。
長洲未来(米)…ジョージ・ガーシュイン「私の彼氏」♪ ロマンチックでリズミカルな曲、雰囲気は合っている。冒頭に3回転+3回転を予定していたが、タイミングがずれて単独に。ステップやスピンはかなり良かった。51.01。
エレーナ・ラディオノワ(ロシア)…曲は映画「アンナ・カレーニナ」より。ピアノの調べにのって、演じるのが大好き!オーラ全開でぐいぐい滑っていく。冒頭のルッツで片手をついて単独になってしまったが、後半のループに3回転トウループをつけたので、却って基礎点が上がったかも?! スピン姿勢の美しさは特筆もの。62.83。
エレーネ・ゲデバニシビリ(グルジア)…「吹雪」より「ロマンス」という曲。しっとりしたいい曲♪ 冒頭のルッツでステップアウト、ダブルアクセルがシングルになってしまった。「集中力を欠いているように見える」(解説:荒川静香さん談)。そうなのかな、、、45.14。
アリョーナ・レオノワ(ロシア)…映画「パイレーツ・オブ・カリビアン」からの曲。一昨年と同じ曲に戻した。冒頭の3回転トウループ+3回転トウループで惜しくも転倒。でも引きずらず、フリップとダブルアクセルを決めて、見せ場のステップもノリノリ。後半のジャンプ基礎点が1.1倍になる前のプログラムなので、ジャンプ3つが最初に固まってる構成^^; 55.86。
ヴァレンティナ・マルケイ(イタリア)…「帰れソレントへ」♪ しっとりしたアレンジで、サルコウ、ルッツ+2回転トウループ、ダブルアクセルとジャンプはどれも余裕。ミスらしいミスはなく、終わって大きなガッツポーズ。それも当然の61.90、自己ベスト更新。
グレイシー・ゴールド(米)…ガーシュイン「3つの前奏曲」♪ 予定していた3回転+3回転が3回転+2回転に、ループでステップアウトと、ジャンプは完全な出来ではなかった。クラシックだけどファンキーな曲調をよく表してるステップなど、全体の評価は高い。62.83。
浅田真央…ショパン「ノクターン」♪ ゆったりと、のびのびと、滑り出していく。冒頭のトリプルアクセルは両足着氷で少しオーバーターン。でも時折見せる笑顔から、今は滑るのが楽しいという気持ちが伝わってきて嬉しくなる。ステップの中で一瞬止まってまた動き出す振付が、ピアノの音とシンクロして心地よい。終わってうんと頷いた真央ちゃん、すさまじい量の花束を、フラワーガールたちと一緒にせっせと拾い集めていた。次の滑走者が控えているので、時間がかかり過ぎてはいけないと気を使ったんだろう。71.26、トップに立つ。
鈴木明子…「愛の賛歌」♪ 予定していた3回転+3回転は3回転+2回転に、フリップはこらえてなんとか立つ。でもこのプログラムは、ジャンプに多少ミスがあってもとにかく魅力いっぱい 曲の盛り上がりと同時に決まるダブルアクセルから、一気にステップに入っていくあたり、うるうるする 「オリンピックで見たいと思われるプログラムにしたい」と鈴木選手が言うとおり、これは是非ともオリンピックで世界中に見せたいプログラムだ。66.03。

 結果、2位以下に5点以上の差をつけて浅田真央がトップ。2位に鈴木明子、3位と4位は62.83の同点だが技術点の差で3位にラディオノワ、4位にゴールド。5位のマルケイまでが60点以上と高得点。宮原は6位スタートとなった。
 さてフリーはどうなるか? 楽しみ

 

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NHK杯2013男子SP

2013年11月08日 18時02分35秒 | テレビ

 フィギュアスケート・グランプリシリーズ2013第4戦NHK杯。種目と種目の間はインタビューや練習風景、浅田姉妹のフラワーガールのときの写真紹介など、これはこれで楽しいつなぎ。解説の八木沼純子氏も、小学生のときNHK杯でフラワーガールを務めたとか。その頃の出場選手には誰がいたのかな、、、
 浅田真央から集めた花束を受け取った選手は誰だったのか、調べたらわかるかしら

 2種目目は男子ショートプログラムジャッジスコア)。
アダム・リッポン(米)…「カルメン」♪ 4回転トウループは片手をついたが着氷。トリプルアクセル、フリップ+トウループをきちんと決め、躍動感のあるステップで手拍子。でも最後に一瞬バランスを崩したような スピンでは女性のようなレイバック姿勢も入ってきれい。82.25、シーズンベスト。
コンスタンティン・メンショフ(ロシア)…「コウルスターガイスト」♪ 面白い曲。衣装の柄が両手の指先を合わせるような絵で、それに重ねるような手のポーズで始まった。トリプルアクセルがきれいに入り、4回転+3回転のトウループを頑張って下りたが、ルッツで転倒。73.57。
マックス・アーロン(米)…「ある恋の物語」♪ 大ちゃんのあの曲ですが^^; けっこう楽しそうに踊る。胸のあたりにずいぶん筋肉がついてムキムキしてきた? 4回転サルコウ+2回転トウループ、4回転でちょっと手をついてしまった。ルッツで両手をついてしまったのが本人はすごく口惜しそう。76.21、シーズンベスト。
ジェレミー・アボット(米)…曲は映画「ピナ」より。以前、ペアのサフチェンコ/ゾルコビーが使っていた曲。振付の中に技術要素が溶け込んですごく自然。4回転は途中で開いてしまって「(たぶん)ダウングレードになってしまう」(by解説:本田武史氏)。コンビネーションとトリプルアクセルはきれいに決まり、伸びやかでスピード十分なステップは素晴らしい。78.78、シーズンベスト。
セルゲイ・ヴォロノフ(ロシア)…「二つのギター」♪ ロシア民謡だそうな。白地に黒の刺繍ジャケット、黒い手袋とシックな衣装。4回転トウループでややバランスを崩したのでコンビネーションは2回転に。ルッツは予定を変えてループに、基礎点は下がってもきれいに決めたから悪くはない。キャメル姿勢がきれいなスピン、だんだんテンポが速くなる曲にのったステップもよかった。手拍子くらいあってもよかったのに? 79.80。
織田信成…「シカゴ」♪ コミカルな動きの中に、4回転+3回転、トリプルアクセル、ルッツと申し分ないジャンプ 振付の一つ一つがうまく流れになって、織田選手らしさ全開。本人も大満足の出来だが得点が出るのに時間がかかり、、、回転不足チェックなのか? 82.70、やはり回転不足とエッジのエラーを取られたようで、惜しい
無良崇人…「ミニー・ザ・ムーチャー」♪ スイング系の曲で、4回転+3回転を頑張って下り、高いトリプルアクセル、ルッツはちょっと手をついたが決まった。曲が「ジャンピング・ジャック」に変わったところからのスピード感があるステップは新境地かな。79.97、シーズンベスト。
ハビエル・フェルナンデス(スペイン)…「サタン・テイクス・ア・ホリデー」(悪魔が休暇を取る)という曲、ボードビリアン風の楽しげな振付。4回転でステップアウトしたが、トリプルアクセルとルッツ+トウループはきれいに。昨年より少し身長が伸びたって 84.78。
高橋大輔…「ヴァイオリンのためのソナチネ」佐村河内守作曲、スケートアメリカより落ち着いて集中した感じで滑りだした。4回転トウループ、トリプルアクセル、ルッツ+トウループをしっかりと決めると、あとは高橋大輔の世界を作っていく。感情が体の動きとなり、音楽と一体となったステップ。モロゾフコーチがちょっと涙ぐむほど、、、本人は静かにガッツポーズ。95.55 自己ベスト更新

 結果、高橋大輔が10点以上差をつけてトップに立ち、フェルナンデス、織田、リッポン、無良と続く。高橋大輔が優勝に向けてかなり有利な状況。表彰台争いはフリーで十分逆転もあり得る。
 インタビューで、「今日はよかったけど、明日が大事なので気を引き締めて」「フリーは気持ちで負けないように、逃げずに攻めて」と高橋大輔。「笑顔でできてよかった」「(回転不足を取られた4回転は)修正して頑張りたい」と織田信成。
 フリーでもいい演技を!

 ところで実況アナウンサー、「アンダーグレード」なんて用語はありません。「アンダーローテーション」「ダウングレード」ですよ

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NHK杯2013ペアSP

2013年11月08日 16時11分44秒 | スポーツ

 ライブ放送をテレビで見られる
 フィギュアスケート・グランプリシリーズ2013第4戦NHK杯が始まった。アイスダンス・フリーダンスを除く全ての種目が生放送。
 初日はペア・ショートプログラムジャッジスコア)から。高橋成美/木原龍一組、GPシリーズにデビュー

高橋成美/木原龍一…「サムソンとデリラ」♪ すごく慎重に滑っていた感じ。ダブルツイストもそうっと、だった^^; ソロジャンプは成美ちゃんが少しオーバーターンしたが、コケなかったから良しとしよう(笑) スローも決まったし、リフトはワンハンドにして、成美ちゃんがキャッチフット。49.54、いいスタート
アナスタシア・マルチュシェワ/アレクセイ・ロゴノフ(ロシア)…「サラバンド」♪ ソロジャンプはダブルに。リフトは下り方まで工夫をこらしている。スローでちょっと痛そうな転倒で、演技が終わったとき女性が顎を押さえる。少し血が出ていたが、大丈夫かな。48.97。
彭程/張昊(Cheng PENG/Hao ZHANG)(中国)…「グリーン・デスティニー」♪ ソロジャンプをきれいに下りて乗ってきた。ツイストの高さは凄いし、ペアスピンに逆回転や難しい姿勢がある。安定感と表現力が増してきた。65.09、シーズンベスト。
ヘイヴン・デニー/ブランドン・フレイザー(米)…「マラゲーニャ」♪ 距離のあるスロー、リズムに乗ったステップもなかなかいい。全体に流れが途切れることなく、いい感じ。58.67、シーズンベスト。
隋文静(Wenjing SUI)/韓聰(Cong Han)(中国)…「道」♪ 高橋大輔のバンクーバーを思い出してしまうが、アレンジはわりとクラシック。スローはフリップがばっちり決まった。ソロジャンプはユニゾンがぴったりとはいかなかったが二人とも下りる。リフトは元々巧いが、ステップの表現力や、ペアスピンの姿勢の美しさは成長著しい。70.13、70点台に乗せてシーズンベスト。
マリッサ・カステリ/サイモン・シュナピア(米)…「ブラック・マジック・ウーマン」「スムース」♪ エレキの調べにのって、クールなダンスリフトがカッコいい。複雑な動きの入るペアスピンや、ポジションチェンジがきれいなリフト。ソロジャンプで男性が両手をついてしまい、スローで両足着氷になったのが惜しいところ。58.60。
ペイジ・ローレンス/ルディ・スウィーガース(カナダ)…「シカゴ」♪ ノリのいい曲で楽しげに滑る。体を倒した女性を後ろから支える姿勢からそのままデススパイラル、面白い。ステップはスイング系の曲調でアイスダンスのよう。ソロジャンプで2人とも転倒、ツイストはキャッチの位置が低くなってしまった。スローも転倒と、技術点は伸ばせず。
タチアナ・ボロソジャル/マクシム・トランコフ(ロシア)…「仮面舞踏会」♪ 登場から退場まで、まさに舞踏会 ツイストもスローも高さと余裕。ソロジャンプもぴったり、明らかに難しそうなリバースラッソーリフト。デススパイラルからそのまま入るペアスピンでは、男性がキャメル姿勢でキャッチフットしている下で女性がシットポジションで回り、さらに逆回転。ステップはアイスダンスに出られそう?! 82.03、それでもシーズンベスト更新ではないって、どんだけ^^; この調子のままソチ五輪まで突っ走れるのか

 後半グループの6分間練習の間に、高橋/木原組のインタビューが流れた。「滑り過ぎず、抑え過ぎず、力を出せるように」意識したという成美ちゃん、「できましたか?」ときかれて「できました!」。いつもの彼女らしい。「グランプリシリーズの最初がNHK杯で、お客さんの声が力になってよかった」「練習以上のものが出せた」という木原くん。
 フリーに向けては、「明日はまた新しい気持ちで、挑戦する気持ちをもって思いきり滑りたい」と成美ちゃん。「無事に滑り切りたい」と木原くん。さもありなん

 結果、1位ボロソジャル/トランコフ、2位隋/韓、3位程/張。4位以下との点差からすると、フリーもこのままいきそう。

 次は男子ショートプログラム

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井戸の横に梅干し

2013年11月07日 06時18分20秒 | Weblog

 京都と大阪に行ってきたHO生(つれあい)が、リュックから取り出してきた。
私「どこで買ったの?」
HO生「京都」
私「専門店? デパート?」
HO生「井戸の横にあった」
私「???
 道端の井戸の横に置いてあった、ってどういう、、、
私「もしかして、無人の野菜販売みたいに? 箱にお金入れるような?」
HO生「そう」
 ・・・なるほど。近所の農家さんの手作りであるらしい。
 生産者の名前も原材料のラベルもないけれど、いかにも手作りの、しっかり塩がきいてて、きゅっと酸っぱい梅干し。
 「こりゃ美味い」とHO生は続けて2個も食べてしまった。けっこう塩分多いから、そんなに一度に食べちゃ
 バンコクに発つとき少し持たせようかと思ったが、要らないと言われた。ちゃんとした商品とも言い難いから、入国で引っかかってもなんだし、持っていかないのが正解か。次に帰ってくるまで残ってるかな

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中国杯2013ペア・フリー

2013年11月02日 23時43分28秒 | スポーツ

 フィギュアスケート・GPシリーズ2013第3戦中国杯、あっという間に最終種目のペア・フリージャッジスコア)。

フェリシア・ザン/ネイサン・バートロメイ(米)…スローで転倒があったが、きれいな姿勢のスターリフトなどで実力は発揮した。105.19、合計155.52。
ダリア・ポポワ/ブルーノ・マソ(フランス)…コンビネーションジャンプで女性が転倒、スローでも転倒があったり、上げきれずに下ろしたリフトがあったりして、ベストには遠い出来になってしまった。89.51、合計141.33。
アナスタシア・マルティウシェワ/アレクセイ・ロゴノフ(ロシア)…「枯葉」でムードたっぷりに始まる。ソロジャンプは単独もシークエンスも、女性がなんとか下りて頑張った。上がり切らなかったリフトを下りたところで女性が転倒してしまい クリーンなプログラムとはいかず。94.17、合計147.19。
王雪涵/王磊(Xuehan WANG/Lei WANG)(中国)…「雨に唄えば」で滑りだすとさっそく観客から手拍子が起こる。トウループの3回転+3回転、3回転サルコウとソロジャンプをきれいに決め、ツイストもスローも完璧。なかなかきれいなスプリットポジションのリフトもばっちりで、本人たちも大喜び。115.19、合計172.35と高得点。
アレクサ・シメカ/クリス・クニエリム(米)…ソロジャンプでの回転抜けやスローの転倒はあったが、終盤の盛り上がりは悪くなかった。103.73、合計161.72。
彭程/張昊(Cheng PENG/Hao ZHANG)(中国)…大声援に後押しされて、凄い高さのツイストやぽーんと遠くまで飛んで行くスロー、迫力のリフト。唯一のミスはソロジャンプのコンビネーションで女性だけセカンドが1回転になったくらい。122.95、合計187.19は自己ベスト更新。
アリオナ・サフチェンコ/ロビン・ゾルコビー(ドイツ)…「くるみ割り人形」♪ 淡いピンクの衣装のサフチェンコが可憐に見える ソロジャンプのシークエンスは決まったが単独のアクセルは少しミス。ほかのエレメンツはいつもながら安定して、完璧なユニゾンのサイドバイサイドスピンや、ゾルコビーが片足のエッジを持ってY字バランスの姿勢を保ちながらデス・スパイラルに入るところでは、ペアをよく知っている中国の観客から大きな拍手が起こった。“公約”のスロートリプルアクセルは、惜しいところで転倒したが、ナイストライ。132.14、合計201.21。
龐清/佟健(Qing PANG/Jian TONG)(中国)…「夢破れて」♪ 相変わらず息ぴったりな二人。ジャンプシークエンスのアクセルがシングルになったり、単独が2回転になったのしかミスがないように見えたが、それが実はかなり響いたのか、得点は思ったほど伸びずに124.00、合計194.38。

 結果、優勝はサフチェンコ/ゾルコビー、2位に龐清/佟健、3位に彭程/張昊、4位も中国の王雪涵/王磊。隋/韓もいるし、中国のペアは今後も安泰?!

 グランプリシリーズも半分終わったので、ぼちぼちファイナルの予想を立てようかな・・・

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【ネタばれ注意】中国杯2013男子フリー

2013年11月02日 21時23分12秒 | スポーツ

 フィギュアスケート・GPシリーズ2013第3戦中国杯男子フリージャッジスコア)。

王一(Yi WANG)(中国)…冒頭の4回転は“回り過ぎて(by解説:佐野稔氏)”コンビネーションにならず、2本目も3回転に。でも崩れずに頑張った。121.95、合計185.22。
宋楠(Nan SONG)(中国)…曲は「ミッション」。冒頭4回転予定は3回転に。スローパートの中でトリプルアクセルや3連続コンビネーションが決まって盛り上がった。表現力という点では閻涵より正統派だと思う。4回転が3回転になった関係で3回転がトウループ2回、アクセル2回、ルッツ2回となってしまい、最後に跳んだ3回転ルッツ+2回転トウループ+2回転ループが無効 128.18、合計196.80。
ペーター・リーベルス(ドイツ)…背中の蛍光色ブルーがアクセントのスーツ。4回転1本下りて、全体にまとめてきた。両手を直線的に伸ばした姿勢が多いのは癖? 131.46、200.80。
リチャード・ドーンブッシュ(米)…ビートルズメドレーで、4回転サルコウは転倒したが、全体にはいい動き。コレオシークエンスのバレージャンプの高さに会場が沸く。145.99、合計218.57。
フローラン・アモディオ(フランス)…面白いアレンジのジャズ系ナンバーメドレー。例によって軽快なステップで魅了する。4回転は1本なんとか立ったが1本は1回転に。後半、トリプルアクセルやルッツで2回目なのに単独で終わったジャンプがもったいないかも(シークエンス扱いで基礎点が下がる)。136.64、合計213.39。
デニス・テン(カザフスタン)…4回転が2回転になってしまい、後半ルッツが1回転に。それでもほかはまとめてきた。怪我を抱えているらしいが、バランスのいいスケーティングは健在。147.75、合計224.80。
小塚崇彦…冒頭の4回転で転倒、回転は足りてるように見えたけど、、、。トリプルアクセルがシングルになったり、別のジャンプで転倒したり、、、。いつもより、ジャンプの助走ですごく慎重になっている感じがした。最後のスピンで軸足が伸びきらないので、どこか痛いのかと心配になる。145.30、合計226.92。ここでトップに立つ。
マクシム・コフトゥン(ロシア)…チャイコフスキー「ピアノ協奏曲」で、堂々と滑る。4回転3本を予定していて、2本は見事に決めたが3本目のトウループは2回転になってしまった。それ以外はほぼ完璧だったけど、SPフリー合わせて4回転5本は成功したら史上初だったらしく、本人はとても口惜しそう。156.81、合計238.65は自己ベスト更新。
閻涵(Han YAN)(中国)…ウィンナーワルツ系の曲。冒頭のトリプルアクセルは回り過ぎてステップアウト、でも4回転+3回転のコンビネーションは決めた。後半2回転になったり転倒したりで、完璧とはいかなかったが、155.48、合計245.62。中国男子として史上初のグランプリシリーズ優勝となった。

 結果、優勝が閻涵、2位にコフトゥン、3位に小塚崇彦が入った。小塚選手はスケートアメリカで6位、今大会3位でファイナル進出ポイントは16。進出はおそらく無理だが、全日本までの間にコンディションを整えて頑張ってほしい。

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【ネタばれ注意】中国杯2013女子フリー

2013年11月02日 19時26分16秒 | スポーツ

 フィギュアスケート・GPシリーズ2013第3戦中国杯女子フリージャッジスコア)。

郭小雯(Xiaowen GUO)(中国)…いくつかジャンプでこらえて立つところがあったが、とにかくコケずに最後まで頑張った。手足がすらっと長くていいプロポーション、これから伸びそう。94.18、合計139.50。
張可欣(Kexin ZHANG)(中国)…「ポル・ウナ・カベッサ」「ラ・クンパルシータ」のタンゴメドレー。合わせてちょっと派手なメイク^^; 決まるジャンプは豪快だけど、転倒や2回転になったものもあって完璧ではなかった。曲と振付がぴったり合ってない感じを修正できるといいんだけど。91.56、合計144.88。
李子君(Zijun LI)(中国)…ローリー・ニコル振付の「コッペリア」、淡いピンクの衣装はこの子によく似合う。3回転+3回転はセカンドを2回転に、ダブルアクセルからのコンビネーションは単独に。後半疲れてしまってスピードが落ち、最後のジャンプは1回転に。ステップもコレオシークエンスもやっとの思いでこなした感じ。85.40、合計138.98。
アグネス・ザワツキ(米)…黒の衣装でタンゴメドレー。決めたかった3回転+3回転は3回転+2回転に、つまりながらこらえて立つジャンプがいくつか、転倒もあってねらった通りにはいかなかった。振付は洗練されてると思うので、次のロシア大会ではジャンプも決めてほしい。93.91、合計147.64。
ニコル・ゴスヴィアニ(ロシア)…ラフマニノフの前奏曲で、白地に黒の透ける生地を重ねた衣装がお洒落。3回転+3回転のセカンドで転倒、ほかにも2回転になったジャンプがあった。「手の使い方がきれいですね」と解説の荒川静香。98.28、合計152.04。
今井遥…ピアノ協奏曲で柔らかに滑る。最初はわりとスピードもあったが、珍しく3回転サルコウで転倒。コンビネーションが3連続にできなかったり、ダブルアクセルでつまってしまったり。表現力は順調に伸びてきてるだけに惜しい。95.51、合計150.30。
村上佳菜子…曲は映画「愛のイエントル」から。ジャンプやスピンが表現に溶け込み、音楽と一体になる素敵なプログラム。後半フリップとアクセルが1回転になるミスがあったが、108.62、合計165.95と一応まとめられたのはよかったかな。
アンナ・ポゴリラヤ(ロシア)…ターコイズブルーの衣装で、細長い手足がよく動く。冒頭から3回転+3回転、3回転ループ+1回転ループ+3回転サルコウなど、次々決めていく。アクセル2本だけミスが出たが、この選手もまた大きく伸びそう。118.38、合計178.62。
カロリナ・コストナー(イタリア)…今季は名曲「シェヘラザード」。ピンクのレオタードに透けるブルーのスカートをあしらった衣装。2回転になってしまったジャンプや転倒もあったが、後ろ向きのスパイラルでは会場が沸いた。完成したら魅力的なプログラムになるだろう。110.65、合計173.40。
アデリナ・ソトニコワ(ロシア)…曲は小塚孝彦も使っている「ロンド・カプリチオーソ」。金ラメで網状の模様の下地の上にブラウンで透ける生地がパレオのようについている、けっこうセクシーな衣装。今日は3回転ルッツからのコンビネーションを3回転ループから2回転トウループに。フリップジャンプ2つで転倒、終盤は少しスピードが落ちてしまった。108.67、合計174.70。SPのリードを守れず。

 結果、ポゴリラヤが初優勝、2位にソトニコワ、3位にコストナー。村上佳菜子が4位、今井遥は6位となった。これはファイナル進出メンバーに影響しそう。

 このあとは男子フリー。

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中国杯2013アイスダンス・フリー

2013年11月02日 17時20分03秒 | スポーツ

 フィギュアスケート・GPシリーズ2013第3戦中国杯、2日目。アイスダンス・フリーダンスジャッジスコア)。

于小洋/王晨(Xiaoyang YU/Chen WANG)(中国)…ボーカル入り「アランフェス」♪ パープルの衣装でしっとりと。大きなミスはなく、今の力は発揮できた感じ。64.94、合計106.18。
張伊伊/呉楠(Yiyi ZHANG/Nan WU)(中国)…地元北京が拠点のカップル。ジャズっぽい曲のタンゴアレンジ。ツイズルの最初の部分で男性がフリーレッグをついてしまった。それ以外は特にミスはなかったので惜しい。63.19、合計104.98。
ペルネル・カロン/ロイド・ジョーンズ(フランス)…「白鳥の湖」を完璧に演じた!ツイストのレベルが前の2組とは全然違う。ステップの構成が曲によく合っているし、曲の盛り上がりと共に高難度のリフトが決まっていくのが快感。83.92、合計134.12。
アレクサンドラ・アルドリッジ/ダニエル・イートン(米)…インドの曲と衣装で、細かい手の動きまでインドらしくて個性的。悪くなかったけどあまり点は伸びず、79.14、合計132.06。
マディソン・チョック/エヴァン・ベイツ(米)…「レ・ミゼラブル」、まずドラマチックなリフトで魅せる。「夢破れて」などよく知られた曲でストーリーを展開する振付は、内容を知らない人にも伝わる盛り上がり。93.76、合計150.53とシーズンベスト更新。
ナタリー・ペシャラ/ファビアン・ブルザ(フランス)…パステルカラーのピンクとグリーンの衣装が可愛い。肩の上で逆立ち!のリフト、「禁じられた遊び」のギターではしっとりと。終盤のアップテンポな曲では観客も手拍子。102.08、合計165.68。
エカテリーナ・ボブロワ/ドミトリ・ソロヴィエフ(ロシア)…黒の衣装で袖の下のひらひらが効果的。ヴィヴァルディ「四季」やモーツァルトとクラシックでオーソドックスな感じ。抱えたローテーショナルリフトからそのまま男性がひざまずいて終わるラストが印象的だ。97.72、合計163.42。

 結果、ペシャラ/ブルザが優勝、2位にボブロワ/ソロヴィエフ、3位にチョック/ベイツが入った。

 北京の観客はわりと品よく、いいところで拍手してくれてるようだ。フィギュアを見慣れて観客も洗練されてきたかな

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