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織田信成のスピン

2011年11月24日 03時03分53秒 | スポーツ

 フィギュアスケート・グランプリシリーズ第5戦フランス大会(トロフィー・エリック・ボンパール)男子SPで、無効とされた織田信成のスピン。どうして無効になったのかさっぱりわからず、悩んでたんだけど・・・
 あちこちのブログなどを参照したところでは、「シットスピンのシット姿勢が不十分だったため」と考えられているようだ。テクニカルパネルハンドブック(P.5)によると、シニア男子のショートプログラムに含まなければならない3つのスピンは:
(1)単一姿勢のスピンとは異なる着氷姿勢のフライング・スピン
(2)1回のみ足換えありの(フライング・スピンの着氷姿勢とは異なる着氷姿勢の)キャメルスピンまたはシットスピン
(3)基本3姿勢を全て含んだ1回のみ足換えありのスピン・コンビネーション
 織田選手はフライングキャメルスピン(1)、足換えコンビネーションスピン(3)、足換えシットスピン(2)を行った。無価値とされたのは足換えシットスピン。
・「足換えを伴うスピンでは、フリー・スケーティングにおいて、左右の足とも少なくとも1つの基本姿勢を含むことがレベル2-4を獲得するために必須である。ショート・プログラムにおいてこの要件が満たされない場合には、そのスピンにはレベルは無く結果として無価値となる。」(P.7レベル特徴)
・「シット:スケーティング・レッグの上部が少なくとも氷面に平行」(P.7明確化・姿勢「基本姿勢」)
 左右の足どちらかでの回転で、スケーティング・レッグの上部が氷面に平行になる程度に腰が下りてなかった、と看做されたのだろうか。
 姿勢でなければ、回転数不足の可能性もある。
・「各足での回転数は6回転以上でなければならない」(P.5ショートプログラム特有の要素「男子:1回のみの足換えありのスピン」)
 もしかしたら足換え前の回転が6回転に足りてなかった?
 ビデオを見直したが、姿勢・回転数のどっちもあり得る感じ。姿勢だとすると足換え後の膝の曲がりが不十分だったかもしれないし、回転数だとすると足換え前にシット姿勢が決まってからの回転数が微妙なような…
 中国杯では足換えシットスピンではレベル4、コンビネーションでレベル1だった。中国杯のときとは順番を変えてコンビネーションを先にして、こちらはレベル3をもらえたので、重点的に練習したという成果はちゃんと出たはずなんだけど。
 いずれにしても、解説の佐野稔氏は何も言ってなかった。SP放送時には詳細が不明でも、翌日のフリーまでには確認できるのでは? スピンに入るときに転倒したとか、素人にもはっきりわかるような失敗なら解説も要らないが、何度も見返さないとわからないような難しいことこそ専門家が解説してくれないと
 「軸足を替える二つのスピンが同じ技の繰り返しと判断され」と伝えた記事があるが、同じ略記号で書かれるスピンの2つ目が無効になるのはフリーの話(P.6フリー・スケーティング参照)。キャメル・シット・アップライト3姿勢全てを含む足換えコンビネーションスピン(CCoSp)がちゃんと認定されているから、もし「同じスピンを繰り返した」ということなら、もう一度コンビネーションスピンを行ったことになってしまう?!
 ジャッジスコアではCSSpと足換えシットスピンの扱いになっているので、やはり何かで“要件を満たさなかった”ということなんだろう。“ジャンプ跳びすぎ”で知られている織田選手だけに、同じようなミスをスピンでもやってしまったと思われてはかわいそうだ。
 体調が万全なら、スピンもレベル3とか4を取れる選手。じっくり治して次にいい演技を見せてほしい


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