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先輩からのエール

2021年12月30日 14時55分26秒 | フィギュアスケート

 全日本フィギュアスケート選手権2021、アイスダンスで熱闘を繰り広げた2組に、元日本代表の木戸章之さんがエールを送っていた。
 朝日新聞の記事。有料なので、一部紹介する。
 「アイスダンスというのはフィギュアスケートの中でも特に顕著にメンタルが影響する不思議な種目」小松原組は11月のNHK杯で村元、高橋組に負け、RDでは「そんな負のメンタルが演技に出てしまっていて」。
 しかし中1日で変わり、フリーでは攻めていた。「「自分たちが出せる物をしっかり出そう。自分たちで勝ちをつかみにいく」という姿勢が見えるすごく強い演技で、気持ちよかった。」
 村元/高橋組も「NHK杯の時よりもかなり滑らかに滑れるようになって」いたという。RDの転倒は、「お互いが「感じ合って」合わせるのではなく、まだ目で見て合わせたり、「近くで滑らなきゃいけない」という意識の中で滑ろうとしていたり。「ホールドを組む」という感覚が2人の中にまだ足りない」。フリーのリフトのぐらつき、ワルツ部分の硬さなど、「経験を積み上げていくことでしか伸びづらい技術に粗さを感じた」。
 そして、日本のアイスダンスが上を目指すために、アイスダンスの基本部分であるRDのパターンダンスを頑張ってほしい。「ホールドを組む感覚、エッジの使い方の基本がより身につくはずです。ここは、2組に共通する伸びしろ部分」。
 「2組に意識してほしいのは、五輪を越えたところでも頑張ってほしいということ。勝敗を意識して必死で練習した向こう側に、技術の神髄があります。」
 「もっともっと先がある。彼らなら絶対に行ける。ぜひ、目指してほしいと思っています。」
 最後の言葉が、何よりのエール

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全日本終わって

2021年12月30日 01時01分05秒 | スポーツ

 全日本フィギュアスケート選手権2021、メダリストオンアイスまで5日間を現地観戦して、、、日常生活に戻り切れないでいる
 雑感あれこれ。

<メダリストオンアイスの出演者>
 “メダリスト”なので、男子と女子は全日本選手権及び全日本ジュニアのメダリスト、のべ12人が招待されることになる。また、世界選手権・四大陸選手権・世界ジュニア選手権の代表に選ばれた選手が出演する。
 シニアの選手たちは出演するかどうかが大会中に決まるわけだが、ジュニアは全日本ジュニア終了時点で決まるようだ。ジュニアのメダリストが推薦出場の全日本でいい成績になるとは限らず、メダリストだけど世界ジュニアその他の代表には選ばれていないケースもあり、、、
 全日本ジュニア3位の吉岡希選手、カッコいいエキシビションナンバーを作ってきていたが、前日のフリーで転倒が続いて順位を落としていた。その翌日に出演はちょっと大変だったかな
 カップル競技は出演者少な目で アイスダンス2組、ペア1組。1組だけ出場だから当然優勝の柚木心結/市橋翔哉組、チャンピオンだから当然出演 人前で滑るチャンスが多いほうがいいので、これはこれで良い。
 でも、アイスダンスはジュニアもシニアもそれなりの出場数だったので、優勝の小松原組と2位村元哉中/高橋大輔組だけだったのは残念。世界ジュニア派遣が決まっている來田奈央/森田真沙也組は見られると期待してたんだけど(昨年、一昨年とジュニア優勝の吉田唄菜/西山真瑚組は出演していた)。
 ノービスは男女ともA優勝の1人のみ。冬休み中なんだから、ノービスもアイスダンス優勝組を連れてきてもよかったのでは?

<アイスダンス五輪代表について>
 小松原組が選ばれ、村元/高橋組が選ばれなかったことについて、珍しくつれあいが意見を述べていた。
 「国際大会で高い点を取っているし」「2年でこれだけ伸びたんだから、さらに急に伸びるかもしれない」「団体戦でメダルを狙うなら、いきなり高得点を出すかもしれないほうに期待して」「失敗してダメだったら残念でした、でいい」
 ファンのブログにも、「フリーで小松原組のミスが見逃されていた」「RDで小松原組には甘め、村元/高橋組には厳しめの採点だった」という意見がある。
 Numberの記事では、村元/高橋組のコーチ、マリナ・ズエヴァさんが選考基準「ワールドスタンディング上位」は公正さに欠けていた、と指摘。「昨シーズンはパンデミックのために、ポイントとなる国際大会は皆無でした(正確には世界選手権のみ)。キャリアの長いもう一つの組の方がISU世界ランキングが高いのは動かしようのない既成事実で、それが選考基準の一つにされたというのはフェアではありません」とあった。
 ・・・一理あると思う・・・
 その一方で、やはり転倒の印象があまりにも悪かったのかな、とも思う。団体戦は爆発していい点が取れたとしても順位でそこまで上に行けない、むしろ計算より低い点と順位になるほうが困る、と判断したか。奇跡的な高得点が出せなくても、計算どおりの点を確実に出してくれるほうがいい、というところかもしれない。
 逆に、世界選手権は“ワンチャン”10位以内と2枠、賭ける価値がある。小松原組より、そこは可能性が高い
 いずれにしても、いいコンディションでベストを尽くしてくれれば、それが一番

<人気コンテンツ、取り合い?>
 全日本フィギュアスケート選手権はフジテレビが放送しているが、終わった途端に次のスポーツにまた力を入れて放送していた。それがバドミントン
 数年前からテレビ朝日がせっせと放送しているが、今度はバドミントンの全日本選手権をフジテレビが放送を始めた。FODで予選から配信、CSやBSで準決勝までライブで、決勝は地上波でも放送される。
 世界選手権やオリンピックでメダルを獲るのが当たり前のような競技になって、放送権の取り合いになっているんだろうか。
 逆に放送が明らかに少なくなっているのはバレーボールかな 日本代表が強ければ放送が増え、成績が上がらないと放送が減る、のかな・・・
 放送が増える競技のファンは嬉しいが、減ってしまう競技のファンは残念。見たければCSや配信を契約しろ、ということになる。むむむ

 さて、どうやって日常に戻ろうか

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