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JGP2015ポーランド大会男子フリー

2015年10月01日 21時57分34秒 | スポーツ

 フィギュアスケート・ジュニアグランプリ(JGP)シリーズ第4戦、ポーランド大会男子フリージャッジスコア)、再生リスト/全体映像

17 トニー・ルー(アメリカ) SP:61.69(6) FS:120.57(7) 合計:182.26(6)
 「ワルソー・コンチェルト」♪ SPも黒だったがフリーも黒の衣装は、端正なスケーティングを表している トリプルアクセル2本が決まり、大きなミスがなかったので、それなりに手ごたえがあったという表情。もう少し腕の動きなどにバリエーションがあると華やかになると思う。

18 ヤカウ・ゼンコ(ベラルーシ) SP:54.82(9) FS:122.07(6) 合計:176.89(8)
 「Titine」「Modern Times - Later That Night」♪ 大きなボウタイの燕尾服風で、小柄な少年がチャップリンを演じた。トリプルアクセルや4回転はないが、どのジャンプも高さがあって、多少乱れても崩れない。スピン3つともレベル4、ステップもコミカルによく動いた。
 終わった瞬間に拳で胸を叩いて喜ぶ

20 鎌田英嗣 SP:61.46(7) FS:115.94(9) 合計:177.40(7)

 「ドンフアン」♪ 冒頭のダブルアクセルは、もしかしたらトリプルを跳びたかったか。後半のルッツ・トウ3-3などは見事で応援団から歓声が起こる。3回転フリップはエッジエラーeで転倒、サルコウが2回転、最後のダブルアクセルがステップアウトと終盤決め切れなかったので少し口惜しそう。
 でも、腕から指先、首や肩まで使いながら、途中フランス語ボーカルが入る曲を表現し続けた。フリー、合計ともに自己ベスト更新。キス&クライで「明日帰ります」って、家族に連絡か(爆)

21 ロマン・サドフスキー(カナダ) SP:71.13(2) FS:127.25(5) 合計:198.38(3)
 「ロミオとジュリエット」♪ 羽生結弦が世界選手権で初めてメダルを獲得したときの曲。SPもゲイリー・ムーアだし、実は羽生ファンなのか スロバキア大会で着氷した4回転サルコウは、今回は転倒。後半ルッツ・トウ3-3を跳んだが、両方回転不足で基礎点をロスしたのが惜しい。キャメルスピンの姿勢などは惚れ惚れする。全体にスロバキア大会のときほど完成度がなかったかも。

22 山本草太 SP:75.16(1) FS:157.26(1) 合計:232.42(1)

 「ピアノ協奏曲第1番」チャイコフスキー♪ アメリカ大会で3位に終わったのが相当口惜しかったらしいが、それを一気に晴らす完璧な滑り 高さも距離も十分のトリプルアクセル、スムーズで3回転?と思うほどの4回転トウループ。後半のダブルアクセル+3回転トウループ、フリップ・ループ・サルコウ3-1-3も軽やか。ルッツ・トウ3-3は片手をついてしまったが、GOEでマイナスはそれだけ。
 終盤は少しきつそうな表情にも見えたが、ピアノの音と呼応するように動きながら大きく踏んでいくステップは、レベル4で加点1.20 最後のスピンも速度が落ちず、演技構成点でも3項目で7点台、平均も7点に乗せた。
 終わってなぜか髪をなでつけるのは、何が気になるのか^^; 得点を見ても特に大喜びしないのは、この構成のプログラムで全部跳べたらこのくらい出ると、わかっていたということか。
 自己ベスト大幅更新でトップに立つ。

23 デニス・ヴァシリエフス(ラトビア) SP:69.40(3) FS:138.43(2) 合計:207.83(2)
 「Adagio for Tron」♪ 黒いつなぎに幾何学模様の衣装で、独特の世界観を演出。直前に高得点が出たけど、自分の演技に集中していた。高さのあるトリプルアクセルでやや傾いたが大丈夫。ルッツ・トウ3-3、フリップ、ループと雄大なジャンプを決めていく。後半のルッツがパンクしたが、もう一度3回転ルッツを跳んで今度は決めた。リカバリーもよく考えている。
 どこまでも伸びていくスケーティングの美しさはもうシニア並み。演技構成点は山本草太を上回り、4項目で7点を越えた。ラトビア大会を上回る得点で自己ベスト更新。


24 ペトル・グメニク(ロシア) SP:67.84(4) FS:129.70(4) 合計:197.54(4)
 「ウェストサイドストーリー」♪ 可愛らしいトニー、それともベルナルド? スピードに乗ったスケーティングから、ほとんど準備なしに軽々とジャンプを跳ぶ。可能な限り片手を上げて跳び、トリプルアクセルや4回転がない弱点を補う。ラトビア大会では前半だったループ・ループ3-3を、コンビネーションスピンを先にするなどの調整で後半にしてさらに稼ぐ。
 フライングシットスピンにVがつかなければ(空中でシット姿勢が十分に取れなかった?)、表彰台に届いたかも。キャメルからビールマン姿勢や、つなぎで見せるスパイラル姿勢など、大人になってもできるといいな 2017年には15歳になるので、平昌五輪は出場可能。北京五輪の年は19歳、どんなスケーターになるかな
 
25 アレクセイ・クラスノジョン(アメリカ) SP:62.44(5) FS:132.14(3) 合計:194.58(5)
 「ボルト」ショスタコービッチ♪ サドフスキーの得点を目標に、2大会連続の表彰台は視野に入っていただろうか。4回転ループに挑み、着氷してステップアウト 惜しくも回転不足判定。
 トリプルアクセル+2回転トウループ、ルッツ・トウ3-3が決まり、ダブルアクセルはつなぎの一部のように跳べる。後半フリップ・トウ・ループ3-3-2で盛り上ったが、フリップが回転不足判定。
 スピンはあまり得意でないようで^^; 足換えシットスピンが認定されず、ほかもレベルは2と3というあたりが今後の課題かな。とはいえフリーの自己ベストを更新。

 結果、優勝は山本草太 2位ヴァシリエフス、3位サドフスキー。4位グメニク、5位クラスノジョン、6位トニー・ルー、7位鎌田英嗣。
 表彰式では、大きなスクリーンに国旗が揚がっていく映像が映った(実物の旗はなし

 この大会の結果、26ポイント最上位1位得点合計436.10とした山本草太が、ファイナル進出ランキング2番手となり、進出が決定した。(このあとスペイン大会でダニエル・サモヒン1位ネイサン・チェン2位、またはデニス・マルガリク1位チェン3位、さらにスペイン大会とクロアチア大会連続出場予定のアンドレイ・ラズキンか張鶴が3位と1位を取った場合でも、最大3人しか上回る可能性がないので)
 同様に26ポイント最上位1位のサドフスキーもファイナル決定。2大会を残して5番手まで26ポイントというのは、ちょっと珍しい^^; 例年26ポイントで進出できないケースはちょっと見たことないが、26ポイント最上位2位で現在4番手のヴィンセント・チョウと5番手のヴァシリエフスは、落ちる可能性がある
 今季シーズンベストや自己ベストからみて、スペイン大会でネイサン・チェン1位サモヒン2位ラズキン3位という可能性は低くない。その上クロアチア大会でラズキンが1位なら、チェン30ポイント、ラズキン26ポイント最上位1位、サモヒン26ポイント最上位2位となる。
 30ポイント2人、26ポイント最上位1位3人、あと1枠は26ポイント最上位2位のサモヒン、チョウ、ヴァシリエフスは得点合計の争いとなり、、、
 ヴァシリエフスにしてみれば、スペイン大会でチェンが表彰台を逃すことはないにしても、サモヒンが3位以下(マルガリクも2位以下)、ラズキン(張も)が4位以下になってくれたら、26ポイント以上が1人だけなので、ファイナルに行けることになる。
 その場合、クロアチア大会は優勝しても表彰台に乗っても、誰もファイナルに行けないと予め決まっている大会になってしまうのだ いや、意外とあるかも
 シリーズも終盤にさしかかると、ファイナル進出争いから目が離せない

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メガネの日

2015年10月01日 17時43分09秒 | Weblog

 ここ2日ばかり、珍しく風邪を引いて寝込んだりしてしまった 気をつけなくちゃ
 ふと気づくともう10月。10月1日は衣替えだったり、中国の国慶節だったりするが、メガネの日でもあるそうな
 一〇〇一と漢数字で書くと、メガネの形に似るからだそうだ。日本眼鏡関連団体協議会が1997年に制定、なるほど・・・
 私は小さい頃からド近眼で、裸眼で1.0以上見えたことがない。友だちがどうして遠くまでよく見えるのか、さっぱりわからなかった。
 幼稚園に上がって身体検査の一環としての視力検査で、0.5くらいしか見えていないことが発覚。当時は5、6歳での近視は珍しかったか、先生のほうが慌てて母に連絡。眼科医に連れて行かれ、近視の治療とやらを受けさせられた。
 こめかみにパッドみたいなのを当てて、電気を流す。軽くビリビリする程度で、それ自体は大きな負担ではなかったが、電車に10分ちょっと乗って通うのが面倒で^^;
 しばらく治療しても、0.6か0.7くらいになったのがやっとで、結局通わなくなってしまった。当時は、できるだけメガネをかけるのを遅らせたほうがいいという説だったが、小学校3年のときに、さすがに黒板の字が見えづらくなり、陥落
 子供用は男の子用の黒が2種類、女の子用の赤が2種類くらいしかない。ほとんど選択の余地なく、ただ大きさと度を合わせただけ。それでも、板書を写すのに苦労しなくなってほっとした。
 小学生がメガネをかけるのは珍しい時代、クラスの中で「メガネザル」とからかわれ もちろん、最初のうちだけ 授業中以外はかけなくてもそれほど不自由はなかったし。
 思い返すと、母は別に目が悪くなかったので、メガネの管理についてあまりわかってなかったかもしれない。しょっちゅう専用の布でメガネを拭いても、だんだん曇りが取れなくなって見えづらくなってくるのだが、母はそこまで把握できてなかったような気がする。
 それが原因でもなくて、たぶん成長と共にだが、メガネをかけていても近視は進む。跳び箱がうまく跳べないのは、助走を始める位置から踏み切り板や跳び箱がよく見えてないせいでは?と、スポーツクラブの先生に指摘され、体育でもかけるようになった。
 そうなると、もう朝起きてから夜寝るまで。かけてないと、道を歩くときに不安を覚えるようになる。体育では何度かバスケやバレーのボールをまともに顔にくらって、メガネの鼻に当てる部分が折れたりしたが
 中学くらいになると大人用が使えるようになり、メタルフレームが流行し始めて選択肢も増え、なによりメガネをかける子が周囲に急に増えて、一人目立たなくてすむようになり、、、“メガネは顔の一部です”にまっしぐら。
 高校、大学でコンタクトレンズも試したが、涙が少なくてあまり向いてない目のようで、朝つけると日が暮れる頃には目がパシパシしてつらくなり、、、結局メガネに戻ってしまう。結婚式とか、ここ一番しかつけなくなって、それっきり^^;
 今は、近視も遠視も小さいうちからメガネをかけて、見る力を育てたほうがいいのだそうで、幼稚園児がかけていても不思議がられない。種類も豊富でおしゃれで、今の子はいいなぁ
 無しでは一日も暮らせないわりに、扱いがぞんざいだから^^; もう少し気を遣ってあげないといけないかな

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