Thank you for the music

好きな音楽のこと、あれこれ。その他諸々もあり。

世界ジュニア2015ペア・フリー

2015年03月06日 15時17分45秒 | スポーツ

 フィギュアスケート・世界ジュニア選手権2015ペア・フリージャッジスコア)。
 (ライブで見る体力がなかったので、あとでアーカイブで観戦しました)

<G1>
ダリア・ベクレミシェワ/マクシム・ボブロフ(ロシア) SP:44.45(10) FS:77.53(12) 合計:121.98(11)
 「ハレルヤ」♪ 紫と黒。違う曲が流れるアクシデントが 拍手に励まされて頑張った。サイドバイサイドで3回転トウループ+2回転トウループ+2回転ループをなんとか着氷。サイドバイサイドスピンがとてもよく合っていた。リフト1つで持ち上げ切れなかったのが痛かったかな。

ビアンカ・マナコルダ/ニッコロ・マチイ(イタリア) SP:40.07(13) FS:78.20(11) 合計:118.27(12)
 「ゴッドファーザー」♪ 男性はYシャツにベスト、女性は黒のレース。ツイストやスローはうまく決まった。リフトもかなり複雑な下ろし方ができている。コンビネーションジャンプで女性が転倒、セカンドなしになってしまったのは残念。男女の諍いの様子などストーリーを語る振付はしっかり表現した。

メアリー・オー/フェラン・シンプソン(カナダ) SP:43.73(11) FS:84.52(7) 合計:128.25(10)
 「Dueling Banjos」「Farewell Cheyenne」「Country」♪ 黒に赤をあしらって。トマーシュ・ヴェルネルのプログラムでおなじみの曲から。ツイスト、スロージャンプはスムーズ。女性がスパイラルポジションから下向きのデススパイラルとか、側転のような動きからそのまま持ち上げるリフトとか、いろいろ工夫がある。サイドバイサイドジャンプは無理せずダブルで^^; 全体に流れがよかった。

アンナ・ドゥスコヴァ/マルティン・ビダル(チェコ) SP:45.51(9) FS:83.29(9) 合計:128.80(8)
 「Jungle Berlin」「バーレスク」♪ ブルー スロージャンプでちょっとステップアウトした以外、ほぼミスなく安定した演技。ダブルアクセル+2回転トウループ+2回転トウループがそろった。
 シーズンベストに笑顔がはじける。

<G2>
ケイトリン・フィールズ/アーニー・ユタ・スティーブンス(アメリカ) SP:46.84(7) FS:91.78(4) 合計:138.62(5)
 「ドン・キホーテ」♪ 男性は黒に赤、女性は赤に黒。距離の出た2本のスロージャンプ、長いキャリーリフト、背中に飛び乗るダンスリフト、どれもなめらか。サイドバイサイドジャンプも決まり、会心の演技に終わって男性が大喜び。このペアも伸びそう

シャレーナ・ロウ/セバスチャン・アルシエリ(カナダ) SP:46.18(8) FS:82.48(10) 合計:128.66(9)
 「ドラゴン・ハート」♪ パステルブルー、男性は黒ベスト。スロージャンプ1本はきれいに入ったが1本は転倒。ダブルアクセルで女性が転倒。リンクいっぱいに使ったリフトは、女性が男性の靴の上で逆立ち姿勢をとってから下りる。サイドバイサイドスピンがよく合っていた。

古賀亜美/フランシス・ブードロー=オデ SP:48.45(6) FS:86.52(6) 合計:134.97(6)
 「Spellbound Concerto」♪ フランシスはグレー系、亜美ちゃんはクリーム系。客席から「ガンバ!」の声がかかる。トリプルツイストはややキャッチが間に合わなかった感じ^^; スロー3回転サルコウは高さも距離も十分! スロー3回転ループも決まった。サイドバイサイドジャンプは、単独の3回転トウループで少し着氷が乱れたがなんとか、コンビネーションは2回転ループにターンが入って1回転トウループをつけた。
 叙情的な曲の音をとらえながら、流れの美しいプログラム。ミスがあってフリーは自己ベストに届かなかったので、ちょっと口惜しそうな亜美ちゃんだが、ジュニア最後の試合でよく頑張った

チェルシー・リウ/ブライアン・ジョンソン(アメリカ) SP:49.96(5) FS:83.61(8) 合計:133.57(7)
 「プレリュード:黄河協奏曲」♪ ブルーの濃淡。ツイストは高さが出た。ダブルアクセルのあと大きくターンしたけど根性で2回転をつけたのは偉い。スローは1本転倒、1本は2回転。リフトの下ろし方で、背中を通したり腕にぶら下がったりといろいろ工夫していた。

<G3>
アナスタシア・グバノワ/アレクセイ・シンツォフ(ロシア) SP:50.36(4) FS:90.03(5) 合計:140.39(4)
 「シルク・ド・ソレイユ」メドレー♪ ブルー、オレンジ、グリーンとカラフル。高いツイストから入り、距離の出たスロージャンプと続く。2回転ループのシークエンスなどサイドバイサイドジャンプも安定。きっちりこなした感。
 シーズンベストでまずはトップに立つ。

ジュリアンヌ・セガン/チャーリー・ビロドー(カナダ) SP:61.32(2) FS:115.00(2) 合計:176.32(2)
 「Wallflower」「In Your Eyes」♪ ワインカラー。ぴたりとそろった3回転サルコウから、二人のユニゾンがはまってる。十分余裕のあるツイスト、スロー3回転サルコウ。サイドバイサイドスピンでずれそうになっても巧みに微調整できる。情感のこもったコレオシークエンス、ダブルアクセル+2回転トウループも決まり、全てがクリーンな演技だった。

リナ・フェドロワ/マクシム・ミロシュキン(ロシア) SP:58.27(3) FS:96.06(3) 合計:154.33(3)
 「コロブシュコ」♪ 赤の民族衣装風。膝を曲げて身体を後ろに倒す変形イーグル(クリムキンイーグルというそうな)から、そのまま高々と放り投げるツイスト しかしサイドバイサイドの3回転サルコウ、シークエンスのダブルアクセル、両方で女性が転倒。仰向けでエッジをホールドするリフトの姿勢や、男性がイーグルでのダンスリフトなど、見せ場はたくさん。
 ベストは出せず、ちょっと冴えない顔。

于小雨(Xiaoyu YU)/金楊(Yang JIN)(中国) SP:62.56(1) FS:116.23(1) 合計:178.79(1)
 映画「クリエーション」より「Humility and Love」♪ グレーがかったブルー。交差するステップから3回転トウループ、続いてダブルアクセルのシークエンスとユニゾン完璧なサイドバイサイドジャンプ。ツイスト、スロージャンプ2本と準備動作が短くてスムーズ。しっとりと見せるコレオシークエンス、ひとつひとつの所作に互いへの信頼感がにじむ。
 見事な演技で最終滑走を飾り、男性はガッツポーズ、女性は観客に手を振って応えた。
 シーズンベストでないのは、シニアのフリーより要素数が少ないから。堂々たる優勝

 結果、優勝は于小雨/金楊、2位セガン/ビロドー、3位フェドロワ/ミロシュキン。1位と2位は大きな差が出ず、2位と3位は予想より大きな差がついた。4位グバノワ/シンツォフ、5位フィールズ/スティーブンス。
 古賀/ブードロー=オデは6位、大健闘
 来季枠は、中国、カナダ、ロシア、アメリカが3。日本、チェコが2。どの国も、枠を全部使えるとは限らないけど^^;

 今日はいよいよ男子ショートプログラム

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世界ジュニア2015アイスダンスSD

2015年03月06日 01時12分42秒 | スポーツ

 フィギュアスケート・世界ジュニア選手権2015アイスダンス・ショートダンスジャッジスコア)。

<G1>
ヴァレンティナ・シャール/カルロ・ロトリスベルガー(スイス) SD:31.13(27)
 「Mariacaipirinha」「Ensename a olvidar」♪ 女性は緑がかったグレー、男性は白のシャツ。ノータッチステップの途中で男性が転倒してしまったが、全体ではまあまあかな。

ロビン・トゥウィーデイル/エドワード・カーステアーズ(イギリス) SD:33.89(26)
 マイケル・ジャクソン「Whatever Happens」/ブラック・アイド・ピーズ「マシュケナダ」♪ 黒にピンクが指し色。交差するツイズルなど、丁寧にこなしていた。イギリス応援団多数、女性のトゥウィーデル選手の誕生日で、演技後に"Happy Birthday"を歌ってお祝い。

イ・ホジュン/リチャード・カム・カンイン(韓国) SD:40.49(20)
 「Pyramids of Pleasure」「La Bomba」♪ 黒系に女性は赤もあしらって。前半はゆったりとノータッチステップ、ツイズルもまあ合わせた。テンポアップした後半はスピード感を出しながらパターンダンス。身長のバランスもよく、伸びそうなカップル。

エカテリーナ・フェデュシチェンコ/ルーカス・キタリッジ(イギリス) SD:39.05(21)
 「レディ・マーマレード」「Wings」♪ 男性は黒、女性は赤。全体にスムーズな動き、リフトにも安定感がある。

<G2>
マリナ・エリアス/デニス・コレリン(エストニア) SD:41.62(19)
 「Batucada No. 1」「Stickwitu」「Don't Stop the Music」♪ パープルにストーン。途中から見たが、地元の大歓声の前で頑張った模様。そろって大柄で動きも大きい。
 自己ベスト更新でトップの立つ。

グオステ・ダムレヴィシウテ/デヴィダス・キザラ(リトアニア) SD:37.10(24)
 「Suave (Kiss Me)」「Paxi Ni Ngongo」「La La La」♪ 黒、女性はスカートに黄色のフリル。ツイズルをうまくあわせ、リフトは男性のブーツの上に女性がI字開脚姿勢で立つ。
 男性の妹のキザライテ選手は女子シングルに出場している。

クリスティン・スミス/シモン・アイゼンバウアー(オーストリア) SD:34.67(25)
 「Cantico」「Going Back to My Roots」♪ 黒に黄色がアクセント。序盤で女性が転倒、ノータッチステップに入るところが遅れてしまった。少し離れて交差するツイズルはややタイミングがずれたかも^^; ローテーショナルリストはスピードがあった。

ティナ・ガラベディアン/アレクサンドレ・ラリベルテ(アルメニア) SD:42.57(18)
 サンバ、ルンバ♪ 男性は黒、女性は青系。序盤はシンプルなギターとボーカルのサンバで、ちょっといい曲 男性の右腕に女性が両腕でつかまるローテーショナルリフト、力技。曲が変わるとき、がらっと雰囲気を変えるのではなく、すっと移っていくのがなかなか洗練されていると思った。
 トップに立ち、ここでフリー進出確定。

<G3>
ニコル・クズミッチ/アレクサンドル・シニチン(チェコ) SD:38.95(22)
 「Welcome to Brazil」「Cuba」♪ 男性は黒、女性は太陽を思わせるオレンジ。ホールドしている状態でどうした拍子か男性が転倒。ノリのいい曲で楽しげなムードは出せていた。

エウゲニア・トカチェンカ/ユーリ・フリツキー(ベラルーシ) SD:46.14(15)
 「Rolling in the Deep」「Set Fire to the Rain」♪ 男性は黒、女性は黒に黄色の重ねスカート。安定感のある滑りで、基本技術が高い感じ。ツイズルは少しずれちゃった^^;
 シーズンベストでトップに立つ。

サラ・マリン・ルファンシェ/ジェフリー・ブリソー(フランス) SD:45.37(16)
 「Batucada」「ある恋の物語」♪ 男性は黒、女性はサーモンピンク。スピード感のあるツイズルから、元気よくパターンダンスに入っていく。男性の膝を曲げたイーグルで女性は片足立ちのリフト。
 パパダキス/シゼロンに続く若手カップルとして伸びていくかな

カタリナ・ミュラー/ティム・ディエック(ドイツ) SD:48.71(13)
 サンバ、ルンバ♪ 黒、女性はスカートをカラフルに。ツイズルをきれいに合わせてきた。スローで見るとエッジもけっこう深く使えているようだ。先輩・ジガンシナ/ガジーと比べると、正統派な感じ。
 シーズンベストでトップ。

<G4>
キンバリー・バーコヴィッチ/ロナルド・ジルバーバーグ(イスラエル) SD:37.50(23)
 ルンバ、サンバ♪ 黒と紫。ちょっと最初の部分を見逃した^^; ノータッチステップやリフトは調子良さそうだったけど、ツイズルは少しふらつく。

ヴァレリア・ガイストルク/アレクセイ・オレイニク(ウクライナ) SD:46.74(14)
 「Mille Pasos」「Samba-Reggae」「Butterfly」♪ 珍しく白系。ミラーのツイズル、一蹴りがよく伸びるノータッチステップ、パターンダンスも質が高い。スプリットポジションで後ろに反った姿勢のリフトもきれい。

ソフィア・スフォルツァ/レオ・ルカ・スフォルツァ(イタリア) SD:45.20(17)
 「マラゲーニャ」「ある恋の物語」「Chupa Capra」♪ 黒にゴールド系。兄妹カップルで、兄は髪を後ろでくくり、背中にゼッケン。ダンスコンテストの設定かな? 途中ストリーミングが切れてよく見えなかったが、わりと勢いがあった感じ。

エリアナ・ポグレビンスキー/アレックス・ベノイト(アメリカ) SD:49.37(12)
 「Straight to Memphis」「Beijos」「Banto」♪ 男性は黒、女性はピンク。ストリーミング不調で未見。女性がすらっとした体形で見栄えがしそう。
 シーズンベストでトップに。

アンジェリク・アバチキナ/ルイ・トーロン(フランス) SD:51.69(8)
 「Dans ma chambre」「Quand je vois tes yeux」♪ コーチの一人、ファビアン・ブルザが送り出す。男性は黒、女性はピンクとブルー。まだ少年少女といいたい若さ。
 ツイズルは男性が少しふらついたが、ノータッチステップやパターンダンスはなかなか伸びやか。技術点の高さは、キーポイントをしっかり取れたかな。
 シーズンベストでトップ、コーチも嬉しそう。ここまでで最初の50点越え。

<G5>
レイチェル・パーソンズ/マイケル・パーソンズ(アメリカ) SD:58.39(4)
 「Fruta Fresca」「Heart of the Wind」♪ 明るいブルー系。兄妹カップル。ストリーミング不調でほぼ見られず。さすがにこのグループになるとレベル高い。
 高得点のシーズンベスト、もちろんトップに。

ナタリア・カリゼク/マクシム・スポディレフ(ポーランド) SD:50.55(10)
 サンバ、ルンバ♪ 男性は黒、女性は豹柄 ツイズルはミラーに続いて低いポジションで。男性の膝にひらりと跳び乗って片足立ちのリフト、難しそう。

ソフィア・エフドキモワ/イゴール・バジン(ロシア) SD:50.44(11)
 「Paxi Ni Ngongo by Bonga」、ルンバ、サンバ♪ ブルー系。このリズムはあまり得意じゃないかも^^; なんだか印象に残らなかった。ツイズルはうまく合わせていた。
 一応シーズンベスト。

カロリナ・モスケニ/アダム・ルーカス(ハンガリー) SD:52.05(7)
 「Samba Vocalizado」「Baila Con Rigo」「Batacuda」♪ 男性は黒、女性はゴールドと赤。完璧にツイズルがそろった!と思ったら、最後に男性がバランスを崩した。とはいえ全体のリズムはよく、回転の速いローテーショナルリフトでフィニッシュ。

マッケンジー・ベント/ガレット・マッキーン(カナダ) SD:61.09(2)
 「Vida Loca」「Straight to Memphis」♪ 男性は黒、女性はパープル。前半はムーディーなルンバでしっかりステップを見せる。ツイズルのポジションもきれい。後半はきびきびとパターンダンス。
 シーズンベストで60点越え

<G6>
マデリン・エドワーズ/ザオ・カイ・パン(カナダ) SD:52.34(6)
 「Chu Samba」「Eres todo en me」♪ またストリーミングで失敗して見られず。あとで動画探そう

ベティナ・ポポワ/ユーリ・ヴラセンコ(ロシア) SD:51.17(9)
 チャチャ・ダンソン、ブラジリアン・サンバ♪ 男性の黒と女性のシルバー。序盤はチャチャでスローに、ツイズルをうまく合わせる。サンバでは大きな動きで、きれいなスプリットポジションのリフト。あまり点が伸びなかったのは、キーポイントが取れなかったか。

アレクサンドラ・ナザロワ/マクシム・ニキティン(ウクライナ) SD:55.77(5)
 「Samba Vocalizado」「Perfidia」♪ 黒にピンクをあしらう。肩に乗ってから下ろして逆立ち状態になるリフト、ツイズルからホールドにスムーズに移る。安定感があるカップル。

ロレイン・マクナマラ/クイン・カーペンター(アメリカ) SD:59.10(3)
 「African Samba」「African Sunset」♪ 女性の衣装はアフリカのイメージ。ツイズルぴったり、逆立ちリフト。今日も気持ちのこもった演技だった。

アンナ・ヤノフスカヤ/セルゲイ・モズゴフ(ロシア) SD:62.22(1)
 サンバ、ルンバ♪ 男性は黒、女性は赤。全部は見られず。身のこなしがしなやかで、複雑な動きをさらっとできている。膝に片足立ちのリフトは肩を通って下りるなど、さすが。
 シーズンベストで堂々のSD1位。

 結果、1位ヤノフスカヤ/モズゴフ、2位ベント/マッキーン、3位マクナマラ/カーペンター、4位パーソンズ兄妹、5位ナザロワ/ニキティン。昨年銅メダルのエドワーズ/パンは6位とやや出遅れ。
 20位までがフリーダンスに進めるが、ちょうど40点以上が進出する形になった。

 このあとはペア・フリー

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