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JGP2014クロアチア大会女子SP

2014年10月10日 17時23分44秒 | スポーツ

 フィギュアスケート・ジュニアグランプリ(JGP)シリーズ第7戦、クロアチア大会。続いて女子ショートプログラムジャッジスコア)。デビューの2人も健闘

3 永田絵美莉 47.38(8)

 「Simple Songs」♪ スイングジャズ系の曲で、溌溂とした滑り。最初のジャンプは転倒になってコンビネーションにできなかったが、元気いっぱいのステップ、ターンからのダブルアクセルなど、見所たっぷり。将来楽しみな選手がまた出てきた。

8 カレン・チェン(アメリカ) 62.71(1)
 「Requiem for a Tower」「Requiem for a Dream」♪ チェコ大会3位、今大会優勝でファイナル進出のチャンス。昨季進出の権利を得たが怪我で辞退しているので、今季は出たいだろう。
 コンビネーションは3-2だけど、ルッツやダブルアクセル、レイバックスピンに1点以上の加点をもらって、技術点トップ。小さな体をいっぱいに伸ばして動き、最後までスピード感があって、演技構成点も僅差だけどトップだった。

12 ニコル・ライチョヴァ(スロバキア) 54.62(3)
 「ロミオとジュリエット」♪ ジュニア最終年の19歳。ジャンプが安定して、表現力を十分生かせるようになってきた。動きの意味をわかった上で過不足なくできるところが、大人。レベル4のステップに加点1.10、SP自己ベスト更新。振付はニコライ・モロゾフ。

14 ディアナ・ニキティナ(ラトビア) 49.26(5)
 「枯葉」♪ すらっと細い13歳、ジャンプは高さより距離が出るタイプ。トウループの3-3が決まった。まだ上半身の動きが固い感じで演技構成点はいまいちだけど、これといって穴がないので今後伸びそう。

16 アレクサンドラ・プロクロワ(ロシア) 51.30(4)
 「Spy」♪ スピードに乗ってぐいぐい滑っていって、、、フリップで転倒してコンビネーションにできず、ルッツも転倒してしまった。スピードがありすぎてジャンプのコントロールしきれてない 体はよく動いていて、きれいな線を出せる選手なんだけど。

18 マリア・ソツコワ(ロシア) 58.48(2)
 ヴィヴァルディ「四季」より「冬」♪ 3回転フリップ+3回転トウループを決め、一歩がよく伸びるステップでレベル4に加点1.10。ほぼノーミスのようで、ルッツの回転不足とフライングキャメルスピンのV1があった。キャメルはフライング姿勢が不十分だったのかな?

30 竹野比奈 49.18(6)

 「ポル・ウナ・カベサ」♪ 3-3も実は跳べそうな、余裕のある3-2トウループ。ルッツはダウングレードになったけど、レイバックスピンは速くたくさん回転して、じっくり見せた。男性とホールドして踊っているようなポーズのステップもなかなかいい。
 得点と順位を見て、コーチの中庭健介氏もにっこり

 この順位のままだと、中塩美悠がファイナル進出できないパターンなんだけど^^; 24ポイントは例年ボーダーラインだから、それはそれで仕方ない。
 さて、フリーはどうなる?

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JGP2014クロアチア大会男子SP

2014年10月10日 00時14分15秒 | スポーツ

 フィギュアスケート・ジュニアグランプリ(JGP)シリーズも、最終第7戦となって、クロアチア大会
 日本からは、男子に宇野昌磨、鎌田英嗣。女子はJGPデビューの永田絵美莉と竹野比奈。ペアは古賀亜美/フランシス・ブードロー=オデが出場する。
 最初は男子ショートプログラムジャッジスコア)。昌磨、凄い、、、

5 鎌田英嗣 49.08(17)

 「コンドルは飛んで行く」♪ 草原の風を感じさせるように大きく滑り出す。ダブルアクセルをきっちり決めたが、トウループの3-3で一瞬膝をつきそうに。シットスピンでジャンプで足換えするとき軽くお尻をついてしまった 丁寧に回った最後のスピンはレベル4
 終わったときは少しつらそうな顔だったけど、疲れたかな^^;

9 アンソニー・カン(カナダ) 59.47(5)
 「レッド・バイオリン」♪ あらゆる動きを表現につなげる意識がある。音楽の緩急にぴったり合わせた振付で、ドラマチックに演じた。スロベニア大会で出したベストに届かなかったのは、フリップのエッジがeとされた分かな。
 Bioによると香港生まれ。今、香港代表で出ているロナルド・ラム選手のように、将来香港代表になってくれないかしら

13 ムラド・クルバノフ(ロシア) 64.98(4)
 ラフマニノフ「前奏曲嬰ハ単調」♪ 前半は重厚でシンプルな音のピアノ曲でジャンプを跳び、中盤は細かい音に合わせて激しく動くステップ。ロシアの選手の常で、基本はしっかりしている。自己ベスト更新。

19 ネイサン・チェン(アメリカ) 72.57(2)
 ヴィヴァルディ「四季」より「夏」「冬」♪ 相変わらず安定した基礎と美しいスケーティング。冒頭のトリプルアクセルで転倒したが、回転は足りていた。レベル4のステップに加点1.20。本人は転倒が口惜しかったようで、キス&クライではちょっと落ち込んでいた。
 SP自己ベスト75.15は2012年に出したもので、まだトリプルアクセルを跳んでいない時期。今季は跳んだうえでもっと高得点を出したいんだろう・・・

21 イ・ジュンヒョン(韓国) 68.52(3)
 「The Wild Party」♪ トリプルアクセルはステップアウト、ルッツにはeがついたけど、元気よく決めている。ジャズ系のブラスの音にのってスイング感が出るステップ、「いいな」と思ったらレベル4で加点1.10 フランス大会でミスしたスピンもレベル4をそろえた。
 わりと踊るのが好きなタイプかも。少しだけど自己ベスト更新、実力が安定してきている。

24 宇野昌磨 74.82(1)

 「クロイツェル・ソナタ」♪ 唯一心配な要素、トリプルアクセルがちょっとステップアウトで下りた あとは活き活きと滑るだけ 緩急や“ため”をつけながら豊かに表現していくステップは、ジュニアのレベルをはるかに超えている(レベル4、GOE1.30)。スピンの取りこぼしもなく、技術点・演技構成点ともにトップで自己ベスト更新

 フリーは宇野昌磨とネイサン・チェンの一騎打ちになりそう。イ・ジュンヒョンは3位をキープすればファイナル進出。ドイツ大会優勝のアンドレイ・ラズキン(ロシア)が56.44で9位と出遅れたけど、フリーでどこまで巻き返せるか?
 フリーは明日

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