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好きな音楽のこと、あれこれ。その他諸々もあり。

フランス大会&ファイナル予想

2011年11月22日 05時33分48秒 | スポーツ

 なんか毎週予想してるような(笑)
 フィギュアスケート・グランプリシリーズ第5戦フランス大会(トロフィー・エリック・ボンパール)の結果とロシア大会の予想、まずは女子から。
 ペアも予想どおりだったけど、女子も予想どおり、エリザベータ・トゥクタミシェワが14歳とは思えない安定した演技で優勝。今の自分の技術に自信を持っていて余裕があるし、元々踊るのが好きそうで音楽表現も楽しんでいる感じ。2位コストナーと3位シズニーも今季は大きく崩れる心配がなさそう。ということでトゥクタミシェワとシズニーがファイナル進出決定。
 村上佳菜子ちゃんは、中国杯のときより落ち着いててよかった やっぱり笑顔で演技しなくっちゃ! 全日本ではそれが見たい。
 ここまでで4人がファイナル行きを決めたので、残る枠は2つ。ロシア大会には13ポイントの浅田真央、9ポイントの今井遥が出場する。アリョーナ・レオノワが3大会目になるが、スケートカナダ4位NHK杯3位だったので“持ち点”としては11ポイントということになる。そしてアデリナ・ソトニコワも11ポイントでファイナルを狙うわけだが、、、
 浅田真央は優勝か2位で決定。3位の場合は、24ポイント(最高順位2位)で並ぶ選手と得点合計での争いになる。NHK杯でレオノワが170.68点、ソトニコワが中国杯で159.95点に対し、真央ちゃんはNHK杯で184.19点を出しているのでかなり有利。2位が2人のどちらになっても、大差をつけられなければ大丈夫そう。
 レオノワとソトニコワにとっては優勝できればベストだが、お互いに相手に勝つことの方が重要かも。2人で1位と2位を分け合っても、Mao ASADAが3位だと2位になった方は厳しい(13.52点だの24.25点なんて差をつけるには、4回転でも跳ばないと^^;)。NHK杯の出来からいって、4位以下になってくれなさそうなMaoちゃんだし。
 今井遥は、優勝か2位ならファイナル進出争いに加われそう。真央ちゃんに次いで2位ならそろってファイナルに行ける?! ということは、レオノワとソトニコワは、チームメイトと今井遥の両方に勝たなければファイナルに行けないわけだ。
 ジュニアグランプリファイナル優勝、世界ジュニア優勝と輝かしい成績をひっさげてシニアに参戦してきたソトニコワ、同期のトゥクタミシェワが余裕でファイナル進出を決めてるのに、No.1だった自分が苦戦するのはかなり口惜しいだろう。外見からはよくわからないが、成長期の体型の変化が影響してる?
逆に、トゥクタミシェワはNo.2の気楽さがリラックスして演技ができる要因になっているのかもしれない。
 NHK杯6位だったのでファイナルの可能性はほぼないキーラ・コルピの順位が鍵になりそう。実力からいえば表彰台は狙える選手だし

 今度は男子。フランス大会で織田信成がまさかの7位
 膝の状態が自分で思ってたよりも悪かったようだ。検査をして結果次第では全日本選手権の欠場も考えるという。ソチ五輪までは現役を続けるつもりだそうで、今季を休養して完全に治すのも選択肢といえる。高橋大輔のような大怪我ではなかった分、様子を見ながら練習したり試合に出たりしたのが却ってよくなかったのかも。そういうことなら、しっかり治して来季に備えてほしいところだ。
 フリーの「シェルブールの雨傘」なかなかいいと思ったんだけど…来年また滑ってもいいんじゃない?
 優勝したパトリック・チャンはまだ絶好調になれない感じ。4回転、決まるときはきれいに決まるのに、コケるときはステンと いつものことだけど。ステップの途中で転倒というのは、ちょっと難しいことを狙いすぎてる?!
 高橋大輔が演技構成点で高得点を出してるので、自分の最大の武器が昨季までのようには通用しない危機感があるはず。ファイナルから世界選手権までに安定させられるか。
 中国杯に続いて素晴らしい演技をした宋楠が一躍ブレイク。4回転の確率の高さがすごいし、ステップや表現力もかなりよくなった。羽生結弦と世界ジュニアで争った頃に比べて、体型ががっちりしたような…体力はついたか スケーティングがまだ力押しな感じで、今後はその辺が課題になるのかな。
 ミハル・ブジェジナは3大会目を待たずにファイナル決定。僅差でも3位は3位だし、得点低くても優勝は優勝だし(スケートアメリカ ロシア大会も出場するけど、疲労が残ってないかしら。
 アダム・リッポンの滑らかなスケーティングは目に心地よく、4回転ルッツに挑戦する心意気も偉い。最後のダブルアクセルを3回転トウループに変えたのを「冷静だ」と佐野稔が解説してたが、ジャッジスコアを見ると回転不足を取られていた。予定通りダブルアクセルを跳んでいたら3位になってた可能性大
 フローラン・アモディオは例によって踊ってばっかり^^; アレクサンドル・マヨロフの「ボレロ」がそこそこ見られるようになってきた。ブライアン・ジュベールに代わって急遽出場したロマン・ポンサール、顔は私好み(笑) ケヴィン・レイノルズは体調を崩してフリーを棄権、、、四大陸や世界選手権でまた見られるといいな。
 ファイナルが決まってるのはここまでで3人。ロシア大会には15ポイントのジェレミー・アボット、13ポイントのハビエル・フェルナンデス、9ポイントの羽生結弦が出場する。
 羽生は優勝して24ポイント(最高順位1位)になりさえすれば、他の選手の順位に関係なく進出が決まる。宋楠と小塚崇彦も24ポイントだけど最高順位が2位なので、羽生の方が上にランクされるから少なくとも6番手に入れるのだ。
 アボットは4位以上で決まり。フェルナンデスは2位以上か、200.53点以上で3位ならOK。この2人はかなり気が楽だ・・・しかし、試合は何があるかわからない。ブジェジナとか、アルトゥール・ガチンスキー、ブランドン・ムロズあたりが頑張って表彰台に乗り、フェルナンデス4位アボット5位だった場合、宋楠と小塚までファイナルに行けるかもしれない?!
 フェルナンデスはスケートカナダで250.33点を出してるが、4回転を3回、トリプルアクセルを3回成功したこのレベルの演技をもう一度できるか。上位陣が230点台から240点台前半くらいの争いになったら、↑の展開もあり得るかも、なんて考えてしまった。

 さてさて、どうなる

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ペアもファイナル出場

2011年11月22日 01時39分53秒 | スポーツ

 なんだか、全然報道されてないみたいなんだけど・・・
 フィギュアスケート・グランプリファイナルに、日本から男子の高橋大輔と女子の鈴木明子が進出を決めているが、ペアの高橋成美/マーヴィン・トラン組も、フランス大会の結果を受けて進出が決定
 予想通り、ボロソジャル/トランコフ組が優勝してファイナル進出を決め、2位にバザロワ/ラリオノフ組が入ったが、スケートアメリカで5位だったためポイントは20にとどまった。2位になれば高橋/トラン組を上回れたデュハメル/ラドフォード組は3位、22ポイントだが2度とも3位なので、NHK杯で2位を取っている高橋/トラン組の下にランク。同じく2位になればポイントと最高順位で並ぶエヴォラ/ラドウィグ組は4位で18ポイントとなった。
 最終戦のロシア大会には、すでに進出を決めている川口/スミルノフ組とサフチェンコ/ゾルコビー組が出場予定。ほかに新たに進出の可能性がある組はNHK杯4位のベルトン/ホタレック組だけなので、現在5番手につけている高橋/トラン組はシニアで初めてのファイナル進出が決まったのだった。
 2大会合わせての得点を比べると、進出決定した5組の中では残念ながら見劣りがする341.50点 進出を逃したムア-タワーズ/モスコヴィッチ組、バザロワ/ラリオノフ組、隋(SUI)/韓(HAN)組よりも低い。特にバザロワ/ラリオノフ組は合計358.85点出してるから、ちょっと納得しにくいかも…
 隋文静/韓聰組は、昨年ジュニアとシニアを掛け持ちしてシニアでファイナル進出して3位だったが、今年はシニアでは進出を逃した。ジュニアでは断トツの1位なので、今年はジュニアでファイナルに行くことになる。高橋/トラン組は昨年シニアで補欠になり、ジュニアでファイナル優勝しているから、ちょうど逆の立場になった
 今年のファイナルはカナダのケベック・シティーで行われる。高橋/トラン組のフリーの曲は「ケベックの協奏曲」。なんと相応しいことか さらに自己ベストを更新するような演技ができるといいな

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