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就活生に!おばちゃん・おっさんに!「新しい働き方」「僕たちはどう働くか」

2014年01月24日 | 日記

前回、調布市男女共同参画推進センター主催(調布市商工会後援)の

藻谷浩介氏の講演会のご案内をしました。

就活生や就活生の親に、なんて偉そうに書きましたが、

この数年、特にこの数カ月、色々な方に会ったり、コラムや書籍を読んで

「今までの働き方じゃ~だめかも。」と思うことが、実は多々ありました。

講演会宣伝ついでに、イシイの参考図書をご紹介します

まずは、

1.日経新聞電子版コラム(2013年9月~12月)

  NPO法人フローレンスの駒崎弘樹代表の「僕たちはどう働くか」(全7回)

日本経済新聞電子版「僕たちはどう働くか(駒崎弘樹氏)

大きく変わる社会、多様化する価値観の中で、どんな仕事を選び、どのように働いていけばよいのか。

駒崎氏は、社会学者の古市憲寿氏の著書を引用し、

若者の留学数が減っていて内向きだ、という意見に疑問を呈しています。

「古市くんによると、確かに日本人の海外留学者数は04年の8万3000人をピークに毎年減り続け、

08年には23%少ない6万7000人にまで下がっています。しかし母数である日本の若者人口も、

この間に減少しているのです。

 留学生が多いと推測される20代の人口は、1996年から2010年にかけて3割近く減少している。

留学適齢人口あたりの留学生数という「留学者率」で考えてみると、

留学生の数はいまだに過去最高水準という見方ができてしまうのです。

その割合は、バブル期の2倍以上(!)です。

データ上では、「内向きだ」と嘆くおっさんたちの世代よりも、ずっと海外に留学していることになります。」

読むと若者へのエール満載、明日への元気をもらえそうですよ。

 

2.「「新しい働き方」ができる人の時代」(セス・ゴーディン著 三笠書房)

2011年7月初版なので、2年以上も前の本です。

購入したのが2011年秋だったのでやはり2年前に読みましたが、

その後 何度も読み返している不思議な本です。

訳者の神田正典氏が「監訳者のことば」に書いていますが、

「(前略)この本の怖いところは、深いところであなたに変化を及ぼしてくることだ。

その証拠に、本書は読み終わっても、そのまま本棚に埋もれる本ではない。

なぜか心の襞に引っ掛かり、そして再度ページが開かれる。そうしているうちに彼の言葉は

あなたの身体に徐々に浸透し、世の中に対する見方を根本的に変えてしまう。

気づいたときには、アーティストであるというセルフイメージに変わり、アーティストとしての行動が

自然に始まる。」

さて、「アーティスト」とは?  それは読んでのお楽しみです

 

3.「稼ぐ力~「仕事がなくなる時代」の新しい働き方」(大前研一著 小学館)

こちらは2013年9月初版の比較的新しい本です。

内容的には2.に近いです。

2年前に、「新しい働き方」を世に出したセス・ゴードンは、元Yahoo!副社長ですので

米国の新しい動きがようやく日本にも浸透してきて、

大前さんが警告の書を出したのか?という気がします。

セス・ゴードンの本は、どこかよその国の話しっぽく聞こえますが、

大前氏は日米両方がわかっているので、読んでいてより身近に感じられます。

 

ああ、紙面が足りなくなってきた

次回は私が身近に感じた「新しい働き方」の様々な事柄を書いていきますね。

 

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就活生必見!会社と自分の将来を読み解く!藻谷浩介氏講演会IN調布

2014年01月21日 | 日記

街で就職活動スタイルの学生さんをよく見かけます。

就活、まさに本番ですね。

毎年学生さんの人気ランキング企業が発表されますが、

今人気の会社に就職してホントに大丈夫

 

今50代、早稲田大学卒の男性いわく、

「あの当時、成績の良かったAくんは某大手デパートに、Bくんは某都市銀行に就職したけど

今どっちも合併しちゃったりして大変そう~

俺ってあの当時「そんな会社に入っちゃって大丈夫?」なんて中小企業に就職したけど

役員にしてもらって、結構高い給料ももらって、先のことってわかんないもんだね」

確かに私の先輩でも

今はもうなくなってしまった商社や都市銀行に就職した人、いました。

 

経済を読み解く、将来を見通す なんて難しいけれど

今から10年20年先何が大切になってくるのかを、探ってみませんか?

「デフレの正体」などの著作で有名な藻谷浩介氏(㈱日本総合研究所調査部 主席研究員)が

調布で講演会を行います。

タイトル見ると経営者向け、ですが

だからこそ、次の時代の会社経営はどうなるかを俯瞰するためにも

就活生や就活生を支える親御さんにおススメしたいです

藻谷氏の歯切れのよいトークとデータを駆使した解説は聴きごたえあります。

イシイも一度聞いてファンになりました

 

「知っ得 今からの経営戦略 知らないとあやうい」

講師:藻谷浩介氏 ㈱日本総合研究所調査部 主席研究員

日時:2014年2月14日(金)13時~15時

場所:調布市文化会館たづくり8階映像シアター

参加費:無料

後援:調布市商工会

申込:調布市男女共同参画推進センター TEL 042-443-1213

 

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内閣府「男女共同参画週間のキャッチフレーズ」募集中

2014年01月14日 | ワークライフバランス

遅ればせながら・・・

あけましておめでとうございます

2014年がスタートして半月ほどたちました。

年の初めにこんなことに応募してみてはいかがでしょう?

 

本日1月14日から、内閣府が「平成26年度男女共同参画週間」の

キャッチフレーズを募集していますよ

「男性がもっと、家事・育児・介護・地域活動に関わりたくなるようなキャッチフレーズを募集」

採用されればプロの手によるポスターになって

いろんなところに掲示されるようです

募集期間は平成26年1月14日から同年2月28日まで

詳細は内閣府男女共同参画局

 

1月10日付け日経新聞の記事に、

「上司は残業を評価、働く時間長い人ほど顕著」

という記事が掲載されていました。

こんなに残業している俺を、上司は評価してるはずだぜいっ!

という記事なんですが、

まだまだこういう意識なんだ・・・・という感じですかね

残業している本人も、おそらくはその上司も、

残業する人は「頑張っている」「えらいね」と思っているよ、ということでしょう。

この記事には「成果」については出てないですが、

残業して成果を出すのは当たり前。

目指すところは、工夫して残業をなくして成果を出す、のはず。

 

残業できない人(ワーキングマザーや介護を抱えている人)が

成果を出しても、残業できないだけで「頑張ってない」「だめだね」、

と思われてしまうようでは、

これからの日本、成り立っていかないでしょう。

まだまだ「意識改革」を行っていかねばなりませんね。

私もキャッチフレーズ応募しちゃおうかな。

どうです?皆さんも、こんなところから始めてみませんか?

 

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