その次の日・・・・・

　　世の中、「そんなに甘くない！」を実感した日の次の日・・・・・

病院に、保険屋の事故調査センターから三男の事故の検証の為の聴取にやってきた。・・・

色々と、事故の件について聞いていた。何キロで走っていたかとか、どの辺を通っていたかとか、何処にぶつかったかとか、何処に倒れたとか、・・・・・三男は、淡々と答えて、最後の「相手に極刑を望みますか」の問いに対しては、望みませんと答えていた。また、二度とバイクは乗らないとも言っていた。・・・そりゃそうだろう。・・・

この検証のやり方は、後の警察からの現場検証や事情調取と同じらしい。今日の検証は、あくまで中立の立場で行うという事であったが、なにしろ相手の保険屋からだから信用できない。それに、相手は、事故が起こる前にバイクが来ることに気付いて、クラクションを鳴らしたらしい。三男は、聞こえなかったらしいが、あんな狭い道路でクラクションを鳴らしても、何処に避ける所があるのか分からない。それより、普通は停止ぎりぎりまで速度を落とすか、止まってるだろう。相手が、もし車なら絶対に止まってるはずだ。対向が、キツイ道路なのだから。・・・

保険屋の調査員は、相手側の意見と三男の意見が食い違っているとのことで、困っていた。それと、三男のバイクがすでに処分されているため、被害額が出せないらしい。？・・・そうか、しまった！写真を撮っておかなければいけなかったんだ。（後の祭り・・・）必ず、事故などの場合や保険がらみの事例の時は、写真を撮っておかないと、証明できないのです。警察では、刑事事件以外出してくれません。保険のやりとりは、民事です。

調査員は、帰って行った。・・・・・

また、いつもの病院生活が続いて行く。・・・・・

資格の勉強も、順調に進んでる。通信講座を申し込んだのは、２００９年１月。課題の添削や質問の受付は去年で終わっている。何しろ、１年間何もしなかったから。・・・ただ、テキストだけがあるだけだった。・・・とにかく、やろう。とにかく、資格が必要だ。職業訓練の申し込みでさえ落とされる。そりゃそうだ、今は大学生も何十社も面接しても採用してくれない。以前、職場でお客さんと話していたことがある。「選り好みしているからだ！やろうと思ったら何でも出来る。あちこち、求人あるだろう！高望みをしているからだ！」などと言っていたが、はたしてそうだろうか？若者たちは、真剣に未来を見つめて安全な所に就職したい、そう思っているのではないか？中には、会社に向いていない人も居るでしょう。けど、何故大部分の学生たちが、良い会社を探して採用して貰いたいと思うのか。彼ら自身が、将来や未来に希望が持てないでいる。自分が、こうしたいこんな人間になる、この研究や、作品をもっと大きくしたい、などと考えても、出来ない。とにかく、安定した収入が必要で、夢や野心を持っていても生きていけないと思い込んでいる。昔なら、必ず誰かが投資してくれた。誰かとは、身近なところでは父や母やおじいちゃんやおばあちゃんやその他身内。子供が生まれたら、衣・食・住・全て子供のために働いて、尽くす。子供にご飯を食べさせる、そして育てる。これは、子供に対する投資だと思う。会社もそうだった。新入社員は、一生懸命育てて投資して、先で会社に大きく貢献してほしい、投資した何倍もの金額を会社に返してほしい、そんな思いがあった。・・・先で必ず大きくなる。親なら、自分よりも大きくなって親孝行してね～親孝行してくれなくとも、大きくなれば、自分が育てたんだという気持ちになりたいし、自分が死んだ後も幸せに生きてほしいという願いがあった。今は、ないとは言わない。けど、少なくとも今の会社の大多数は、先行投資はしたくないらしい。厳密に言うと、先で物にならない人に投資しない。無駄はしないらしい。と言うことは、我々が今子供達に投資しているが、それでは足らないと言うことになる。昔は、書道やそろばん、塾・・・だったが、これからは海外へ留学、海外の大学へ進学、海外へ移住？二カ国語が話せるだけじゃだめだし、３カ国語や４カ国語以上話せないとだめだろう。・・・・・

子供には悪いが、「お父さん、そこまでおまえらに投資出来ません！ごめん、自分の人生は自分で切り開け！・獅子は、我が子を～の谷へ突き落とす・？」・・・・・

話が違うところへ行ってしまった。・・・・・

とにかく、生活費が続く限り、資格の取得に集中しよう。・・・通信講座の会社に聞いてみた。続けて、添削や質問の受付が出来ないのか。・・・出来るらしい。添削はだめだけど、近いうちに再開の書類を送ってくれるらしい。・・・

試験は、１１月。これに掛けるかな。（仕事どうすんの～？）・・・・・・・