今月初めに読んだ一冊
熊谷達也著「光降る丘」角川文庫刊
仙台在住作家が3.11を挟んで描き出した
「真の復興の物語」とあるが・・
物語は第二次世界大戦で行き場を失った農家の次男坊達
国の施策に従って、岩手宮城県の山奥の開拓に移り住んだ。
巨木を倒し、山を開発し、仲間達と結束して生計を立てていた。
開拓一代目の苦労の成果の素に、二代目が継ぎ、三代目が繋始めた
現代のその時、山一つが、谷の幾つもが崩壊する大地震が起きる。
帯の3.11に記述で東北の震災を思い浮かべたが、違っていた。
東北の地震から5年、熊本地震から2ヶ月
それより以前の2008年6月「岩手・宮城内陸地震」M7.2 震度6強の地震があった。
wiki「岩手・宮城内陸地震」
山あいの温泉宿が潰された、映像に記憶があった。
作家は戦後の開拓団の物語のつもりだったが(たぶん)
東北の震災を契機に忘れ去られようとしている
「岩手宮城内陸地震」
(地域以外の人は忘れていた。)
忘れてはいけない、忘れさせてはいけない、、
そんなつもりで方針転換を図ったのだろう。(想像です)
10年にも満たない間に、大きな地震が立て続けに起こるなんて
日本中安全地帯なんか無い・・そんな思いがしながら読んだ。
他人事と思っていても、当事者達は一生懸命に山を開き
地震があっても打ち捨てずに、復興に歩む人々。
臨場感たっぷりに描き出している一冊です。
是非お読みください。
熊谷達也著「光降る丘」角川文庫刊
仙台在住作家が3.11を挟んで描き出した
「真の復興の物語」とあるが・・
物語は第二次世界大戦で行き場を失った農家の次男坊達
国の施策に従って、岩手宮城県の山奥の開拓に移り住んだ。
巨木を倒し、山を開発し、仲間達と結束して生計を立てていた。
開拓一代目の苦労の成果の素に、二代目が継ぎ、三代目が繋始めた
現代のその時、山一つが、谷の幾つもが崩壊する大地震が起きる。
帯の3.11に記述で東北の震災を思い浮かべたが、違っていた。
東北の地震から5年、熊本地震から2ヶ月
それより以前の2008年6月「岩手・宮城内陸地震」M7.2 震度6強の地震があった。
wiki「岩手・宮城内陸地震」
山あいの温泉宿が潰された、映像に記憶があった。
作家は戦後の開拓団の物語のつもりだったが(たぶん)
東北の震災を契機に忘れ去られようとしている
「岩手宮城内陸地震」
(地域以外の人は忘れていた。)
忘れてはいけない、忘れさせてはいけない、、
そんなつもりで方針転換を図ったのだろう。(想像です)
10年にも満たない間に、大きな地震が立て続けに起こるなんて
日本中安全地帯なんか無い・・そんな思いがしながら読んだ。
他人事と思っていても、当事者達は一生懸命に山を開き
地震があっても打ち捨てずに、復興に歩む人々。
臨場感たっぷりに描き出している一冊です。
是非お読みください。
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