一陽来福  ~齋藤一陽による截金の日々~

伝統工芸。截金職人齋藤一陽が、日々の物創りの様子を紹介します。

難攻不落なコイビト。~和ガラス 帯留~

2012-09-05 00:48:38 | ガラス帯留・他-作品群-
しばらく付き合っています。でも手応えがあまりない感じ。

なので落とせた感もなかなか無いんですよね~

うーん。


一見おとなしそうな和のヒト。

品が良くて、従順そう。
でも結構好き嫌いが激しくて、相手を選ぶ。

儚げだけど、意外にねばり強い。

ほっとけないタイプ。
ちょっと目を離すと。。


手のかかる相手は嫌いじゃないです^^


やっかいなのも楽しいものですが、根を詰めてたくさん作ったわりには、まだつかめない感じです。

姿も留めるのがやっとで、あんまり変わり映えもしなかったし。


和ガラスは、元の色が品よく個性的な色をしているので、色を組み合わせなくても趣があり、そのままでとてもきれいです。
もっと重ねの美しさのようなものを、表現できるかと思ったのですが、甘かった^^

もっとシンプルできれいなものを、つくりたいのですが。



でもやっぱり和ガラスは、色がきれい。しっとりとした独自の色をしています。

なので実は結構個性が強いのです。相性が悪いと色が濁ったり、変色したりもするわけです。

それに焼成時の温度の管理も大変難しい。目が離せません。
炉内は、同じ炉の内部でも場所により微妙に温度差がある訳ですが、和ガラスたちはそれにも非常に敏感なのです。





















もともとあまりフュージングに適した材では、ないのですが。
一陽にとっては、てこずってでも仲良くなりたい魅力的な材なのです^^


むら田祇園店さんにて、いくつか置いて頂けるそうです。

晴釣雨読さんのブログにも紹介して頂きました^^
ありがとう御座います。






さとこはんの着物着付け教室【着物であそぼ】が京都でもはじまりました。

次回第3回は、9月29日(土)PM1~5時半までを予定。


会場 京都 洛庵おそらく営業予定^^; 
   洛庵奥座敷にて。

費用2000円。

お問い合わせは、一陽。或は下記リンクのさとこさんまで。



着付け教室をはじめたお友達たちがリンクを貼ってくれました。
ふあふあくらぶ 奈良の生駒と京都の町家で着付け教室

京女さとこはんは一陽の帯留めを身近に実際に使って下さっています^^
記事で紹介してくださいました。ありがとうございます。
さとこの着物まわり

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