一陽来福  ~齋藤一陽による截金の日々~

伝統工芸。截金職人齋藤一陽が、日々の物創りの様子を紹介します。

【webラジオ昔話】むかしむかしのものがたり 第20話「ねずみ経」 第21話「河童の雨乞い」

2011-06-11 00:35:05 | webラジオ昔話むかしむかしのものがたり
石田彰さんと氷上恭子さんがたったお二人だけで、昔話をwebラジオで語ってくれます。

むかしむかしのものがたり 第20話「ねずみ経」
http://radiotomo.typepad.jp/old/2011/05/20-15f2.html
↑ここからクリックして入って、緑の矢印のとこをポちっと押すと昔話を聴くことができます。
配信は過去2回までとなっていますので、お気を付けください。

むかしむかしのものがたり 第21話「河童の雨乞い」
http://radiotomo.typepad.jp/old/2011/06/21-d6d6.html
↑ここからクリックして入って、緑の矢印のとこをポちっと押すと昔話を聴くことができます。
配信は過去2回までとなっていますので、お気を付けください。

むかしむかしのものがたり→ http://radiotomo.typepad.jp/old/
RADIO TOMO!

第20話のお話は「ねずみ経」というお話でした。
ふーむ。まったく覚えがないと、思っていましたが、聴いてみたらば記憶のはしっこにちょこっと記憶が~^^
子供の頃、どんだけまんが日本むかしばなしが好きだったんでしょ♪夢中で見ていたもんな~。.


まずは恭子さんお婆さん可愛い^^からはじまり。。

最初。
あれっ。石田さんー全然お坊さんぽくないよ~
と、思ったのですが、
あ~なるほどな。。相変わらず流石です。声の調子だけで、人物像を浮かばさせてしまうんですからねー

まあ。お経も全くお経の節では無い訳なので、いったい何を参考の節にしたのでしょうね~
何だか私は能とか狂言とか、謡などの古典的な節を思い出してしまって。
石田さんで謡が聴いてみたくなってしまいました^^←なぜか謡好きなんです♪
姿勢も良い方なので、きっと仕舞も似合いそうですよねー

分からないながらも、謡には泣かされてしまうことがあります。

義太夫なんかも、語りの世界ですもんね。
この間人形浄瑠璃を観にいった時なども、滂沱の涙でした。同じく訴える力が大きく必要な分野ですね。

石田さんがどのあたりを参考にしたかは、分かりませんが、何かちゃんと古典の匂いがしたんですよ~
まあ。落語など、お好きだということなので、自然と体に入っているのかもしれませんが。。
落語家の方は義太夫など古典を学んだりして、落語に生かす方も多くいるみたいですし。
こういう裏話なんかが、番組の制作ブログやツイッターでつぶやかれたりしたら、とても面白そうなのにな。と思います。


今回は罪のない安心な昔話でした^^

一陽が感じた教訓。

情けは人の為ならず。

思いやる(供養してあげたいという信心も含め)お持て成しの心が回りまわって、思いがけず厄災を退けたり、計らずも幸運を招くに至ったという、昔話の大道をいく。
心地よく安心して聞けるお話でした。


ただこういった安心できるお話を、もっとベタに田舎っぽく、
まるで時代を遡ったかのような古くさい当時の感触で、土くさーい感じを聴いてみたかったりします(現在はどこか今時で都会的だから)。
まあそれは、私の単なる好みですけど、
そうで無くても、匂いや質感や、湿度・温度までの違いを感じるくらいに、色んな語り方や、色んな方向からのシナリオで味わってみたいですね^^


第21話は「河童の雨乞い」でした。

おお!石田さん演じるお坊様が、お坊様でした。前回20話との演じ分けを思うと、ほんとにすごい方なんだな~と、思ってしまいます。やっぱり細かなところまで、きちんと人物像をつくってから、演じておられるのが、良く分かったような気がします。
恭子さんの祈祷師婆さまも、良かったですねー^^
こんな様子を聴いていたら、恭子さんには、むしろ民話的な感じでの語りを。。例えばお婆さんが炉辺で、孫に聞かせるような感じでのナレーションていうのも、ちょっと聴いてみたい好奇心に駆られます。

そうですね。河童の雨乞いは、少し胸がギュっとなるような、切ない心が残るお話になっていました。

ですが河童は、できることを精一杯、してくれたのですね~(涙)
何だかこの時期に、考えさせられるとても良いテーマでした。


河童は水神さまの眷属とも言われていますが、私は幼少期、川でおぼれて亡くなってしまった子供たちだとも、教えられた覚えがあります。

それは子供たちだけで川でよく遊んだり、泳いだりしていたし、大人たちから脅しつけられていたのだと思いますが^^
それに沢山泳いだあとの胡瓜はとても美味しいんですよね♪

河童がお椀をかしてくれるというお話もあったような気がします。
あと、どこで聞いた話だったか、脱皮した河童の衣を箪笥に入れておくと、衣装持ちになれるといい、縁起ものだというお話ですが、最初は小説で読んだ?のかな?ですがご近所のお年寄りも、そんな事を言っていたので、京都?近辺に伝わるお話なのかもしれません。
河童のお話はたくさんありそうですね~


次回はどんなお話でしょう?
昔話をwebラジオで!
配信は6月24日(金)
RADIO TOMO!
むかしむかしのものがたり

着付け教室をはじめたお友達たちがリンクを貼ってくれました。
「ふあふあくらぶ 奈良の生駒で着付け教室・苔盆栽・パン教室」
http://ameblo.jp/fuwafuwapannookurimono/京女さとこはんは一陽の帯留めを身近に実際に使って下さっています^^
記事で紹介してくださいましたhttp://ameblo.jp/fuwafuwapannookurimono/entry-10820091491.htmlありがとうございます。

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