皆さま^^
新年明けましておめでとうございます~
翁 とうとうたらりたらりら。たらりあがりいららりどう。
地 ちりやたらりたらりら。たらりあがりららりどう
翁 所千代までおハしませ
地 我等も千秋さむらハふ
翁 鶴と亀との齢(よわい)にて
地 幸(さいわい)心に任(まか)せたり
翁 とうどうたらりたらりら
地 ちりやたらりたらりら。たらりあがりららりどう
千歳 鳴るハ瀧の水。鳴るハ瀧の水日ハ照るとも
地 絶えずとうたり。ありうどうどうどう
千歳 絶えずとうたり。常にたうたり(千歳の舞)
千歳 君の千年を經ん事も。
天津をとめの羽衣よ。鳴るハ瀧の水日ハ照るとも
地 絶えずとうたり。ありうどうどうどう
翁 総角(あげまき)やとんどや
地 ひろばかりやとんどや
翁 座して居たれども
地 まゐらふれんげりやとんどや
翁 千早振(ちはやふる)。神のひこさの昔より。久しかれとぞ祝ひ
地 そよやりちや
翁 およそ千年の鶴ハ。萬歳楽(ばんぜいらく)と歌うたり。
また萬代(ばんだい)の池の亀ハ。甲(こう)に三極(さんきょく)を戴き。
渚(なぎさ)の砂(いさご)さくさくとして朝(あした)の日の色を朗じ。
瀧の水冷々と落ちて夜の月鮮やかに浮んだり。
天下泰平国土安穏。今日(こんにち)の御祈祷なり。
ありハらや。なじょの。翁ども
地 あれハなじょの翁ども。そやいづくの翁どうどう
翁 そよや(翁の舞)
翁 千秋万歳(ばんぜい)の。悦びの舞なれば。
一舞まハふ。萬歳楽
地 萬歳楽
翁 萬歳楽
地 万歳楽
昨年は仕事により仕方ないとはいえ、部屋を散らかしすぎた事、
暮の大掃除をもっていたく身に沁みました。
侘びしい住まいとはいえ、本年は
もっと清浄を心がけ、室礼に尽くすこころをもって過ごしていきたいと
思っております。
本年もどうぞ宜しくお願い申し上げまする~
お正月3日目は、『翁』奉納を八坂神社にて拝させて頂きました。
能にあって能にあらず、昔、翁奉納に先立ち7日間の潔斎をし、臨んだそうです。
そのルーツは、お能より更に遠く、深いルーツがあるようですね。
そして私はどうしても装束の文様に目がいってしまいます。
能と歌舞伎では盛況の時代背景の違いからか、装束文様の意味するところが少しですが、
違っていたりして面白いのです。
翁の装束には必ず蜀江文(しょっこうもん)という文様が使われています。
蜀江は中国の蜀の首都を流れる河のことで、この織物の盛んな土地からの文様であると考えられているようです。
文様は八角形と四角形をつなぎあわせたような形をとっていて中に唐花が配されていることが多いです。
しかし能にしろ歌舞伎にしろ、演目、役柄によってそのほとんどが、使われる文様(装束)に決まりがあるのです。
文様を扱う截金師にとって、このことはとても興味深い。。
歌舞音響にはまるで明るく無いのですが、このへんも少しづつでも勉強していきたいと思っております^^
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翁 鶴と亀との齢(よわい)にて
地 幸(さいわい)心に任(まか)せたり
翁 とうどうたらりたらりら
地 ちりやたらりたらりら。たらりあがりららりどう
千歳 鳴るハ瀧の水。鳴るハ瀧の水日ハ照るとも
地 絶えずとうたり。ありうどうどうどう
千歳 絶えずとうたり。常にたうたり(千歳の舞)
千歳 君の千年を經ん事も。
天津をとめの羽衣よ。鳴るハ瀧の水日ハ照るとも
地 絶えずとうたり。ありうどうどうどう
翁 総角(あげまき)やとんどや
地 ひろばかりやとんどや
翁 座して居たれども
地 まゐらふれんげりやとんどや
翁 千早振(ちはやふる)。神のひこさの昔より。久しかれとぞ祝ひ
地 そよやりちや
翁 およそ千年の鶴ハ。萬歳楽(ばんぜいらく)と歌うたり。
また萬代(ばんだい)の池の亀ハ。甲(こう)に三極(さんきょく)を戴き。
渚(なぎさ)の砂(いさご)さくさくとして朝(あした)の日の色を朗じ。
瀧の水冷々と落ちて夜の月鮮やかに浮んだり。
天下泰平国土安穏。今日(こんにち)の御祈祷なり。
ありハらや。なじょの。翁ども
地 あれハなじょの翁ども。そやいづくの翁どうどう
翁 そよや(翁の舞)
翁 千秋万歳(ばんぜい)の。悦びの舞なれば。
一舞まハふ。萬歳楽
地 萬歳楽
翁 萬歳楽
地 万歳楽
昨年は仕事により仕方ないとはいえ、部屋を散らかしすぎた事、
暮の大掃除をもっていたく身に沁みました。
侘びしい住まいとはいえ、本年は
もっと清浄を心がけ、室礼に尽くすこころをもって過ごしていきたいと
思っております。
本年もどうぞ宜しくお願い申し上げまする~
お正月3日目は、『翁』奉納を八坂神社にて拝させて頂きました。
能にあって能にあらず、昔、翁奉納に先立ち7日間の潔斎をし、臨んだそうです。
そのルーツは、お能より更に遠く、深いルーツがあるようですね。
そして私はどうしても装束の文様に目がいってしまいます。
能と歌舞伎では盛況の時代背景の違いからか、装束文様の意味するところが少しですが、
違っていたりして面白いのです。
翁の装束には必ず蜀江文(しょっこうもん)という文様が使われています。
蜀江は中国の蜀の首都を流れる河のことで、この織物の盛んな土地からの文様であると考えられているようです。
文様は八角形と四角形をつなぎあわせたような形をとっていて中に唐花が配されていることが多いです。
しかし能にしろ歌舞伎にしろ、演目、役柄によってそのほとんどが、使われる文様(装束)に決まりがあるのです。
文様を扱う截金師にとって、このことはとても興味深い。。
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