ボス対ベリンガー

2014-04-14 16:30:32 | ギターとその近辺
どーやら
ストレスってのを受け止める、心のダムがタプタプだ
気分転換が必要だ

大好きな機材の話でも書こう。

ロジャーメイヤー・クラシック・ファズを昨秋からまた繋いでいる。で、その相棒に音をちょいとだけ上げるブースターの必要を感じた。
数少ない手持ちのエフェクターを試してるうちに、数ヵ月前に入手した、ベリンガーSF300がいい感じだと気づいた。
が、こいつ、前にも書いたが、音ヤセというか、音がチープになりすぎるきらいがある。なにかこう、擦りきれたようなサウンド。オンにしたときはそれが味にもなるが、オフの時はちょいさみしい。で、このベリンガーというメーカーは大抵有名メーカーのパクリらしいので、元ネタとなったエフェクターが存在するとのこと。SF300の場合はBOSS FZ-2というのが元ネタ。

元ネタが欲しくなった・・・

これがパクリ商品を買った人間の罪と罰である。
結局、元ネタを買う羽目になるのだ。笑

自分へのボーナスのつもりもあり、購入を決意。10数年前に絶版となっているFZ-2であるが、ネット通販て便利だね。ちょい高めの中古価格ていうホドホドの値段で入手できた。

届いたら、早速家で繋いでみた。
音色は・・・
パクリは良くできています。本家にとてもよく似せたと実感。
そして・・・
本家は流石有名メーカーだけあって、パクリに感じた弱点、擦りきれたような音は無し。その分チープな味わいが無いのは残念だが、それは贅沢というものだろう。
スタジオにも両方持って行って試した。意外にも、ベリンガーのほうが踏んづけた時の音が元気。ただし、耳に刺さるきらいがあるし、チープな分軽いんだな。やはり、ボスのほうが聞きやすく、安定感がある。

ということでボスに軍配。

でも、ベリンガーてメーカー、本家がもう作ってないエフェクターを安価で作ってるってのは、それなりに意味があるよね。このSF300はブースターモードいいし。電池が弱ってくるとファズモードも味が出てくる。
まあ、ベリンガーは現行商品のパクリもたくさんあるみたいだけど・・・
ちなみにボスというかローランドさんというメーカーは「常に前を向く」てことで、絶版商品の復刻はしないんだってね。代わりに、デジタルでモデリングして高機能のやつを新型として作っている訳か。
ところで、このブースター捜しで色々とエフェクターを繋ぎ変えていたら、改めて発見したことがあった。エフェクターの音ヤセの問題についてね。それはまた来週にでも。(このブログ、毎週月曜は機材の日?)

それにしても、だ。ファズのネーミング。
本家は
BOSS FZ-2 HYPER FUZZ
パクリは
BEHRINGER SF300 SUPER FUZZ(このスーパーファズという名前もいにしえの名機のパクリとか)
ハイパーとかスーパーとかいうネーミング。俺達ギターリストはメーカーさんから、ファズに多大なる夢を見ていると見透かされてるぞ。
ていうか、ファズ使いなんてギターリストの中では少数派か・・・
ロッカーはつらいぜっっ
(515のライブ詳細が決まってきました。楽しくてディープな夜になるよ。詳細はまたお知らせします。)
ライブ予定
横浜4月24日ジョンジョン「たけしと一郎」
横浜5月10日音小屋「渦三兄弟」
東京荻窪5月15日クラブドクター「渦」タイバンは「剣堂シュウジ」「KIKI」
東京吉祥寺5月31日カットルース「渦」

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