トイプードル 一路とめいの成長記録

冒険野郎な男の子 一路と内弁慶な女の子 めいの成長記録です

ホワイトソックスが教えてくれたこと

2006-08-07 05:41:39 | 日々のあれこれ
夜11時くらいに帰ってきたら、2軒となりのお宅のあたりに生後1ヶ月くらいの子猫がヨロヨロと歩いています。

近くに親猫はいません。
捨て猫でしょうか?

荷物を置いてパパと見に行きます。
白い靴下を履いたような模様です。
「君、靴下はいてるみたいだね。ホワイトソックスって名前付けてもらわなかったの?」
ちょっと咳き込んでいます。ニャーと言っているような口の動きをしますが、声がでないようです。
でも、家では猫は飼えないし、下手にやさしくしても~
 どうしよう。

歩き方はヨロヨロしていますが、それほど弱ってはいないし、顔もきれいです。
捨て猫なら、目やにで目の周りが汚れているはずだけど、まったく汚れていないから、ほんの少し前まで親と一緒にいたはずだとパパが言います。

公園にいる野良猫の子供が迷ってここまで来たのでしょうか?
どこかの家で生まれた子猫が、間違って出てきちゃったのかしら。

元気になったら1人で帰れるかもしれないと犬用粉ミルクをあげました。


もし明日まで居たら、動物病院に連れて行って、それから誰だったらもらってくれるだろうか。。。パパと色々考えます。

4、5時間して、ふと目が覚めるとパパが一路とめいにミルクを飲ませています。
遊びまわって、のどが渇いているだろう。昨日のめいはチッコをあまりしていないので、今日はたくさんチッコをさせるためにも水分を取らせようとミルクを飲ませているのだと言います。

この子達は、クーラーの聞いた部屋でおなかいっぱい食べて、遊んで、のどが渇いたらミルクを飲んでいるのに、あの子猫は。。。。。

でも、さっき飲んだしそんなにミルクばっかりのんでも、、と自分を納得させようとしますが、パパが
「あのくらいは、ミルクだけだよ。人間の子だって3時間おきなんだから、また飲むよ。」

そんなこと言っても、何回もあげて居ついても困るじゃんか~。

結局パパが外へ見に行くと3軒先のお宅の室外機の横で眠っていたそうです。
死んでいるかと心配で触ってしまったので、起こしちゃった。

ママがミルクを持って外へ出る、見つけてトコトコ小走りに近寄ってきます。

おぉぉ、走れた!よかったね。

ミルクを飲んでおなかいっぱいになって毛づくろいをはじめました。
すっかり慣れてきたようです。ミルクを飲んでいる最中に、他の物音を警戒しながらもママの足元に寄ってくると安心してミルクを飲みます。

ふと、これだけ小さければ一路とめいとも上手くやっていけるかもしれないなどと考えます。
 イカン、イカン。猫は旅行に連れて行けないもん。
 犬だけ連れて、猫は留守番なんてできないもん。

「ママの所に帰りな」と言って、そっと離れて帰ろうとすると付いてきます。

あわてて、玄関を閉めます。
我が家の玄関は曇りガラスがはめてありますが、そこに猫の姿が映っています。
つらいけど心を鬼にして、無視したら30分後にはいませんでした。

翌朝、子猫がいるといけないので一応、車の下を覗くとフロントサスペンションカバー?といのでしょうか。運転席の下の辺りがベローと下がっています。
車止めに引っ掛けたみたい。早速、車屋さんに行き、部品取り寄せで翌日直してもらいました。

普段は車の下なんて覗かないから、子猫がこなかったら、気が付かなかったよね。

ミルクのお礼に教えてくれたんだね。
亡くなったパパのパパが、猫を使って教えに来てくれたのでしょうか。
本当は、黒い猫なんだけど、お告げに来る時だけ白い靴下はいて来るのかしら。

次の日から、まったく現れません。
きっと台風が近づいているからお母さん猫に「今日は出かけちゃダメよ、まったく昨日はフラフラとどこ行ってたの?」と怒られているかもしれませんね。

ホワイトソックスちゃん、ありがとね。
コメント (4)
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