クラシックリディア(牝5 ハービンジャー) 現役続行を断念

「この中間もケアを施しつつ経過を観察してきましたが、大きな変わりがない
状況です。ここまで原因となる箇所の根治を目指して取り組んできましたが
一進一退を繰り返していることから、復帰を目指して更に強い負荷をかける
ことは難しいと言わざるを得ません。良い状態に戻した上でトレセンへと送り
出すべく、必要と思われる治療を施してきましたが、力足らずの結果となって
しまい、本当に申し訳ありませんでした」（空港担当者）

「ＮＦ空港に移動後も何度か見に行って状況は把握していましたが、再度右トモを
ハ行してしまったと連絡をいただきました。厩舎としてもこの馬の良さを発揮させる
にはどうすればいいかスタッフ一同で考えて調教に取り組んできましたし、何とか
復帰させたいと牧場の皆さんにも手を尽くしていただいてきたところでしたから、
本当に残念です。そして何よりもこれだけの血統馬を預けていただいたのに、この
ようなことになって会員の皆様には申し訳ない気持ちでいっぱいです」（斉藤崇師）

脚元の経過を見た上で坂路でのメニューを再開したところ、右トモに違和感が
出てしまいました。これまでの経緯から再度競馬を考えていくのは極めて
難しいと言わざるを得ません。今後の見通しが立たない現状を鑑みると会員様の
ご負担のみが増える可能性が高く、近走の成績や年齢など様々な観点から関係者間で
協議を行った結果、ここで現役続行を断念することとなりました。

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昨年秋、出走機会を求めての転厩

「一度狂った歯車は…」に終わってしまいましたが
一点、最善と思われる芝1600にトライし続けたことは納得できるのかなと

現時点で繁殖にあがれるのかは不明、チャンスを貰えるといいのだけれどどうだろう
マイルG1勝ち馬ブルーメンブラットを母に持つとはいえ、それだけで…なかなか
シビアな判断もあるかもしれませんな