お正月の準備は？

年末押し迫ってまいりました。

みなさん、お正月の準備は、すすめられていますか？

明日は、年末なので、築地市場は開市です。

もうだんだん押し迫って来たので、魚の相場もちょっと前よりは高値がついているかもしれませんが、やはり市場に行かないと見つからない、食材探しに行ってみるのもよいと思います。

今年は、前年よりもいくらと数の子は、安くなっているかもしれませんね。

数の子は、自家用であれば、小振りでしっかりした物を買うのが、お得かと思います。

お時間がある方は、明日は築地市場に行ってみるのも楽しいかもしれません。

これもブランドあじかな？

今日は、あじのお話です。

市場の仲買人が、勧めてくれた恵比寿あじです。

宮崎、鹿児島方面のあじです。

発泡スチロールの箱には、ちょっと見たことがある顔が‥‥‥

ＴＢＳテレビの筋肉系番組ＳＡＳＵＫＥで活躍されている船長がとっているあじだそうです。

しっかりした身のあじを軽く酢じめしてご用意しています。

船長同様に元気なあじですよ。

２３日のすみいか釣り

今日は、昨日のすみいか釣りのお話です。

年末に美味しい魚をお出ししたいと考えていた所に、釣り友達が仕立て船に誘ってくれました。

ここのところ、釣りでしかお会いしない友達ですが、本当にありがたい事です。

さて、すみいか釣りですが、昨日は活きたしゃこを使ったテンヤ組と和製ルアーのエギ組が同船での釣りでした。

私は、エギでの釣りでした。

開始そうそう、すみいかの顔を見られひと安心です。

昨日は、潮があまり流れず厳しい１日でした。

単発的ないかの乗りで１日終了といった感じでした。

船長は、いろいろ丁寧にポイントを流してくれましたが、いかが集まっている所がうまく見つからなかったみたいです。

釣れれば、すみいかは大きい物が多かったです。

写真のすみいかは、両方とも６００ｇアップです。

大きいいかが、掛かった時の重量感は最高です。

昨日は、すみいか４杯で終了でした。

釣果的には、厳しい１日でしたが、気心知れた仲間との釣りは、とても楽しかったです。

ここで、何回か紹介させて頂いていますが、江戸前の釣りすみいかは、美味しいです。

以前は、小型のいかが多かったのですが、今回は大型です。

またひと味違います。

少しずつですが、お出しできますので、よろしければ、味見してみてください。

２０日のかわはぎ釣り

今日は、昨日のかわはぎ釣りのお話です。

このところ、風が強く寒い日が多いです。
当然海もシケ気味です。
だけど、ご好評頂いているかわはぎを釣りに行ってまいりました。

天気予報をしっかりチェックはしていたのですが、予報よりも天気が悪かったです。

西風予報、東伊豆か東京湾内の釣り場に行けば良かったのですが、行った所は、西風がよけられない小網代。

もう少し風が弱いと思っていたのですが、ピューピューでした。

朝、港に行くと船長が、風強いから軽めに行ってみるか～と早上がり覚悟の出船です。

港を出ると風も強いしうねりも大きいです。

本命のポイントへは行けず、港の前のポイントを攻めます。

うねりで仕掛けを安定させているのも難しく、外道のあたりと本命をわけるのも困難です。

どうにか、かわはぎ２枚を釣りましたが、立って釣りをしているのも、やっとの状態でした。

風も強さを増して、１０時に早上がりです。

帰港途中、横波を受けて、救命胴衣が膨らんでしまいそうになったりと、悪い天候でした。

港に帰ると、乗船料を大幅割引で、反対に申し訳ないくらい。

釣り人は、海に出ないと納得できない人が多いから、そのへんの所がわかっている船長の判断かと思っています。

そんな訳で、今週はかわはぎの肝和えを残念ながらお出しできません。

またの機会ということで申し訳ありません。

あさりいろいろ

今日は、あさりのお話です。

この所、みなさんに喜んで頂いているかわはぎは、あさりのむき身をエサにして釣っています。

かわはぎ釣りをしている人には、このあさりにいろいろこだわりがあるみたいです。

私は、仕入れのついでに、市場であさりを仕入れて、自分で前日にむいて持っていきます。

お店で使うあさりは、大粒で産地がしっかりしている純国産の物を買いますが、かわはぎ釣りのエサにする場合は、小粒なあさりがいいです。

おちょぼ口のかわはぎですから、小さいあさりの方が、食べやすいみたいです。

だいたい５ｋｇ詰めの物を箱買いします。

だいたい１ｋｇ＝５５０～６５０円位です。
このあさりは、愛知などの有力産地の純国産品です。

スーパーの特売あさりは、もう少し安い値段が付いていますが、例えば愛知産でも、外国産のあさりを日本の海へ沈めて、養殖している物が多いそうです。
むいて見ると、ちょっと白っぽいあさりが多いかもしれません。

別にかわはぎ釣りのエサだから、あまりこだわらなくても良いのでしょうが‥‥‥

私は、あまり白っぽいあさりのむき身を使いたくないので、純国産品を買っています。

市場から店に帰って来る時には、海水入りの箱のまま持ち運んでいます。

市場でのあさりの鮮度チェックはしっかりしていますので、今の寒い時期なら、３０分位は、この持ち帰り方で問題ないはずです。

だけど、世の中にはもっとこだわりを持っている人がいます。

活きたあわびを市場から持ち帰る時には、厚手のビニール袋を二重にして、その中にあわびと海水を入れます。
そして、酸素をいれ風船のようにして持ち帰ります。

こんな持ち帰り方をしてあさりを買いに行っている人がいるみたいです。

素人さんが市場に行ってこんな注文をして、仲買人に怒らないかなと思う位です。

まあ、釣りに行く前のお楽しみという事でよいのですが‥‥‥

あさり、ひとつでへんなこだわり。

釣りをしない人には、滑稽に見える事でしょうね。

韓国あなご事情

カメラの調子が悪く、更新が少なくなっています。

近頃の市場は、年末なのにあまり活気なく、海もシケ気味なのに、あまり競いあって魚を買って行く光景も見られません。

忘年会シーズンなのに、今年は静かな感じでしょうか。

さて今日は、あなごのお話です。

うちの店では、あなごは江戸前の物を仕入れています。

江戸前のあなごが入荷しない時には、国産のあなごを使用するように努力しています。

築地市場には、国産あなごの他には、韓国産の活けあなごも多く入荷しています。

今日市場で、この韓国産あなごが話題にのぼりました。

韓国のあなごは、２０％が日本への輸出用、２０％が開きなどにして加工品用、あとの６０％が自国消費用なんだそうです。

韓国に行った時、あなごを食べましたが、お刺身にしてコッチジャンベースの辛子酢味噌で食べるのが、ポピュラーのようです。

あと、白焼きのようにしても食べていました。

韓国でも、お刺身系の食べ物は、少しハイグレードの食べ物のようです。

不況の影響で、あなごが韓国でも売れないそうです。

韓国のあなご漁師は、自主休漁しているみたいです。

日本もイマイチ経済が好調になりませんが、お隣韓国も不況という事なのでしょう。

ちょっと寒い日が続き、お刺身や寿司は、冷たい料理のイメージがあるのも、いけない感じはしていますが‥‥‥

しかし、冬は魚がしまっていて美味しい季節です。

温かいお料理もご用意してお待ちしております。

旬の魚を熱燗でいかがでしょうか。

今週もかわはぎ祭

なかなか、更新できずすいません。

今週もかわはぎ祭続行中です。

先週のようには、いきませんでしたが、仕入れ成功です。

小網代から出船、城ケ島周辺での釣りでした。

途中で手が合わなくなり、外道の嵐で壊れてしまいました。

最後に入れががりタイムがありどうにか１８枚。

まだまだ頑張らないといけません。

ご好評のかわはぎの他にも、いろいろ美味しい旬のお魚がそろっています。

少人数の忘年会もまだお席に余裕があります。

ご来店お待ちしています。

今週はかわはぎ祭

昨日は、城ヶ島沖でかわはぎ釣りでした。

小網代から出船。

私、大小含めて２７枚。

仕入れ部長も活躍してくれました。


型が意外と大きいのがまじりましたので、肝和えたっぷりお出し出来るかと思っています。

お昼の丼にも、肝和えを入れた献立を作りました。

ぜひご賞味ください。

今日は、千葉銚子産です

今日は、さばのお話です。

市場でこの所、脂の乗りが安定してよい、玄海灘海域のさばを仕入れようと思っていましたが、今日の築地は、西の魚がシケ気味で入荷が少なめでした。

さばを仕入れたかったので探していると、あったのが、千葉銚子産です。

銚子は、さばの漁獲高が多い漁港ですが、ここ数年は減少しているそうです。

海水温の変化などが原因だと思いますが、ちょっと前には、いいさばがいっぱいとれていた産地、ちょっと注目してみました。

脂の乗りもいい感じです。鮮度はもちろん問題なしです。

きめ細かい身もよしです。

うちの店では、今年いろいろな産地のさばを仕入れて、お客様のご意見を頂きました。

お客様には、いろいろなお好みがあって、産地だけではなく、その時に美味しいさばをお出しした方が喜んで頂ける事を感じました。
巷では、松輪で水揚げされたさばで、松輪よりも内側でとれた物が最高のさばだと言われている人もいますが、そのさばだけが、美味しいさばという事はないと思います。

その日、その日に美味しい魚を探して、ベストな状態の魚を仕入れる事を心がけていこうと思います。

今日のさばもいい具合に〆さばが出来上がりました。

今が旬の美味しいさばをぜひご賞味ください。

うすばはぎのしゃぶしゃぶ

今日は、日曜日のかわはぎ釣りで仕入れ部長が釣ったうすばはぎのお話です。

このうすばはぎ、「やすはぎ」とか「しろうま」いわれている魚です。

かわはぎ釣りやふぐ釣りの外道で釣れる魚ですが、東京の市場では見かけません。

写真のうすばはぎは、体長５０ｃｍの大きな魚です。

お刺身でも美味しく食べられますが、私のおすすめは、しゃぶしゃぶです。

中骨などのアラを使い、だし汁をとり、そのだし汁を使ってしゃぶしゃぶで召し上がって頂きます。

しゃぶしゃぶは、かわはぎよりも、このうすばはぎの方が、雑味がなく軽い味で召し上がって頂けると思います。

東京では、あまり食する事が出来ないうすばはぎのしゃぶしゃぶです。