セラニアという食虫植物です。
食虫植物というのは、その名の通り甘い蜜の香りなどで虫などをおびき寄せ、補注器官になってる葉っぱや茎で虫を捕らえて食べてしまうという、恐ろしい植物です。
よく昔の映画や漫画で、これのメチャクチャ大きいやつが人間を食べてしまうシーンが描かれていて、子供心にとても怖い思いをした記憶があります。
最近では愛好家も多く、花屋さんとかホームセンターなどで、普通に売られているので皆さんも目にしたことはあるでしょう。
このセラニアというのは南北アメリカに分布する、落とし穴式で虫を捕らえる食虫植物です。筒状の葉の中には液体がたまり、そこに獲物が落ち込んで溺れ死ぬという捕食形式をとる植物です。
同じ捕食形式をとるもので有名なものにはウツボカズラがありますね。
さて、今回偶然にセラニアがハエを捕食する瞬間に立ち合せました。
セラニアの発する甘い香りに引き寄せられるように、一歩一歩罠の中に足を踏み入れてしまうのです。
ああ、危ない!
思わず心の中で、ハエさん! にげてェ!!!
と叫んでしまいました。
弱肉強食という自然の驚異を思い知らされる一日でした。
先日お約束した通り、深大寺植物園を紹介します。
ここは正しくは「神代植物公園」というのだそうです。「深大寺植物園」というのは「深大寺にある神代植物公園」という意味らしいですね。はじめて知りました。
今回は深大寺の裏からうっそうと緑の繁る山道を登って、「深大寺口」といういわいる裏口から入りました。
深大寺は国分寺断崖「ハケ」の真下に位置しており、そのハケの真上に植物園がありという地理関係でしょうか。
植物園にくるのも久しぶりなのですが、今回「つつじ展」が開かれていました。いわいるつつじの盆栽展みたいなものですが、これが実に雄大できれいなんです。
優勝した作品なんかまるでデコレーションケーキみたいですよね。
こちらは園長賞の作品です。
そのほかにも世界のバラ園やハナショウブなど、いまが見ごろの花々がいっぱいで一日楽しめました。
また、温室では各国の水蓮が咲き乱れていました。それについてはまた。後日報告します。
今日は久しぶりに好天に恵まれた休日となったので、昨年の七夕以来一年ぶりで三鷹市と調布市境にある深大寺を再訪しました。
とはいっても子供の頃は遠足を含め何回も足を運んだ場所であり、かくゆう厄年のお払いをしてもらった場所でもあるのです。まあ、そんなことはどうでもいい事ですが。
深大寺は773年に満功上人が法相宗の寺院として開創したと伝えられ、859年に天台宗に改宗して以来、天台宗別格本山として今日に至っています。
山号は浮岳山。浅草の浅草寺に次ぐ都内第二の古刹だそうです。ずいぶんと歴史のあるお寺なのですね。
さて、「深大寺」といえば超有名なのが、国分寺断崖の豊かな湧き水に育まれた深大寺そば。
山門前の両側には数多くの、蕎麦屋の名店やみやげ物屋が軒を連ねています。
と思いきや最近ではこんな出店も
おなじみ「ゲゲゲの鬼太郎」の鬼太郎茶屋です。
調布市在住の水木しげるさんが、第二の故郷と敬愛するこの地に「水木ワールド」を構築してから早や10年が過ぎようとしています。
店内には妖怪グッズや関連書籍のほかに、飲食コーナーや妖怪ギャラリーなどもあり、いつも多くの人で賑わっています。
さて深大寺のもうひとつの見所、深大寺植物公園にはこんな情緒あふれる小道から。
というところで時間になりました。(なんの?)
植物園につきましてはまた後日ということで。