四季の武蔵野

次第に失われつつある、武蔵野の「現在」を記憶に留めるため、このブログを開設しました。

太宰治と玉川上水 その2

2009-06-19 07:25:44 | ゆかりの作家たち

今日6月19日は太宰治を供養するいわいる桜桃忌の日です。

61年まえの今日、太宰の遺体は吉祥寺万助橋の袂で発見されました。奇しくもこの日は彼の39回目の誕生日でした。

 


桜桃忌はその翌年からはじまっています。

同郷の作家今官一などが音頭をとって、当時親交のあった井伏鱒二、佐藤春夫、壇一雄、野原一夫作家仲間が遺族を招いて、桜桃をつまみながら歓談するといった「法事」であったそうです。

ちなみに「桜桃忌」とは、彼の作品であった「桜桃」にちなんだものだそうです。

               

今年は太宰治生誕100年にあたり、桜桃忌も特別な賑わいをみせています。死後60年以上経っても太宰の愛好家は数多くいらっしゃるのですね。




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