去る5/10の連旧明けの土曜日にいつもの様にリコーテクノートに電話で修理を依頼しましたら、早速１０頃迄には来て頂き、給紙詰まりの原因を機械内部の記録でローラー摩耗によるものだと不調原因を突き止め、しかも４０回の失敗でご迷惑をかけましたと報告を受け、すぐに部品交換をしていただいき、最近はこの機械不動産業者に好評で、コピーの他にスキャン機能が重視されているようですとのお話がありました。
当社は知人の不動産鑑定士さんがこの機戒を新品で買い、３～４か月しか使わないうちに、急病で他界され、奥様が販売店に引き取りを交渉したが引き取り価格が二束三文のため、せめて３０万くらいで当社に引き取ってくれないかというお話だったので、故人のこともよく知っていましたので、当社は希望価格で買い取り、保守契約をリコーテクノートサービービス（株）と締結し、何年も経ちました、その間スキャンのことは知らずに、別にＡ４スキャンを購入し同じ場所でパソコンとは別に連結して使用していた話をしましたところ、
いまのままではこの機戒が十分に機能を発揮できず宝の持ち腐れの様なものですから、もし連結稼働すれば、今度はＡ４ばかりでなく、Ａ３のカラーのスキャンが可能になるとの事で、ご希望があれば今この場で使用できる様にしましょうか？とのご提案をし下さり、そんなことが出来るのならと即刻お願いしましたところ、機械が古くなっていたのでバージョンアップしたプログラムの追加が必要で、本社に電話で相談しながら、無事に作業を終わらせて下さいました。
途中時間が掛かりそうな場面もあったので、次のお客様もお待ちのようだし当社は今日諦めても良いですよと言ったのですが、私もエンジニヤーの端くれ、ここまできたのに完了しないで帰るのは自分自身が情けないから、もう少し続けさせて下さいと逆提案を受け、仕事を続行しそれから間も無く無事終わりました。
私も今まで何年かの間に、十数回の修理を依頼しましたが、こうした気持ちのいい修理を受けたのは久し振りだったので、いつに無く感動しました。それは次の点でした。
１．彼は修理屋として当然の事をしたまででおそらく私以外の他の社員でも同様の事はしたはずと謙遜する姿勢。
２．彼が自社製品をこよなく愛している姿が手に取るように分かること。
３．自分の修理対象とする機械が十分に能力を発揮出来るように仕事を進める姿勢。
４．困っているユーザーの親身になって考えてくれたこと。
５．なかなか会えない社長さんにも会え、こんなに喜んでくれて私も嬉しいと言ってくれたたこと。
６．流石リコーさんには良い社員がいるなーと羨ましく思ったこと。等々でした。
リコーさんと言えば３０～４０年も前にリコー川口店にいた営業の佐藤光政氏を思いだし、当時彼にも大変お世話になったと話をしたら、実は私も同じ佐藤です。とのことで彼のことも知っているというので、お互いに二度ビックリしました。
当社としては、Ａ４スキャナーは他機に繋いで使えること、更に今後はＡ３カラースキャナーまで使えるようになったこと、Ａ４スキャナーが置いて有った場所が広くなったこともあり本当に嬉しくなりました。
翌朝礼で社員全員に報告し、皆も大喜びでした。私たち不動産業者も同じサービス業なので、佐藤様の今回の気配りは私たちのお手本として見習うことにしました。そして近いうちに弊社のブログに投稿したいので合わせてご了承下さい。と言うお礼状を出して終わりました。すべからくサービス業に携わるもの，かく有るべきと言う見本を見せつけられた思いで、後にはすがすがしい気持ちとさせていただきました。
本当に有り難うございました。またこの場を借りて幾重にもお礼申し上げます。
（株）市川不動産