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インクレディブル・ハルク(映画)

2008-08-17 21:53:53 | 映画
(C)2008 MVLFFLLC. TM & (C)2008 Marvel Entertainment. All Rights Reserved.

今回の記事は『インクレディブル・ハルク』(2008年、監督:ルイ・レテリエ)です。
怒れる緑の巨人・ハルクの実写映画化です。ハルクはマーベル史上最も悩める主人公とされています。さて、映画の方は?

■内容紹介 ※goo映画より
研究実験の事故で心拍数が上がると緑色のモンスター“ハルク”に変身してしまう、科学者のブルース。
彼はその体質の軍事利用を狙うロス将軍から逃れながら、ミスター・ブルーなる謎の科学者と連絡を取り、元の身体に戻る方法を模索していた。
しかし、ふとした出来事からブルースの居場所が割れてしまい、ロス将軍によって送り込まれた特殊部隊員ブロンスキーらに包囲されてしまう。

ブルースの心拍数が上がる。
「僕を怒らせるな。大変なことが起こるぞ」
突然の轟音。
暗闇の中に巨大な何かが佇んでいた。
その何かはフォークリフトを軽々と投げ、特殊部隊を蹴散らし、夜の闇に姿を消した。

その「力」、ためらうな。

インクレディブル・ハルク

THE INCREDIBLE HULK



■感想
ハルクが実写映画化されるのは実は今回で2回目です。
でも今回の『インクレディブル・ハルク』は続編という訳ではなく、また一から撮り直したという位置付けです。
そんな訳で旧ハルクとの関連はありません。
話の趣も映画から感じる雰囲気も全く違います。
旧ハルクは父と子の戦いという印象があったのですが、『インク~』にはそんな設定はなし。
旧ハルクは無意味なほど大ジャンプできて色も鮮やかだったのに対し、『インク~』のハルクはそんな大ジャンプはせず、よりリアル志向になりました。
(旧ハルクの大ジャンプは、けっこう好きだったんですがねー。気持ち良くて)
『インク~』はストーリー面が一新され、よりドラマが深くなったという印象です。

怒りにより変身してしまうハルクは、他のアメコミのヒーローたちとは違い、理性は暴走状態にあり制御が不能。
それ故に主人公の苦悩は深いわけです。
自分自身の暴走で恋人を傷つけてしまったブルースは、彼女の元を逃げるように去り、軍から追われる身に。
ブラジルの街に身を隠し、怒りを抑える鍛錬を積みながら、慎ましく働くブルースは何とも健気です。
そんなブルースを演じるのはエドワード・ノートン。
最近、どこかで見たなと思っていたら、そうかアイゼンハイムだよ。
全然違う役柄です。でも苦悩する主人公という点は同じかな。

この映画、ハルクが登場する前のブルースがブラジルの街を逃げるシーンからして緊迫感があり、見ごたえがあります。
序盤からドキドキと惹きつけられてしまいます。
観客の誰もが期待しているであろうハルクの登場は焦らすに焦らす。
それだけに、ハルク初登場シーンは観ているこっちも心拍数が上がってしまいます。

ブルースはハルク変身前に目がグリーンに光ります。
ウケを狙っているわけじゃないんでしょうが、見開いた目が緑色ってちょっと面白い。
ハルクの見た目は少々怖い。
けど、怒りと悲しみが同居したようなその表情は切ない。
理性は飛んでいながらも、ブルースの感情が表情に表れているのでしょう。

ハルクへと変身することを嫌い拒んでいたブルースが、自ら戦いへと身を投じるラストのダイブシーンは感動しました。
段々と遠ざかっていくブルースの表情が悲しい。

ハルクのアクションシーンは、実写マーベル映画作品の中でも1,2を争う激しさです。
もう激しい激しい。見ごたえは十分です。
技の名前を叫びながら必殺技を繰り出す、ヒーローもの定番のシーンもちゃっかりありました。
「ハルク・スマッシュ!!」
けっこうノリノリです。ハルク。

終わり方はいかにも続編を作るだろうな、という締めくくり方。
近い将来、新生ハルク2が観れるかもしれない。


映画データ
題名インクレディブル・ハルク
製作年/製作国2008年/アメリカ
ジャンルアクション/SF/アドベンチャー/マーベル
監督ルイ・レテリエ
出演者エドワード・ノートン
リヴ・タイラー
ティム・ロス
ティム・ブレイク・ネルソン
タイ・バーレル
ウィリアム・ハート
ピーター・メンサー
ルー・フェリグノ
ポール・ソールズ
ヒクソン・グレイシー
スタン・リー
ロバート・ダウニー・Jr、他
メモ・特記原作:マーベル・コミック
おすすめ度★★★★
(★は最高で5つです。★:1pt, ☆:0.5pt)

■Link
+⇒公式HP(Japanese)
+⇒インクレディブル・ハルク - goo 映画

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3 コメント

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こんばんは (Matthew)
2008-08-17 23:37:54
前作はDVDで見たのですが、エリック・バナのままなら良かったのにな。
最近、米映画も原作が漫画っていうのが増えてますよね。「ヘルボーイ」も2が作られたとか聞きましたし、もうすぐ公開の「アイアンマン」もそうですよね。
「ハムナプトラ」があり、「20世紀少年」があり、「ハンコック」あり、観にいけないかも・・・
信じられない? (萩 ますび)
2008-08-18 00:05:44
近年の映画
苦悩するヒーロー多いですね
スーパーマン、スパイダーマン、バットマンしかり
無敵のヒーローにも
悩みはあるって事でしょうか
時代の支流ですね
コメントありがとうございます (ichi-ka)
2008-08-18 00:46:29
>Matthewさん
エリック・バナのハルクも僕はけっこう好きでした。
確かに漫画原作の映画は増えましたね。ハンコックは観たいな。忘れちゃならないのがドラゴンボールハリウッド版。どんなんになるんだろう?若干心配…。

>萩 ますびさん
ヒーローも人間ですからね。悩みを抱えるっていかにも人間くさくて僕は好きですよ。
昔と比べて単純明快なストーリーが減ってきているのは時代の流れなのかな?

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