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アメイジング・スパイダーマン(映画)

2012-07-16 23:00:00 | 映画
今回の記事は『アメイジング・スパイダーマン』(2012年、監督:マーク・ウェブ)です。
マーヴェル・コミックスの人気キャラクター「スパイダーマン」の実写映画化、再リブート作品。
アンドリュー・ガーフィールドを新主演に据え、装いも新たにスパイダーマン誕生の物語を描いたアクション・アドベンチャー大作!
映像はよりダイナミックに、物語も今風に生まれ変わった新生スパイダーマン、かなり面白かった。

■内容紹介 ※goo映画より
8歳の時に両親が失踪した高校生のピーター・パーカーは、ある日、科学者だった父親が残した研究ノートを見つける。
父の研究パートナーだったコナーズ博士をオズコープ社に訪ねたピーターは、そこで特殊なクモに噛まれて以来、身体に異変が起こり、不思議なパワーを発揮するようになってしまった。
その頃、ピーターの父の残した数式をもとに異種間遺伝子交配の研究を完成させたコナーズ博士は、自分の体で人体実験を行っていた…。

恐れるな。自ら選んだ、この運命を。

アメイジング・スパイダーマン

アメイジング・スパイダーマン

アメイジング・スパイダーマン


■感想
サム・ライミ監督、トビー・マグワイア主演で描かれた旧スパイダーマン3部作。
トビーが悩めるヒーロー像を見事に演じた旧シリーズも十分に面白かった記憶がある。
なので、2012年にキャストも世界観も新たに再リブートした『アメイジング・スパイダーマン』はどうなることかというドキドキ感がありました。

けれど、実際に『アメイジング・スパイダーマン』を観た感想としては、予想以上に面白かったです。

アンドリュー・ガーフィールドが演じた新生ピーター・パーカー(スパイダーマン)。トビーが旧シリーズ第1作で演じていたピーターよりも、だいぶ今風で、イケてる高校生になっていました。
物語も青春テイストが強くなっていて、ピーターと新ヒロイン・グウェン(エマ・ストーン)との恋愛ドラマが微笑ましく描かれています。
今作のピーター君、恋愛も、超人的な力を手に入れてはしゃいでるシーンも本当に楽しそうで可愛い。
(おじさんのかたきを討とうと復讐に走っているにしてはノリが軽過ぎないか…と思わないこともないけども)

あまり旧作と比べるのも悪い気がしますが、ヒロインに関しては旧シリーズのキルステン・ダンストが演じたヒロインよりも、エマ・ストーンの新ヒロインの方が、ずっと印象が強くて良くなっていたように思います。
スパイダーマン=ピーター・パーカーのことを、ヒーローという視点ではなく、普通に同級生の気になる男子という等身大の身近さで捉え心配する姿は可愛かったです。
学校でリザードと戦うスパイダーマンを心配し手助けしようとしたり、自らオズコープ社に血清を取りに行ってくれたりと、行動的なところも良かった。

スパイダーマンの外見はよりファンキーになってます。特にグラサン?(目元)部分のデザインが…。
またスーツの質感がよりリアルになったように思う。旧シリーズの完成度が高かったスーツに比べると、より人間業で作られたようなリアリティーがあったように思う。
ただあの格好で街中をウロウロしてたら危ないやつと思われそうなのは変わらず…。今作でも頭から警察に犯罪者と決めつけられてますからね…。

映像の迫力はさすがは最新の技術が駆使されたVFX。大幅にグレードアップしてます。
大迫力でスピード感もあり、不思議とリアリティーも感じられる自然さもあった。
スパイダーマン視点でNYの街をビルからビルへ飛び回るシーンなどは迫力満点! これは3Dで映画館で観る価値、十分にありです。

シナリオ・演出面も良かった。
橋で子供を助けるシーン、すごく良かった。ピーターのマスクを取って安心させる気配りは素敵だった。
それまでは何となくの信念で行なっていた彼のヒーローとしての行動も、この子供救出を通して何かを掴んだんじゃないかと思う。
ピーター君、第1作から正体がばれまくりなんだけど、より身近なヒーローという感じが強く出ていて良いのかもしれない。

後半に向けての盛り上げ方も上手く、「ここで正体がバレるのか!」という新鮮な驚きの後に、ボロボロになったピーターが、オズコープ社へクレーンで向かうシーンは感動的で目頭が熱くなった。まさか第1作目からここまで感動できるとは思っていなかった。

演出もセンスの良い上手さが光ってます。迫力のアクションシーンでも所々にクスリとできるような演出を入れられていて、それが上手く効いている。学校でリザードと戦うシーンにもクラッシクな音楽が流れるシーンが一度だけあったりと、緩急のつけ方は上手い。

ノリのどこか軽い『アメイジング~』ですが、しっかりピーターの葛藤が伝わってくる繊細さもあって心動かされます。
しかもコナーズ博士や、メイおばさん、グウェンの父親とのエピソードもしっかりと描かれ一切の妥協がない。物語の完成度はすごく高い。

ラストシーンも素敵でしたね。不機嫌だったグウェンを、ピーターがたった一言で笑顔にするシーン、もう素敵すぎる。しかもピーターのこのセリフ、彼女にだけ分かるように意味がこめられいて、他の人には別の意味で伝わるという見事さ! これは惚れるよなー。

エンドロール後に、次回作への布石を残し終わる本作。次回作も楽しみです。

■登場人物ちょいメモ
・ピーター・パーカー/スパイダーマン(アンドリュー・ガーフィールド)
…主人公。実験中の蜘蛛に噛まれたことで超人的な力を手にする。内気な高校生という設定だがそんな印象はあんまり無い。ヒーローにしてはノリが軽く、犯罪者を煽る姿は確かにそのまんま高校生っぽい。次回作あたり調子にのっていそうな危険度がある。

・グウェン・ステイシー(エマ・ストーン)
…ピーターの高校の同級生。父親は警官で厳格。何故かピーターが潜り込んだオズコープ社でアルバイトをしているという強引な設定が活かされ、ピーターとはお互いに気になる存在へと急接近。「僕が悪を倒さなきゃいけない」と息巻くピーターを心配するなど、確実にピーターよりしっかりした大人な性格。

・カート・コナーズ博士(リス・エヴァンス)
…ピーターの父と働いていた同僚。片腕を失くしていて、再生遺伝子の研究に熱意を燃やしている。おそらくピーターの父の失踪の原因をある程度は知っており、しかも彼にも責任の一端がありそうなニュアンスがあり、罪深き研究者っぽい雰囲気がある。個人的にはピーターの真実を知る心強い理解者になって欲しかった。

・キャプテン・ステイシー(デニス・リアリー)
…グウェンの父親で警察官。厳格で警官としての正義感が強く、スパイダーマンのことを危険な犯罪者と決めつけ敵視する。ま、確かに外見すごく怪しいので仕方ない。最高潮に盛り上がるクライマックスでもの凄くかっこ良い役になるのだが、最後の彼の忠告の空気読まなさ加減は異常。

・フラッシュ・トンプソン(クリス・ジルカ)
…ピーターの高校のいじめっ子。旧シリーズではヒロインの恋人っぽい立ち位置からのスタートだったが、今作ではそんなこともなく、グウェンに「あのフラッシュですら来てくれたのに」と皮肉を込めた引き合いに出されている始末。毎回超人化したピーター君の最初の被害者となる可哀想な役回り。

・リザード(???)
今作のメイン敵。そのまんまトカゲなリアルな外見に多くの人が絶句を覚えると共に「何故にトカゲ…!」とツッコみたくなる。だって今までのスパイダーマンの敵って緑のゴブリンだったり、腕たくさんの人だったり、岩男だったりと派手だったじゃん。

■予告編


映画データ 
題名 アメイジング・スパイダーマン 
製作年/製作国 2012年/アメリカ 
ジャンル アクション 
監督 マーク・ウェブ 
出演者 アンドリュー・ガーフィールド
エマ・ストーン
リス・エヴァンス
デニス・リアリー
キャンベル・スコット
イルファン・カーン
マーティン・シーン
サリー・フィールド、他 
メモ・特記 新生スパイダーマンシリーズ第1作 
おすすめ度★★★★☆
(★は最高で5つです。★:1pt, ☆:0.5pt)

■Link
+⇒公式HP(Japanese)
+アメイジング・スパイダーマン - goo 映画

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2 コメント

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Unknown (けん)
2012-07-17 01:22:52
TBさせていただきました。
またよろしくです♪
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2012-07-29 13:29:17
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