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暗黒童話 / 乙一

2005-09-24 13:34:37 | 読書
乙一さんの『暗黒童話』です。
簡単に内容を紹介しときます。

事故により左眼を失い、記憶まで失ってしまった「私」。
「私」は記憶を失う前の自分=菜深(なみ)とは外見以外全く違い、
家族や友達は「私」に対して菜深であることを求めた。
「私」は眼球移植により失った左眼を取り戻す。
しかし「私」の生活は変わらず、空っぽの日々が続いた。
そんなある日、移植された左眼が様々な映像を「私」に見せ始める。
空っぽだった「私」にとってその映像は思い出の代わりとなり、大きな部分をしめていく…。

はじまりはこんな感じの話です。
ただしこれは本当に最初のころの話で、この後の話が小説の大部分を占めます。

またこの小説には本題にもなっている暗黒童話のひとつ『アイのメモリー』という話も入っています。

この小説、相当なグロさです。
表紙からしてグロイ。床に目玉が転がってます。
まさに暗黒です。
物語前半の空っぽで居場所のない「私」の頃の話は切なくて
ある目的を持って旅立った「私」が自分の居場所を見つけたあたりの話はなんか嬉しくて
目的のために強さを見せる「私」はかっこいいです。
そして今回も後半で「あっ!」と思わされます。
やっぱり面白かった小説でした。


『暗黒童話』 / 乙一 / 集英社文庫
ジャンル:小説(ミステリ/ホラー/童話)
おすすめ度:★★★★
は最大で5つです)
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