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借りぐらしのアリエッティ(映画)

2010-08-29 00:49:00 | 映画
(C) 2010 GNDHDDTW

今回の記事は『借りぐらしのアリエッティ』(2010年、監督:米林宏昌)です。
古い家の床下に暮らす小人一家の少女とその家の少年との交流を描いた2010年のスタジオジブリ作品。
声の出演に人気急上昇中の志田未来ちゃんと、声優もいけるクチな神木隆之介くん。
大作感はやや薄口ですが十分素敵な映画だったと思います。

■内容紹介 ※goo映画より
アリエッティはとある郊外の古い屋敷に住んでる小人の女の子。
小人の一族は、自分たちの暮らしに必要なモノを必要なだけ人間の世界から借りて生活する、借りぐらしの種族だ。
アリエッティが初めて借りに出たその夜、借りの最中に病気の静養でこの屋敷にやってきた少年・翔に姿を見られてしまう。
人間に姿を見られたからには、引っ越さないといけない。
掟と好奇心の間でアリエッティの心は大きく揺れるのだった…。

人間に見られてはいけいない。

借りぐらしのアリエッティ

借りぐらしのアリエッティ


■感想
2010年のスタジオジブリ映画作品『借りぐらしのアリエッティ』。
巷の評判を見てみると、「悪くはないんだけど今ひとつ」
そんな意見が多いみたいです。
ま、ジブリ作品なので世間の期待はどうしても高くなってしまうので、それはしょうがないのかなぁーと。

『~アリエッティ』は最近のジブリ作品と比べると、宮崎駿さんが監督した『崖の上のポニョ』ほどはジブリっぽくなく、吾郎さんの『ゲド戦記』よりはジブリっぽい作品だったと思う。
映画の舞台はある家とその庭周辺だけ。また、登場人物も少ないので、どうしても大作感が感じられないのが難点と言えるかもしれない。
けれどその分、物語は分かりやすくスッキリしていて誰もが楽しめるものに仕上がっていたんじゃないかと思います。
少なくとも僕は満足できたし、十分素敵な映画だったと思っています。
(ポニョもゲド戦記も良い映画だったと感想書いた甘口ジブリ擁護派の意見として受け取ってください)

物語は家族の絆の良さを再認識させてくれるアリエッティ一家ドラマも良かったけれど、やはり一番心惹かれたのは、アリエッティと翔とのドラマでしょう。
アリエッティと翔との関係にホントにごく僅かだけど恋心を感じられ、ちょっとドキドキしてしまいます。
こういう少年少女の微妙な関係を描かせたらジブリはやっぱり強い。

アリエッティの声を演じた志田未来ちゃんも良かったです。
家族想いで優しく元気なアリエッティをとても上手く演じていたと思います。
責任感が強くしっかりした一面は凛々しく、翔へ抱く想いに戸惑いつつも揺れる様は可愛かったです。
流石は今、人気急上昇の女優さん。
(今回のレビューには関係ないですけど、志田未来ちゃんは2010年夏現在放送中のドラマ『ハンマーセッション』でも元気なヒロインを演じてます。
一番小柄なのにズバッとしたもの言いがやたら可愛い)

ちなみに映画『~アリエッティ』で一番可愛いのは、ヒロイン・アリエッティよりも、翔だったりします。(←おい…)
病弱な美青年、翔が妙に甘美で艶っぽい感じがしてドキドキしてしまう。
これ、ぜったい狙ってますよね、ジブリ製作陣。
最初、アリエッティに向かって
「君たちは滅びゆく種族なんだよ」
と言い出したときは、こいつとんでもないことをサラッと言いよると思ったけれど、最終的にはとても優しい印象が残り魅力的でした。
そんな翔を見事に演じた神木隆之介くんは、そうとうなはまり役だと思った。
神木くんには『サマーウォーズ』の健二より、こういう神秘的で少し陰のある役の方が似合う気がする。

映画の絵柄もクラシカルな雰囲気で描き込まれていて良かったと思います。
空気のきれいな、自然豊かな田舎へ避暑へ行った。そんな気分が味わえる夏にピッタリなヴィジュアルだったと思います。

観終わった後、とても優しい気持ちになれるのは流石はジブリ映画。
興味のある方はぜひご覧になってみてください。

映画データ 
題名 借りぐらしのアリエッティ 
製作年/製作国 2010年/日本 
ジャンル ドラマ/ファンタジー/アニメ 
監督 米林宏昌 
声の出演 志田未来
神木隆之介
大竹しのぶ
竹下景子
藤原竜也
三浦友和
樹木希林
羽鳥慎一
吉野正弘、他 
メモ・特記 スタジオジブリ作品
企画・脚本:宮崎駿
原作:メアリー・ノートン『床下の小人たち』 
おすすめ度★★★★
(★は最高で5つです。★:1pt, ☆:0.5pt)

■Link
+⇒公式HP(Japanese)
+⇒借りぐらしのアリエッティ - goo 映画

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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
こんにちは (Matthew)
2010-08-29 08:24:23
コメ&TBいただき、ありがとうございました。

この作品、「ポニョ」より好きになりました。
志田未来さんの声、アリエッティにとっても合っていましたよね。

今まで見た宮崎監督以外の作品では、一番宮崎監督作品に似ていた(ウケをとるとことか、わくわくする冒険シーンとか)気がします。
米林監督には、今後の作品にも期待します。

>病弱な美青年、翔が妙に甘美で艶っぽい感じがしてドキドキしてしまう。
これ、ぜったい狙ってますよね、ジブリ製作陣。

うんうん、やっぱり・・・
Matthewさん (ichi-ka)
2010-09-04 12:00:14
コメントありがとうございます。

アリエッティは、原作が海外作品なだけに、欧州っぽい雰囲気がどこか強く感じたけど、日本の清涼な田舎という印象もあり不思議な作品だったと思います。

ジブリも宮崎監督以外が初監督することが多くなってきましたね。
米林監督の今後の作品には期待ですね。
ただ、次回作は吾朗さんて噂がちらほら出てます。

翔はぜったい狙ってると思います。

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