Model 107

1985年の107
じっくり時間をかけてお気に入りの一台に仕上げます。

トラブル

2007-03-25 | Weblog
2週間ほど前にガレージに行った時の出来事です。
お天気も良いことだし、ちょっとSLでドライブに出かけてこよっかな…と「ウキウキ」スタータを回したのですが、全く反応がありません。「ウソ!」何かの間違いでしょ…
でも間違いじゃなく、バッテリーが空っぽ…。電気系統は絶好調で始動性も抜群でしたのでショックでした。
しかし、現実にバッテリーが上がっちゃっているのだから、次善の策を考えなくては仕方がありません。
まず、ガレージにある他車の予備バッテリーでジャンプしてみますが、セルモターが力なく「ウルッ…」と囁くだけです。こりゃダメだわ、とオデ君のバッテリーを外してジャンプしてみますが、やはり同じです。「エー、そんなに容量が違うか?」
と思いつつ、何かとんでもないトラブルに巻き込まれたのかと、「冷や汗」が出てきます。伝説の零戦パイロット、「坂井三郎さん」もおっしゃっていました。トラブルに遭遇した時にまずやらねばならない、一番大切なこと…「落ちつく事、平常心」だと。
「落ち着くんだ!」と自分に言い聞かせます。
「こいつをチャージするっきゃないか…」
昔、ラジコンカーのレースをやっていた時のバッテリー・チャージャーがあるのを思い出しました。
SLのバッテリーはロードス君と同じくトランクにあるんです。トランクが開けられる位置まで、人力で車を押します。
写真のようにチャージャーを繋ぎ、電圧を約13Vかけると4Aほど電流が流れます。「ん?…」いけるかも…。夕方から翌日の朝まで14時間ほど充電をしました。
夜中もずっとつきっきりというわけにも行かないし…朝まで放置しました。もし過充電で火災になったらどうしよう…なんて不安もあったのですが、「ま、いっか…」です。
気の弱い、繊細で真面目なはずのA型のオジサンなのに、どうしてこんなに、「いい加減」になれるのか本人も信じられません。



早朝、ガレージに行ってみると、写真のように電流は約1A弱しか流れていません。一応チャージできているみたいです。
「不安と期待」でバクバクしながら、スターターを回してみます。「シュルーン」と勢い良くセルモーターが回り、ちょっとザラついた音でエンジンが回り始めます。
「やった!、ラッキー!」ラジコンカーのバッテリーチャージャーで、実車のバッテリーをチャージできるんですね。
なぜ、バッテリーが上がってしまったのか…根本のトラブルの理由ははっきりとわかりませんが、ルームランプをいじっていて、ヒューズを飛ばしてしまったことがトラブルの遠因と考えるのが妥当でしょう。



写真はレースをやっていた時のチャージャーのセットです。
「LEYTON HOUSE」懐かしいですね。
こんなもん作って夢中になっていたんですね。

ちなみに、昨日、2週間ぶりに田舎のガレージに行ってきました。
はたして、バッテリーはどうかなー?と思いつつ、スタータを回しましたが、元気良く「シュルーン」と回っていました。
胸のつかえが一つ無くなり「ホッ」としました。
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