八甲田丸観賞のハイライトは船倉内に展示された車両と列車を積み込む際に開放される水密扉、桟橋と結合されるレールです。
レールファンとなってから毎年訪れています。
2013年に訪れた際の記事を見ると、そうとう感動しまくっていたことが偲ばれます。
2013年八甲田丸の記事はこちらから。
郵便車の展示と説明です。
鉄道郵便とか鉄道荷物など今では通用しない言葉となってしまいました。
もうじき年賀状の準備をする季節ですが、多くの人がスマートフォンなどのツールで新年の挨拶をする時代です。
メール→郵便手紙…とはならないようですね。
正面に見える銀色の扉。
青函連絡船の証ともいえる水密扉です。*パンフレットでは「船尾扉」と説明されています。
初期の青函連絡船ではこの水密扉は装備されていなかったそうです。
しかし洞爺丸沈没の海難事故から幾つかの問題点が露呈し、その一つに開口部から海水が浸水したため船のバランスが失われ横転、沈没したとの調査結果を踏まえ、青函連絡船全船にこの水密扉が装備されたそうです。
水密扉へと続くレール。
レールの先端には「H型」とも「Y型」とも表現困難な不思議な形の物体。
これは船内と桟橋のレールを接続する際のジョイント?です。
青函連絡船のDVDをご覧になると「ジョイント君」の働きが良く分かります。
水密扉を操作するスイッチ類。
多分あの赤いスイッチで扉を開閉するのだと想像します。
ボードには積み込む車両の総数が記されています。*生々しいですね。
「自動車15台」 という記述も見られます。
列車を積み込む際には、船のバランスを考え片方に過重が偏らないように積載していくそうです。
確か…水タンクの水を注水、排水しながらバランスを取るらしいです。
青函連絡船DVDで、船内ツアーの模様が収録されていました。
乗船客を船倉に案内し、何と!この水密扉を開いています。
もちろん航走中です!
今の時代なら考えられないシーンですが、これもサービスの一環だったのでしょうね。
ビックリしました。
保存展示されている「DD16 31号機」
以前はライトが一方外されていましたが、今は両目とも復活しています。
「DD16 31号機」と連結されているのが「控車」の“ヒ834”です。
屋内展示ですから状態は大変良好のようです。
屋外展示されていた控車と同じ役割の車両です。
こちらも控車“ヒ835”です。
車両デッキには控車が4両展示されています。
先の「DD16 31号機」に1両単独で連結されていた“ヒ835”ですが、車両の積み込みなどでは2~3両連結して運用していたようです。
*青函連絡船DVDで観ました。
階段通路からもう一度“ヒ835”を観賞します。
荷物を固定したりする装置は一切見当たらず真っ平らの床、まさに“棒”のような運用の為だけに存在する車両なのが分かります。
控車の説明プレートです。
鉄道に興味の無い若い世代の方には言葉だけでは理解し難いでしょう。
控車の活躍する様を動画で展示すれば良く分かるでしょうね。
八甲田丸の展示をゆっくりと観賞し津軽海峡フェリーターミナルにやってきました。
「スマート・チェックイン」でゲートの読み取り機にQRコードを読ませるだけで乗船手続きが終了し、オデ君を乗船待ちのスペースに駐車します。
それでもまだ12時半頃です。
真夏の快晴ですが、フェリー桟橋はいつも風が強く吹いています。
ターミナルの旅客待合スペースのソファーで涼みます。
窓からは本日乗船の「ブルーマーメイド」と青森港が広がります。
間もなく北海道上陸、そして旅行スタートです!
フェリーに乗船する際のボーディング・ゲート。
この先のボーディング・ブリッジを渡ってフェリーに乗船します。
クルマ利用の乗船客はクルマと共に車両甲板に乗船しますので、私は利用したことはありません。
函館港には18時頃着岸。
8月の18時はまだ明るさが残ります。
オデ君もヘッドライトを点灯しなくても走行OKです。
函館駅を通り過ぎ観光客の姿も見えなくなった275号線を走ります。
*函館山ロープウェーで夜景を見る観光客はこれから大勢訪れるでしょうけれど…
本日の宿泊は旧桟橋(東浜桟橋)の見えるホテルです。
途中、買い物やオデ君の給油などを済ませて、ホテルに到着したのは18時半頃になりました。
さて…シャワーして赤レンガ倉庫の灯りなど見ながらビールタイムです。
本日のオデ君の走行は744Kmでありました。
オデ君もお疲れ様!
レールファンとなってから毎年訪れています。
2013年に訪れた際の記事を見ると、そうとう感動しまくっていたことが偲ばれます。
2013年八甲田丸の記事はこちらから。
郵便車の展示と説明です。
鉄道郵便とか鉄道荷物など今では通用しない言葉となってしまいました。
もうじき年賀状の準備をする季節ですが、多くの人がスマートフォンなどのツールで新年の挨拶をする時代です。
メール→郵便手紙…とはならないようですね。
正面に見える銀色の扉。
青函連絡船の証ともいえる水密扉です。*パンフレットでは「船尾扉」と説明されています。
初期の青函連絡船ではこの水密扉は装備されていなかったそうです。
しかし洞爺丸沈没の海難事故から幾つかの問題点が露呈し、その一つに開口部から海水が浸水したため船のバランスが失われ横転、沈没したとの調査結果を踏まえ、青函連絡船全船にこの水密扉が装備されたそうです。
水密扉へと続くレール。
レールの先端には「H型」とも「Y型」とも表現困難な不思議な形の物体。
これは船内と桟橋のレールを接続する際のジョイント?です。
青函連絡船のDVDをご覧になると「ジョイント君」の働きが良く分かります。
水密扉を操作するスイッチ類。
多分あの赤いスイッチで扉を開閉するのだと想像します。
ボードには積み込む車両の総数が記されています。*生々しいですね。
「自動車15台」 という記述も見られます。
列車を積み込む際には、船のバランスを考え片方に過重が偏らないように積載していくそうです。
確か…水タンクの水を注水、排水しながらバランスを取るらしいです。
青函連絡船DVDで、船内ツアーの模様が収録されていました。
乗船客を船倉に案内し、何と!この水密扉を開いています。
もちろん航走中です!
今の時代なら考えられないシーンですが、これもサービスの一環だったのでしょうね。
ビックリしました。
保存展示されている「DD16 31号機」
以前はライトが一方外されていましたが、今は両目とも復活しています。
「DD16 31号機」と連結されているのが「控車」の“ヒ834”です。
屋内展示ですから状態は大変良好のようです。
屋外展示されていた控車と同じ役割の車両です。
こちらも控車“ヒ835”です。
車両デッキには控車が4両展示されています。
先の「DD16 31号機」に1両単独で連結されていた“ヒ835”ですが、車両の積み込みなどでは2~3両連結して運用していたようです。
*青函連絡船DVDで観ました。
階段通路からもう一度“ヒ835”を観賞します。
荷物を固定したりする装置は一切見当たらず真っ平らの床、まさに“棒”のような運用の為だけに存在する車両なのが分かります。
控車の説明プレートです。
鉄道に興味の無い若い世代の方には言葉だけでは理解し難いでしょう。
控車の活躍する様を動画で展示すれば良く分かるでしょうね。
八甲田丸の展示をゆっくりと観賞し津軽海峡フェリーターミナルにやってきました。
「スマート・チェックイン」でゲートの読み取り機にQRコードを読ませるだけで乗船手続きが終了し、オデ君を乗船待ちのスペースに駐車します。
それでもまだ12時半頃です。
真夏の快晴ですが、フェリー桟橋はいつも風が強く吹いています。
ターミナルの旅客待合スペースのソファーで涼みます。
窓からは本日乗船の「ブルーマーメイド」と青森港が広がります。
間もなく北海道上陸、そして旅行スタートです!
フェリーに乗船する際のボーディング・ゲート。
この先のボーディング・ブリッジを渡ってフェリーに乗船します。
クルマ利用の乗船客はクルマと共に車両甲板に乗船しますので、私は利用したことはありません。
函館港には18時頃着岸。
8月の18時はまだ明るさが残ります。
オデ君もヘッドライトを点灯しなくても走行OKです。
函館駅を通り過ぎ観光客の姿も見えなくなった275号線を走ります。
*函館山ロープウェーで夜景を見る観光客はこれから大勢訪れるでしょうけれど…
本日の宿泊は旧桟橋(東浜桟橋)の見えるホテルです。
途中、買い物やオデ君の給油などを済ませて、ホテルに到着したのは18時半頃になりました。
さて…シャワーして赤レンガ倉庫の灯りなど見ながらビールタイムです。
本日のオデ君の走行は744Kmでありました。
オデ君もお疲れ様!