トレッキングのち山笠、一時釣りですが、元々はラグビー

物忘れが酷くなってきました。日々の出来事を書き残します。

はじめての坐禅体験

2017-11-19 23:01:27 | 日記
平成29年11月19日(日) 晴


「福津暮らしの旅~お寺で過ごす秋の一日」の体験企画に申込み、釣り仲間の山ちゃんを誘って参加


お世話になったのは、福津市上西郷の「曹洞宗 太平寺」さん


室町時代から続く、大内家が建立したお寺さん



板張りの、底冷えする修行場を想像していたのだが、畳が敷いて暖房が入った本堂での坐禅でした
ホットしました(笑)


まず、曹洞宗における戒律、作法からレクチャーを受ける
もちろん正座です
住職は、「椅子を使ってよい」と促してくれるものの、言葉の前に「足の悪い方は」が付け加えられている
修行と思い耐え忍びます

曹洞宗における礼拝を教わります
肘から指先までと、額を床に着けるのですが、お腹が邪魔してお尻が浮きます
ぎこちない姿が目に浮かびます

皆で般若心経を唱えます
経本があります


いよいよ坐禅です
正座から解放されます


作法を教わってから坐禅が始まります
一つ一つは簡単だけど、その順番や細かい姿勢などがあるので、ついつい隣を見てしまう

坐禅とは、目を閉じるものだとばかり思いこんでいましたが、1メートル先の床を見つめるそうです
現実には襖のヘリでしたが…

©福津暮らしの旅fb

最初の3分間くらいは、頭の中が真っ白になれたのですが、その後は色々な事が立代り入れ代り、泡のように浮かんでは消えていきます
住職から、禅とは「悔やむことを引きずらないこと。今が大切なこと。」(自分なりの解釈です)を解かれていたので、雑念がどんどん湧いて出てきました

時間は15~20分程度かな、と思ってましたが、事務局の方に訊ねると30分だったとのこと


坐禅の次は部屋を移って、写経です
一字一字を丁寧に書きました
私がビリッケツでした



次に本堂に戻り住職の説法を受けます
この時間におせったい(精進料理)の準備でしょう
小学2年生のお孫さんかな?娘さんかな?も賄いのお手伝いをしていました


食事にも色々な作法がありました
器を置く順番もあります
食事の仕草もあります
「いただきます」の前に五観の偈(ごかんのげ)を唱えます


食事を終えたら、沢庵とお茶で器を洗い、最後にお茶を飲み干します


最後に茶菓子をいただき、自己紹介と感想を述べあいました



8:45~13:15 4時間30分の貴重な体験でした
心が洗われたような気がします


体験を終えて御朱印をいただきました







福津暮らしの旅 事務局の方々には、大変お世話になりました
有難うございました


母と御船山楽園の紅葉散策

2017-11-19 21:45:31 | 日記
平成29年11月18日(土) くもり/晴


くも膜下出血が元で、介護施設に入所している母を連れ出して、紅葉が見頃の武雄市「御船山楽園」に
片道2時間の小旅行



手押し車の補助で歩く母
駐車場からの、シャトルバスに乗るのも一苦労
嫁と二人でサポート

親孝行の押売りを受入れてくれる母
海のように広く寛容だ

一生懸命に歩くものの、周りの半分くらいのスピード
足元に気を取られて、風景を楽しめているだろうか??








「外の空気は美味しいか?」

『外はいいね!』


苺のような、甘い思い出になってくれればいいのだが…