a passion for cars

自動車趣味…その果てしなき天国と地獄についてのブログです。オーストラリアでのロータスエクシージによる海外レースなど。

ヤァーババババい

2008年06月03日 01時13分42秒 | Weblog
さて昨日よりガソリンの価格がまたしても上がりました。
巷のGSでは土曜から駆け込み給油でGS前の道路は渋滞です。

30年前、一家7人がのりこんだカローラの助手席、幼少の俺の目に映った
ガソリンの価格はほとんど固定相場でリッター140円でした。
給油機のガソリン注入量と、支払額のドラムがリンクしてくるくる回っていたのを
覚えている人も多いでしょう。
相対的に昔はガソリンは高かったのです。ウチのカローラが4年で1万キロしか走ってなかったのがその証拠です。

その頃から当然ながら収入も増え、多少のガソリン代のアップも「あのころに比べれば…」と気にしたことはありませんでした。
しかしこうガンガン上がると、確実に消費マインドは下降に向かっていきそうです。ニュースではリッター200円時代などと言われています。

日本の経済が後退して昔に戻っただけ?

そうじゃない。セカイは確実に進歩してます。そしてガソリンがリッター100円で買えた時代はもう戻っては来ない。

こんな車を買う人はいなくなっちゃうんじゃないでしょうか。
大型のスポーツカーを持っているだけで反社会的と言われ、生産するメーカーの株価は下落します。
もはや白亜期末のT-rex。最後の恐竜。

おそらくあと10年もたてばガソリン燃やして走るなんてのは前近代的、なんていわれるんでしょうな。

わかってますとも。

趣向品と呼ばれるあらゆるものの値段が高くなるでしょう。高くすべき。

私はスモーカーですが、タバコは1箱1000円でもしょうがない。何の生産性もないから。むしろマイ。
ガソリンも200円超えれば、交通手段はまた公共機関に取って代わられるでしょう。消費税も20%。Z06買うのに200万の消費税。もちろん2-elevenも170万円。

しょうがないんです。あと3年で、全人口の1/4が65歳以上になるんです。
街を歩く人の4人に1人が65歳以上なんですよ。
「悲しいけどこれ、現実なのよね」、とガンダムじゃなくてもわかる話。

ホントにこれが最後かもしれない。
ロータスは生き残っていくかもしれない。
でも大排気量スポーツカーはダメだろうな。

さて、消え去ってゆく最後の恐竜として買っておくべき車は何か。

Z06か。GT-Rか。F355か。


私はやっぱりディアブロ。