マジカル・ミスってるツアー

MMT社
猫と水どうとするめイカ面達との非常識の中の常識的日常

彼女の靴

2008-07-12 12:18:07 | Weblog


こんなモノを買っている場合じゃないのに。




何か途方もないモノに、恋焦がれてると、一瞬現実に引き戻され、とても無意味に感じる時がある。

幼少時から続いてた、世帯主中心の原理原則主義にのっとった暮らし、つまり我が家の常識という余波が、押し寄せてくるのである。

それまで、他に世界を知らないのだから、何の不満も感じる事がなかったのだが、私に限って起こる事のない、芸能人にうつつを抜かすという、行為に走った頃から、崩れ始めた。

行為に走った理由は、世帯主の柱が病気の為、揺らいだのが原因。

40過ぎのおばさんが、弾けたらもう止まらない。

大人買いは出来るし、それまで培養されてきた経験で、夫に嘘は付き放題。

私が機嫌よく生活していられるのだから、たいした事ないじゃないと正当化するのは、おてのもの。


しかし、何故、世帯主に嘘をつかなければならないのか・・・?

それは、やはり、自分の中で何か疚しいと思う事、若しくは妻・母・嫁という立場上非常識な行為として、今まで蔑んできた事をしているせいなのであろうか。


数年前、初めてイ・ビョンホンに会えるチケットが、サマンサタバサのネックレス付きで10万円くらいだったかなあ。

スペースマウンテン48時間乗りっぱなし位、心が揺らいだ。

しかし、最終的に、ウン十年の培ってきた金銭感覚を天秤に掛け、そのチケットは、購入せず替わりにバーバーリーのダッフルコートを即買いした。



今回のこのバリーの靴の反対側の天秤皿には、一体、何が乗っているのであろうか。



審判員は来なかった

2008-07-12 00:47:27 | Weblog
とっても良く見えるD席にて観賞。


片桐仁さんは、ラーメンズの片桐仁で、ご出演されておりました。

演出家の倉持さんも、本日のお話の中で、ラーメンズの片桐仁を希望とおっしゃっておられました。

なので、今回の仁ちゃん、余裕の「よ」の字が、方々からほとばしっておいででした。

彼のセリフの一言二言三言・・・、でも、この言葉に対応しているのは、賢太郎君では、ありません。

アフタートークでは、中心になって話を進める役も、きちんと演じておられました。



片桐仁は、もう、小林賢太郎の後ろで、好き勝手に脳を宇宙に飛ばしてる彼では、ありません。

一端の役者として、その存在を我々に印象付け、自分の力で自己主張が出来るまで、成長していたのです。



これは、喜ぶべき事なのでしょうが、今夜の私には、少々寂しい複雑な気持ちで一杯です。